林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

思い出の音楽 その21 Timing

2021年02月22日 06時46分04秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、お元気でございましょうか??

おいらは、楽しくやっておりますぞ~。

非常事態宣言の解除も、だんだん近づいてきましたな~。

まあ、だからといって、すぐに日常生活に戻れるわけではないのですが(苦笑)

 

それはともかく、前回はイングヴェイについて語りましたな。

そして、うちのバンドの長い休眠期間が近づいてきたことも。

 

そう、おいらたちの第1の春は終わりに近づいてます。

まず、何より大きかったのは、店長が「アップルビデオ高津店」から異動になったこと。

当時の社長が新しく出店した、保土ヶ谷のレンタルビデオ店の店長にされてしまったのです。

おいらもヘルプで何回か行ったことがありますけれども、高津と保土ヶ谷は遠いですよ・・・

それで、おいらと店長が、ほとんど会えなくなってしまったこと、これが大きい。

これによって、うちのバンドは解散するでもなく、自然消滅といった感じになります。

 

おいらは、就職して、引っ越しして、結婚して、新しい生活を始めることになります。

VROOOMは自分の趣味が生かせる仕事について、新しい生活を始めます。

店長も、紆余曲折ありながらも、結婚して、新しい生活を始めます。

3人とも、それぞれの道を歩んでいくことになったわけですね。

 

そう、それで冒頭の写真の、

ブラック・ビスケッツの「Timeng」ですよ。

どうして、この曲がおいらの「思い出の音楽」に入っているのかというと。

おいらの結婚式で、ヨメと2人で歌った曲だからですよ(大笑)

 

当時「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」という番組の中で。

ポケット・ビスケッツのライバル役として作られたユニットですね。

この曲は、かなり売れましたなあ。

ポケット・ビスケッツよりも売れたんじゃないか、とさえ思ってしまいますぞ。

 

おいらの結婚式は、ホテルや結婚式場じゃなくて、渋谷のバーでやったんですよ(笑)

司会進行も、企画も、全部友人たちがやってくれたのですわ。

なので、親族はほとんど呼ばず、仲間内だけのパーティーだったわけですね。

もちろん、指輪の交換も、誓いのキスもしておりません(苦笑)

 

おいらは、そういう「いかにもな結婚式」が気恥ずかしかったんですよ。

なので、ヨメに相談してこういう形になったのですが。

今思えば、結婚式は新婦のためのものですからね~(遠い目)

もう20年以上前のことですが、こういう結婚式で納得してくれた、ヨメに感謝ですな(感涙)

 

さて、おいらたちの結婚式は、バーでのカラオケ大会みたいなものでしたからね(笑)

 

まず、新郎(おいら)が歌った曲が、

ハウンド・ドッグ「フォルテシモ」(大笑)

 

愛が全てさ~!!

 

というやつですね。

 

その後、新婦(ヨメ)が歌った曲が、

広末涼子「大スキ!」(爆笑)

 

とっても、とっても、とっても、とっても、とっても、とっても、大好きよ~!

 

というやつですよね。

 

はい、もう完全に、ネタ大会です。

 

新郎新婦双方の友人スピーチも、あいさつ代わりに、カラオケを披露するというありさま。

 

そして満を持して、新郎新婦で「Timeng」を歌って大団円(笑)

 

いやあ、我ながら、とんでもない結婚式だったですな・・・(遠い目)

 

 

もちろん、うちのバンドのメンバーは全員来てくれて、祝福してくれましたわ。

 

そしておいらは、結婚生活と、仕事と、子育てと、という生活に入っていくことになります。

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

 

ブラック・ビスケッツ  タイミング

うわあ、時代を感じるなあ~(遠い目)

ナンチャン、若いな~!!

でも、今聴いても、ビビアン・スーの歌声がとても胸にしみますな~。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その20 Memories

2021年02月15日 07時13分39秒 | 思い出の音楽

だんだん、春めいてきて、東京では梅の花が咲き始めました~。

みなさま、お元気でございましょうか??

つい先日は、大きな地震もありましたが、お怪我などされておりませんか??

おいらは、なんとか元気に、ギターの練習・散歩・ジョギングなどをしておりまする(笑)

 

さてさて前回は「アンプラグド」ブームから、うちのバンドが誕生した経緯まで話しましたな。

ここら辺、時系列が混乱してしまったので、もう一度整理しておくと。

 

おいらが、

・大学2年生の時に、アップルビデオ高津店のアルバイトを始めて、店長と出会う。

・大学3年生の時に、大学のサークルの後輩と、池袋で路上ライブをやるようになる。

それを店長に話して、店長と2人でバンドを結成して、2人で路上ライブを始める。

・大学3年生の正月に、それをVROOOMに話して、VROOOMが3月に上京する。

・大学4年生の時が、第1次アップルビデオ高津店のメインの活動期間で、その後は休眠期間へ。

 

今は、この辺りのことを思い出しながら、「思い出の音楽」シリーズを書いているわけですが。

 

 

さて、冒頭の写真は、

イングヴェイ・マルムスティーン様ですね!!(鼻息)

ギターを燃やしております(驚愕)

 

 

 

これは間違いなく、

この影響を受けてますよね(間違いない・笑)

 

いやあ、このシーンの映像は、店長に見せてもらったんだけども、びっくりしたなあ(遠い目)

こんなこと、現在はできませんよね、安全上の問題とかで・・・

イングヴェイも、よくやったなあ、会場の責任者とか、冷や汗ものだったでしょうねえ。

 

まあ、それはともかく、イングヴェイ・マルムスティーン伯爵ですよ。

店長が若いころに憧れまくって、必死でコピーしていたことは、このブログには何度も書いてますが。

 

 

冒頭の写真のCD「ライブ・イン・レニングラード」も店長に借りました。

というか、今も借りております(爆笑)

かれこれ20年以上、我が家にあるのではないでしょうか(借りパク・笑)

 

なんか、店長に、

「このCD、つぁんが、ずっと持ってていいよ~。」

と言われたような、言われてないような(大笑)

 

このCDがおいらにとって、初めてのイングヴェイ体験だったわけですが。

ギターのとんでもないスピード感に、びっくらこいたなあ~(遠い目)

 

それでも、店長に言わせると、

「この時は交通事故の後だから、事故の前ほどのすごさは、まだ復活してない時期なんだけどね」

とのこと(驚愕)

 

これで、全盛期じゃないのかよ・・・

 

イングヴェイは、スポーツカー・マニアで、スピードを出しすぎて、木にぶつかって重傷を負ったとのこと・・・

1週間くらい意識が戻らなかったらしいから、とんでもない大事故だったんでしょうな・・・

それによって、ギターを弾く上でとても大切な、右手の動きに支障が出てしまったらしい。

 

でもこのライブCDを聴いても、そんなこと、みじんも感じませんよ??

まあ、店長くらいのマニアになると、わかるのかもしれないけど、おいらにとっては、すごすぎです。

 

そう、そんなイングヴェイの曲の中で、唯一、店長と2人でカバーしたのが、表題にもある、

「Memories」

という曲です。

 

これは「第1期アップルビデオ高津店」の、路上ライブでもやっていました。

本当に第1期の終わりごろ、バンドが長い休眠に入る直前ですね・・・(遠い目)

 

店長に、

「イングヴェイの『Memories』という曲を、2人でやろうよ」

と言われたときは、ものすごくびっくりしましたわ。

 

イングヴェイの曲なんか弾けるわけがない、と思ってましたからね。

でも、この曲はそんなに難しくなくて、当時のおいらでも、なんとか弾くことができたのです。

 

そしてこの曲は、長い休眠期間を経て、バンドが再結成したときのライブでも演奏することになります。

つまり、うちのバンドにとって、思い入れのある曲なんですわ。

 

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

Memories

わずか1分ちょっとの曲ですが、本当に美しい・・・(陶酔)

当時のおいらたちは、合間にそれぞれのアドリブを入れて、引き伸ばして演奏しておりました。

 

うちのバンドでインストの曲は、ほとんど演奏してこなかったんだけども。

前回の店長のブログにもある通り、そろそろ、またやってもいいかも(ニヤリ)

 

あと「Memories」という題名がまた良いですな~。

まさにおいらにとっては「思い出」の音楽ですからな~。

 

そしていよいよ、楽しかった大学生活第1期アップルビデオ高津店の活動が終わっていき。

おいらたちのバンドは、長い休眠期間に入っていくことになります。

 

というわけで、以下次号じゃ!!

 


思い出の音楽 その19 Tears In Heaven

2021年02月08日 07時30分36秒 | 思い出の音楽

なんか、東京は良い天気が続いておりますな~。

散歩とジョギングが大好きな、おいらとしては最高に気持ちいい季節です。

外に出ると、きりっと引き締まるような寒さが、これまた良いのですわ。

 

さてさて前回は、路上ライブをやっていたころに、お客さんからリクエストを受けた、という話でしたな。

当時のおいらは、大学では音楽サークルに入ってました

その音楽サークルで、文化祭のたびに、ライブをやっていたのですが。

当時は「アンプラグド」がブームだったのですよ。

MTVの企画で、有名アーティストが、アコースティック楽器で演奏するという趣向の番組。

 

これは、アコースティックが大好きなおいらにとっては、たまらない企画!!(鼻息)

たくさんのアーティストの「アンプラグド」CDを買いましたなあ(遠い目)

そして、音楽サークルの仲間と、アコースティック・バンドを組んだものです。

これは、メタルばっかりやっているサークルの中では新鮮で、お客ウケも良かったのです。

 

 

その中の1人の後輩が、

「アコギでやるんなら、路上でもできますよ!」

とおいらを誘ってきて、2人で池袋の芸術劇場の前で路上ライブをやることになり。

だんだん、毎週末のようにその後輩と路上で演奏するのが当然のようになってきたのです(笑)

 

ただ、おいらもその後輩も、ギターを弾きながら、勝手に歌うことしかできなかったし。

自分の好きな曲しか歌詞を憶えてないので、お互い融通が利かず(笑)

交代で演奏するという感じで、いっしょに演奏していたと言えるかどうか(爆笑)

でも、路上で演奏するのは楽しくて、病みつきになってしまったのですわ。

 

それをアルバイト先の店長に話したら、今のバンドの結成につながったわけです(大笑)

 

そう、うちのバンドの元をたどると「アンプラグド」ブームに行き着くのですわ。

 

 

そんなブームの火付け役になったのが、冒頭の写真、

エリック・クラプトン様ですよっ!!

もちろんおいらは、CDも、ビデオも、楽譜も、全部持ってますっ!!(鼻息)

 

このCDに入っている曲は、どれも素晴らしくて、だいたいの曲はコピーしました。

おいらにとっては、音楽の教科書のような存在ですね。

 

それらの中で、クラプトンがスライド・ギターを弾いている曲もあるのですよ。

ビデオのその映像が、おいらが初めてスライド奏法を見た瞬間かもしれないです。

これまで、スライド・ギターが入った曲は聞いてきたけども、実際に見るのは初めて。

 

ガラスの筒を指にはめて、弦の上を滑らせて音を出すのを見て、

カッコよすぎる!!(憧れ)

と思ったのを、つい昨日のことのように憶えておりますぞい。

 

ただ、その時には、ギターのチューニングや弦高の問題など、おいらがマネをするには、敷居が高かったのは事実。

すぐにスライド・バーは購入したけども、ぜんぜんうまく弾けませんでしたわ。

おいらがチューニングを変えて、スライド奏法をやるようになるのは、この20年後くらいですね。

 

その代わりというわけではないけども、スライド奏法以外の曲については、だいたいコピーしました。

その中でも、表題の曲「Tears In Heaven」については、ずいぶん練習しましたなあ。

今でも、このアルバムの中の曲としては、楽譜を見ないで弾ける、唯一の曲かもしれないっすな(笑)

この曲が弾けるだけで「おお、やるじゃん」と思ってもらえて、かなり得をしましたわ(爆笑)

 

自分のギターをオープンDにチューニングする前は、ギターを持ったら、とりあえず、この曲を弾いてました。

それぐらい、おいらのギター人生で、たくさん弾いた曲なんですわ。

ただ、うちのバンドでは、演奏しなかったです(苦笑)

というのは、店長に憶えてもらうには、あまりにも複雑な構成の曲だから。

なので、自分1人で演奏するときだけの曲、といった感じです。

 

今でも、この曲を聴くと、大学時代のいろんな情景が思い浮かんできます・・・(遠い目)

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

Eric Clapton - Tears In Heaven 

和訳付きでみると、グッときますなあ・・・(涙)

この曲は、クラプトンの息子さんが、事故で亡くなったことを歌っているのですよ。

名曲中の名曲と言っていいでしょうなあ(遠い目)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その18 No Woman, No Cry

2021年02月01日 06時57分19秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、お元気でございますかな?

緊急事態宣言の期間も、どうやら延長されそうな感じですなあ(ため息)

でも、店長のブログにもあった通りできることからコツコツと!!

 

それはともかく前回は、スーパー・ギター・トリオのCDについて語りましたな。

おいらのギター弾きとしての弱点は、右手!!(遠い目)

これは後々までおいらを祟りまして、再結成してからのうちのバンドのライブでは・・・

毎回のように弦を切って、ライブを台無しにする始末(滂沱の涙)

 

そんなおいらですが、当時は20代前半、へたっぴのくせに、路上で演奏しておりました。

今思えば、第1期のアップルビデオ高津店の活動期間は、3年くらいあったかどうか・・・

バンドとして、アンサンブルを向上させていくような、時間的余裕は無かったと言えますな。

現在のように1週間に1度、会って練習できるというのは、大変幸せなことですわ。

なので、できる限り無理をせず、練習時間を持ち続けようと思っておりまする。

 

さて、そんな若いころ、第1期のアップルビデオ高津店の路上ライブの思い出ですが。

うちのバンドは、特定の方だけには、大変ウケました(苦笑)

 

これは、現在でもそれほど変わっていなくて、うちのバンドの上得意様は、

年配の方

保育園児

外国の方

以上です(爆笑)

 

若い女性が、かぶりつきで見てくれる、なーんてことは、数えるほどしか遭遇してません。

ですが、

年配の方は、遠くからしばらく眺めた後、近づいてきて、お酒やお金をくれたりします。

保育園児は、必ずといっていいほど、うちのバンドにくぎ付け(笑)

外国の方は、演奏に合わせて手拍子してくれたり、写真を撮ってくれたりします。

 

でも、それ以外の方は、ほとんど、ちらっと見て通り過ぎるだけ。

 

いや、それは全然間違いじゃなくて、路上演奏は、騒音だと言われればその通り。

ひたすら謝って、その場を立ち退くのが当然です。

だから、うちのバンドは、できる限り、迷惑にならない場所を選んで、音量もひかえめに演奏してます。

それでも苦情が来てしまったら、その場所ではもう演奏しません。

 

でも、たまーーに、うちのバンドの音楽を聞いて、声をかけてくださったり。

お金をいただいたりお酒を差し入れてくださったりすることがあって。

そういうことを経験すると、嬉しくて、もうやめられなくなってしまうんですわ(苦笑)

 

第1期の時でも、そういうことはよくあったのです。

店長なんか、それで完全にハマってしまって、毎年夏の路上ライブが楽しみで仕方ないみたい。

そう考えると、おいらが店長に、変わった趣味を教えてしまったようですな。

 

そう、おいらが忘れられないのは、第1期の路上ライブの時に、熱心に聞いてくれたおじさんが居て。

 

君さ、ええ歌、歌うとるな。

と、声をかけてくれたのです。

あ、ありがとうございます~!

と言ったら、

わしのう、ボブ・マーリーが好きでたまらんのや。

と言われ、立て続けに、

リクエストや、「No Woman, No Cry」歌うてくれ。

と言われたのですわ。

 

いやあ、慌てました(大笑)

当時のおいらは、ボブ・マーリーについては名前を知っている程度で、ちゃんと聞いたことがない。

素直に謝って「Stand by me」かなんかを歌って、お茶を濁しました。

 

路上ライブが終わって、次の日に、冒頭の写真の、

ボブ・マーリーのライブCDを買いました。

 

そして「No Woman, No Cry」を聴いて、素晴らしい名曲だと思いましたわ。

それを知らなくて、さわりだけでも歌えなかった自分が情けなかったっす。

 

それ以降、お客さんがリクエストしてきた曲は、できる限り聴いておこうと思ってます。

だから、おいらの「思い出の音楽」の中には、お客さんからの影響もあるのですわ。

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

Bob Marley & The Wailers - No Woman, No Cry

 

この独特のリズム感と、素晴らしい声。

情感に訴えてきて、泣けますな~(遠い目)

いつか、この曲をちゃんと演奏したいですわ~。

 

というわけで、以下次号じゃ!!

 


思い出の音楽 その17 Mediterranean Sundance 

2021年01月25日 07時24分24秒 | 思い出の音楽

みなさま、お元気でしょうか?

東京の先週末は、冷たい雨で、寒い日でしたなあ~。

今年はなんか、例年に比べて、寒い気がいたしますな。

それでも、おいらは元気でおりますぞっ(鼻息)

 

さてさて前回は、第1期アップルビデオ高津店が、路上ライブをやっていたころのお話でしたな。

そのころは、今から考えれば、本当に勢いだけで突っ走る日々。

音楽の演奏力は、大変低うございました(遠い目)

いやあ、今となっては、そのころの演奏なんて見てられませんぜ(号泣)

前回書いた通り、レパートリーも3曲しかないし(爆笑)

 

そんな中、店長がある日、

つぁん、これを聴いてみてごらん。とんでもないから(笑)

と言って、渡してくれたのが、

 

冒頭の写真の、

スーパー・ギター・トリオライブCDだったのですよ。

 

当時、おいらは、ヴォーカルが入っている音楽しか聴いたことがなかったのです。

だから、ギターだけの演奏なんて、つまらんだろうなあ、と思いつつ聴きまして。

 

殴り飛ばされるような衝撃を受けました(爆笑)

 

1曲目からすごいすごいすごい・・・

 

アル・ディ・メオラと、パコ・デ・ルシアの、2人だけの演奏とはとても信じられんっす。

 

こんなにすごいギタリスト、存在するんだ(遠い目)

店長は、アル・ディ・メオラが好きで、そこからこのCDにたどり着いたようですが。

おいらは、パコ・デ・ルシアが大好きになりましたなあ。

というか、ジョン・マクラフリンも含めて、3人ともすごすぎです(当然)

 

 

あまりにもすごすぎて、自分でも少しは弾けるようになりたいと思い。

楽譜まで買いました(爆笑)

 

そして、怖いもの知らずにも、1曲目の曲を練習いたしまして。

ぜんっぜん、うまく弾けませんでした(苦笑)

その曲が「Mediterranean Sundance」訳して「地中海の舞踏」ですね。

とにかく、イントロだけでも弾きたいと執着しまして・・・

なんだかんだと、暇があるたびにチャレンジしてみましたが、まったく無理・・・

 

ある時に店長に、

つぁんはね~、とにかく右手の練習が足らないんだよね~(ため息)

と言われたのを、よく憶えておりまする。

 

まったくもってその通り!!

 

おいらは、ピックを使って、ギターの弦をきちんと弾けなかったんですわ。

これはその後、十年くらい経って、ピックを捨てて指で弾くようになって、かなり改善されます。

でもそれまでは、ずーーーーーーーーっと、おいらにとって、右手がネックでしたなあ(遠い目)

 

そう、おいらのギター人生の超えられない壁として、ずっと存在している曲なのですわ。

 

なもんで、このCDはおいらにとって、挫折の思い出でもあるのですが・・・

そんなこと関係ないくらいに、今聴いてもワクワクする音楽です!!

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

 

CDでは2人で演奏していますが、3人全員で演奏しているバージョンです。

スーパー・ギター・トリオ「地中海の舞踏」

いやあ、もう、すごいすごいすごい・・・(歓声)

これは、もう、たまらないですなあ。

ちなみに、おいらと店長は、彼らの日本公演を見に行った事があります。

その時も、すごかったなあ~(遠い目)

 

というわけで、ギターの練習しよっと(笑)

以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その16 Knockin' on Heaven's Door

2021年01月18日 08時45分26秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、お元気でございましょうか??

おいらは、なんとか元気で頑張っておりまする。

新型コロナの影響で、またまたライブハウスや飲食店が苦境に追い込まれておりますな・・・

おいらたちがお世話になった、立川の音楽酒房「農家」も閉店してしまったし・・・(遠い目)

これ以上、なじみの店がつぶれるのは、避けたいけども。

おいらたちにできることは、わずかしかないですからね・・・(遠い目)

 

さてさて、それはともかく、前回は第1期「アップルビデオ高津店」の路上ライブについて。

そもそも、その頃のうちら3人は、バンド名を持っていませんでした。

2012年に再結成した時から「アップルビデオ高津店」を名乗るようになったわけです。

当時、路上演奏をしていたのは、池袋の芸術劇場の前の公園

路上ライブがまだまだ珍しかったころで、うちのバンド以外に演奏している人たちはほとんど居ませんでした。

警察の方たちに注意されることもほとんど無くて、今思えば、ほのぼのとした時代でしたな。

 

さて問題は、演奏する曲ですよ。

1曲目は、ニール・ヤングの「Like a hurricane」

2曲目は、ベン・E・キングの「Stand by me」

そして、もう1曲が、今回のテーマである、

ボブ・ディランの「Knockin' on Heaven's Door」ですよ。

 

この曲も、コードは4つくらいしかないし、大変演奏しやすい曲です。

しかも、それなりに知名度はあるし、店長に自由にソロをとってもらえる。

うちのバンドが、路上演奏のレパートリーに入れるには、とてもふさわしい曲ですわ。

 

この曲をおいらが知ったのは、ガンズ&ローゼスがカバーしていたから。

かなり、ど派手にアレンジしてあって、大変カッコいいバージョンになってます。

そこからさかのぼって、オリジナルを聞いたら、ギターとドラムスが主体のシンプルな演奏。

なるほど、これはいろんな料理の仕方ができる曲なのだな、と思いましたわ。

 

ボブ・ディランの曲って、そういうのが多いですよね。

「見張り塔からずっと」もそうだし、「アイシャル・ビー・リリースト」とかもそう。

前者は、ボブ・ディラン本人の演奏よりも、ジミ・ヘンドリックスのバージョンの方が有名。

後者も、本人の演奏よりも、ザ・バンドのカバーの方が有名じゃないかなと。

 

ボブ・ディランは、ノーベル文学賞を受賞して、ものすごく評価の高いアーティストだけども。

それより前は、日本だと、思ったほど一般的な知名度は高くなかったんですよね。

本当に洋楽好きの人が、彼の詞を解釈して「すげえ」とうなっていたようなイメージ。

そもそも、あの鼻にかかった声が、一般受けしないですもんね(笑)

 

おいらはニール・ヤングが大好きなので、

もちろん、ボブ・ディランも大好きです!!

 

おいらが1番最初に買ったアルバムが、冒頭の写真の、

「偉大なる復活」というライブ盤ですわ。

このアルバムは本当に素晴らしいっす(遠い目)

バックバンドが、ザ・バンドですからね・・・(うっとり)

ボブ様も、ものすごいテンションで、ぶちかましまくってます!

 

 

このアルバムでボブ・ディランとザ・バンドが大好きになりまして・・・

この後、おいらはボブ・ディランのアルバムを、10枚以上は買いましたなあ。

 

 

例えば、

「ハイウェイ61」!!

このアルバムには「ライク・ア・ローリングストーン」が入っていますからね~。

いつか、うちのバンドでもやりたい曲だなあ~。

 

例えば、

「ブロンド・オン・ブロンド」!!

これも名曲ぞろいの、すごいボリュームのアルバムですよ・・・(遠い目)

 

さらに、

「血の轍」!!

アコースティックなアルバムで、もしかしたら、1番たくさん聴いたかもしれません・・・

 

それぞれ、すごく良いアルバムで、何度も何度も何度も聴いたなあ。

ボブ・ディランの声って、最初は「え??」と思うような悪声なんだけども(爆笑)

聴けば聴くほど味わいが出てくるから不思議・・・

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

「偉大なる復活」に入っているライブ・バージョンじゃなくて、オリジナルの音源です。

Bob Dylan - Knockin' On Heaven's Door (Audio)

これはこれで、しみじみとして、良いですなあ~。

ボブ様本人も、ライブの度に、アレンジをいろいろ変えて演奏しますし。

「自分だったらどういうふうに演奏しようか・・・」

といろいろ考えながら聴けるのが、とても素晴らしいですな。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その15 Stand by me

2021年01月11日 08時24分31秒 | 思い出の音楽

さて、年が明けて、いきなり緊急事態宣言が出され・・・

東京都の感染者数が、2000人を超える状態・・・(遠い目)

こ、これは、想像以上に厳しい状況になってきましたなあ。

みなさま、歯を食いしばって、忍耐ですぞっ!!

 

さて前回は、アップルビデオ高津店のバイト仲間の、Kさんのお話でしたな。

当時のアップルビデオ高津店には、ギターが上手い猛者が何人もいまして・・・

店長はもちろん凄いし、Kさんも、Kさんと結婚した先輩も、その他にもたくさん。

そしてカウンターの中で、ギタリスト同士の、熱い会話がなされていたものです。

そんな中、おいらはギター演奏者としては、駆け出しもいいとこでして。

 

 

それこそ、ニール・ヤングのような、

テクニックは無くても、熱い魂で演奏するのじゃ!!

という路線を突き進んでおりました(今もか・笑)

 

 

そう考えると、当時のギター愛好者というのは、本当にテクニック至上主義的なところが有りまして。

『ギターマガジン』とかを読んで、難しいギター・ソロを難なく弾くような人たちが多かったのです。

もちろん、使っているギターは、エレキ・ギターの最新モデルたち。

おいらのように、アコースティックで、古いギターが好きというのは本当に珍しかったですなあ。

 

そんなバイト仲間の中でも、店長のギターのテクニックは一目置かれていて。

「イングヴェイの曲を練習してるって、すげえよなあ!」

とバイト仲間たちとよく話していたもんです。

 

まあ簡単に言うと、ギターの弾き方としては、おいらと店長は

完全に真逆

だったわけですわ。

 

それなのに朝から晩まで一緒に働きながら、音楽の話やらなんやらしているうちに。

おいらと店長が2人で路上演奏をするようになった、というのが不思議なところ。

そこらへんの経緯については、このブログの「バンドの歴史」シリーズにも書きましたけども。

 

 

で、問題は、2人で演奏する曲ですよ・・・(遠い目)

それまでにおいらが練習してきた曲は、ほとんどニール・ヤングの曲ばかり。

かといって、ニール・ヤングばかり演奏しても、路上でうけるとは思えない。

当時はインターネットとかで、演奏したい曲を調べるなんてことはできないし・・・

店長といっしょに演奏するわけだから、コード進行も単純なものがいい。

 

そうやって、いろいろ考えて、はたと思いついたのが、

「スタンド・バイ・ミー」ですよ!!(鼻息)

これなら、もともとよく知られている曲だし、さらに当時映画が流行ったし。

おいらも、この映画のサントラ盤は持っていました。

この年末の大掃除で、処分してしまいましたがね・・・(遠い目)

 

コード進行も、4つのコードを延々と循環させるだけ!

 

なので、店長と路上ライブをやるときの、レパートリーに入れたわけです。

あとは、このブログにも前に書いた、ニール・ヤングの「ライク・ア・ハリケーン」!

もう1曲くらい有れば、路上ライブなんて何とかなるだろうという、甘い考えです。

 

当時のおいらは、

「店長のギターソロで時間は稼げる!」

と考えてましたからねえ(笑)

 

そう、初期(第1期)のうちのバンドは、

おいらが歌う。(ギター演奏はおざなり・ハーモニカも吹く)

店長がソロをとる。(かなりの長時間弾きまくる)

VROOOMがリズムをキープする。

というだけの、単純な構成でしたからな~。

 

そんな中で、たぶん、1番お客さんにウケた曲が「スタンド・バイ・ミー」でしたわ。

 

というわけで、聞いていただきましょうか、映画のダイジェスト付きです。

Ben E. King - Stand By Me

少年たちの友情の物語でしたなあ~。

線路を歩くと言えば、この映画!!(爆笑)

この映画は、確かアップルビデオ高津店で借りて見たと思うけども、これまた名作!!

ストーリーとしては「少年たちが死体を見に行く」だけと言ってもいいんだけど(笑)

何とも言えない味があるんですよね~(遠い目)

おいらもこの映画の映像を見ると、少年時代とか故郷とかを思い出しますなあ。

 

んで結果的に、この曲をうちのバンドのレパートリーに入れたのは、大正解でしたな。

いつ、どこで、誰を相手にしたライブであっても、きちんとはまる曲。

オールマイティな名曲ですなあ~(涙)

 

ライブのアンコールで使ってもいいし、どんなアレンジで演奏しても大丈夫。

いろんなライブの時に、本当にお世話になった曲ですわ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その14 One of us 

2021年01月04日 07時45分02秒 | 思い出の音楽

みなさま、あけましておめでとうございます!!

本年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます!

 

昨年の大晦日に、東京都では、1300人くらいの新型コロナの感染者が出てしまい・・・

今年はいきなり、緊急事態宣言が出るかもしれないような感じですね・・・

 

 

そんな中、おいらは年末に、部屋にあった大量のCDを処分いたしました。

そうしないと、もはや収納するスペースが無くなってしまったからですね。

いやあ、たくさんのCDを購入して、ずいぶんと音楽を聴いてきたものですなあ(遠い目)

 

 

というわけで前回は、ブルースを聴きこむようになった、そのいきさつまででしたな。

アップルビデオ高津店でのアルバイト中に、店長が同じ音楽をかけまくり(笑)

それに閉口したおいらが、部屋でブルースを聴きまくったことがきっかけでしたわ。

 

そこで思い出すと、アップルビデオ高津店というのは、本当に楽しいバイト先でした。

まず店長が、いつもにこにこ(笑)

そしてアルバイトの人たちは、ほとんど大学生で、同年代ばかり。

さらに店長が選んで採用したのかは不明だけども、音楽が好きな人が多かったのです。

 

 

そんな時、おいらの後から入ってきたアルバイトに、Kさんという同い年の女の子がいたのです。

その子は音楽の専門学校に通っていて、ギターを弾いて、作詞作曲もしており。

彼女が借りている部屋が、おいらの部屋のそばにあって、いろいろと音楽の情報交換をしていました。

 

 

そんなKさんが、おいらにくれたのが・・・

冒頭の写真の、このCDです。

ジョーン・オズボーン「relish」というアルバムですね。

 

当時、ジョーン・オズボーンはデビューしたばかりで、これはファースト・アルバムですな。

Kさんはこのアルバムを買ったけど、そんなに気に入らなかったらしく、おいらにくれたのです。

他にも、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのアルバムをくれたことも憶えていますわ。

 

 

そう、おいらとKさんは、音楽の趣味が真逆でして(大笑)

彼女が良いという音楽を、おいらがけなし、おいらが良いという音楽を、彼女がけなす(苦笑)

こうして、アップルビデオ高津店のカウンターの中で、よく罵り合いをしたものです(遠い目)

 

というのも、Kさんはバイトのシフトで、朝の担当になったので、

店長おいらKさん

のうち、2人で朝の10時から夕方の6時まで、いっしょに働くことが多かったのです。

 

店長とおいらの組み合わせの時は、和気あいあい。

店長とKさんの組み合わせの時も、和気あいあい。

おいらとKさんの組み合わせの時は、罵り合い(爆笑)

 

とはいっても、仲が悪かったわけではなく、同い年で音楽好きだったので、変な対抗心があったのかもしれませんわ。

 

ちなみに、Kさんはアップルビデオ高津店のアルバイト仲間(おいらの先輩)と結婚しました(驚愕)

 

いやあ、青春ですなあ(遠い目)

 

そんなKさんが気に食わなかった、ジョーン・オズボーンのCDをおいらはとても気に入り(笑)

 

 

その後・・・

ジョーン・オズボーンのCD、こんなに買いました・・・

あ、手前真ん中のCDが、Kさんからもらったものですね。

 

もちろん、Kさんが気に食わなかった、スティーヴィー・レイ・ヴォーンも、大好きですよ(笑)

 

 

というわけで、ジョーン・オズボーンの曲の中で、

おいらが1番好きなものを聞いていただきましょう。

Joan Osborne - One Of Us (Official Music Video)

この曲は当時、かなりのヒット曲でした。

これ以降、ヒット曲が出てないんですけどね・・・(涙)

 

でもこの曲はすごく良い曲だし、Kさんの思い出も含めて、うちのバンドのレパートリーに入れています。

 

店長は、Kさんをすごく気に入っていたしなあ(笑)

 

あの当時アップルビデオ高津店でアルバイトしていた仲間たち、今ではほとんど付き合いがないけども。

みんな、元気でいると信じていますぞ!!

 

以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その13 I Just Want To Make Love To You  

2020年12月28日 07時41分22秒 | 思い出の音楽

年も押し迫ってきましたが、みなさま、いかがお過ごしですかな??

おいらは、元気ですぞっ!

 

さて前回は、

 

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ(以下略・笑)

 

について語ったわけですが(笑)

その時に言い忘れましたけども、この曲は、名曲です!!

イントロだけじゃなくて、メロディも、サビも、ブリッジも、完璧ですわ。

若い(当時、中学生の)女の子たちが歌ったから、というのもあるけど、人気が出て当然の曲です。

 

とは言っても、それを毎日毎日、延々と聞かされたら、それはさすがに厳しいですよね・・・

 

そんな日々、おいらは仕事が終わって、部屋に帰ると、

このアルバムを必ず聴くようになったのです。

もちろん、言わずと知れた、泣く子も黙る、マディ・ウォーターズのベスト盤ですね。

 

おいらは、その当時までに、ロックのルーツの1つとして、ブルースを聴かねばならんと思い。

このアルバムを購入していました。

でも、そんなに好きになれていなかったのですわ。

何だかわからんけど、とにかく凄いけれども、敷居が高い・・・

そんな感じで、部屋に置いてあっただけだったのです。

 

ところが職場に行けば、佐藤藍子推しの店長が、毎日のように

 

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ(以下略)

 

をかけ続けるわけで・・・(爆笑)

おいらは部屋に帰ると、なにか調子の違うものを聴きたくなったわけです。

 

そこで、毎日のように、このアルバムをかけるようになったのですな。

 

すると・・・

 

最初はどの曲を聴いても、同じように、重苦しかったはずのブルースが・・・

だんだん、生き物のようになって、おいらの頭の中に住み着くようになり・・・

1ヵ月くらい経ったら、このCDを、何度もかけ続けるようになっていたのですわ。

 

マディ・ウォーターズの歌が、最初はどれも一本調子に聞こえていたのに。

その声の深さと、闇と、力強さと、マッチョさと、節回しに、どんどんヤラレていってしまい・・・

気がついたら、完全に、ブルースの虜・・・

 

 

そして、

こんなCDまで購入してしまいます・・・

はい、サニーボーイ・ウィリアムスンⅡのCDですね・・・

このジャケットの黒人さん、サニーボーイ本人じゃないんですよ。

なんの関係もない、ホームレスさんだそうです・・・(まじかよ)

もう、何が何だかわからないジャケットですが、中身の音楽も、真っ黒・・・

おいらはどんどん、ブルースの泥沼に、はまっていきます・・・

 

 

 

そう、前回書いた「STEADY」を聞きまくったことによる副産物とは、

ブルースとの出会い

だったわけですね。

今考えてみると、店長が「STEADY」を、仕事場でかけまくってくれたおかげで、

その反動で、おいらはブルースを聴きまくり、ブルースの魔の手に捕らえられたと。

 

この時、おいらの年齢は22歳くらい。

それから、ずーーーーーーーーーーっと、ブルースを聴いております。

でも、全く、飽きないんですよ・・・

おいらは、ものすごーーーく、飽きっぽい性格なのに、ブルースだけは飽きない。

ニール・ヤングも、ヴァン・モリソンも、大好きだけど、たまに聴かなくなる時期がある。

でも、ブルースは、いつでも聴いていたいんだなあ・・・(遠い目)

 

というわけで、このマディ・ウォーターズのベスト盤。

ジャケットは、マディ様の横顔だけという、潔い名盤!

この名盤の、1曲目を聴いてもらいましょうか。

 

Muddy Waters I Just Want To Make Love To You

何と言えばいいんでしょうか、このリズムというか、世界観というか・・・

 

そして間奏のハーモニカ・・・

これ、人間業とは思えん(号泣)

 

1曲目から、これですからねえ・・・

この後も、怒涛の名曲ぞろいですぞ!!(鼻息)

とは言っても、耳慣れないうちは、全曲同じように感じてしまうかもしれませんが(笑)

 

こうして、おいらは「ブルース好きな男」として認知されるようになったわけですね。

 

うちのバンドでも、おいらがゴリ押しして、何曲かブルースをレパートリーに入れてますし。

全然ブルースに興味がなかった店長にも、ブルースの良さを布教しまくり(笑)

今では、ブルースで、ジャム・セッションができるようになりましたからなあ(感無量)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その12 STEADY 

2020年12月21日 07時12分19秒 | 思い出の音楽

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

 

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ 

らっぱっぱっ!

でげどん でげどん

 

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ 

らっぱっぱっ⤴!

でげどん でげどん

 

会いたくて~、たまらない~。

 

 

いきなり、すいません(爆笑)

いよいよ、この曲について語らねばならない時が来ましたなあ~(遠い目)

頭の中に居座っちゃって、離れない、このイントロ、たまりませんなあ~。

 

いやあ、前回、店長とバンドを組んで、VROOOMが上京してきたところまで語りましたが。

相変わらず、おいらと店長は、アップルビデオ高津店のカウンターの中で働いておりました。

1996年の年末あたりのことですね。

その当時はもう、かなり仲良くなっていて、店長はよくおいらの家に遊びに来ていたし。

おいらの家でギターの練習をしたり、音楽理論について教えてもらったり。

CDを貸し借りして、お互い、音楽の知識を増やしたり。

仕事終わりに、高津の町でラーメンを食べて語り合ったりしたもんです。

VROOOMもこちらの暮らしに慣れてきて、よくいっしょに遊びましたわ。

今考えてみると、かなり楽しい生活をしていたんですなあ(遠い目)

 

 

 

 

そんなある日の、朝10時に仕事が始まって、いつものように店長が、CD棚を開けます。

 

 

 

 

あ、来るな(察し)

これをかけるんだな(爆笑)

おいらは身構えます。

いつもの曲の、いつものイントロで、いつもの仕事が始まりそうな感じです。

 

 

 

と、こ、ろ、が!!

店長がその日、1発めにかけたCDは・・・

 

冒頭の写真の・・・

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

 

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ 

らっぱっぱっ!

でげどん でげどん

 

(以下略・笑)

 

 

 

 

なんじゃあ、こりゃああああ??

店長、どうした??

そこは、お約束のダイアーストレイツじゃないのかよ??

 

おいらは、腰が砕けるような思いがしましたなあ(遠い目)

 

 

 

 

よくよく聞いてみると、店長はその当時、

佐藤藍子が大好きであったと(なるほど)

突然なように聞こえるかもしれませんが、こういうことは店長には、よくあります(笑)

 

 

ヤツは、かなりの、美人好きです。

 

 

けっこう前も、バンドの飲み会で、何の脈絡もなく、

「鈴木ちなみってかわいいよね~!!」

とか言い出したことがあります(爆笑)

 

「どこそこの局の、朝の番組の、お天気お姉さんがかわいい」とかも、よく言います。

 

なので、現在となっては、何の珍しさも感じないのですが、当時は仲良くなったばかり。

 

 

「いやあ、佐藤藍子が、かわいすぎてさあ!!

あ? そうそう、ちょっと耳が大きいことで有名な女優さんね。

でも、その耳も含めて、めちゃくちゃ、かわいいと思うんだよね~。

その佐藤藍子が、ここ最近出ているドラマがあってさあ~!!

それの主題歌が、この曲(STEADY)なんだよね~。

だからもう、今日はこの曲、たくさんかけようと思ってさ~!」

 

 

と、相変わらず、にこにこしながら言う店長(笑)

 

 

 

そこから先は、もはや、地獄絵図(爆笑)

 

ダイアーストレイツをかけまくるように「STEADY」をヘビー・ローテーション!

でも、ダイアーストレイツのCDは、フルアルバムなので10曲くらい入ってます。

まあ、そのころは聞きすぎて、全曲、完璧に記憶してましたけども!

それでも、いろんな曲があるから、まだ耐えられる・・・

 

ところが「STEADY」は、当時シングルでしか発売されてなかったので・・・

当然のように、シングルを何度も何度も、かけることになるわけです。

 

もう1曲、たしか似たような曲調の明るい曲(たぶん聞けば思い出せる)がB面にあったはずだけども。

3~4曲中、カラオケバージョンも含めて、

2曲も「STEADY」!!

 

 

それを延々と、延々と、延々と、永遠に・・・(遠い目)

 

 

昔のCDステレオには「トラック1」という名前の、

1曲目だけをエンドレスにリピート

という、魔の機能が付いていたから、それを使ってたのかもしれないけども・・・

 

「もうやめてくれ」と叫びたくなるほどの「STEADY」(爆笑)

 

あまりにも聞きすぎて、おいらの中で、完全に擬音語化されてしまったわけですわ(遠い目)

 

 

 

 

それが冒頭に書いた・・・

 

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

 

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ 

らっぱっぱっ!

でげどん でげどん

 

この擬音語は、おいらの近辺では、かなり有名ですわ・・・

おいらが何度もこの擬音語で歌うので、近しい人はみな、脳裏に刷り込まれてしまったわけですね・・・

 

というわけで、聞いてみましょうか、この麻薬的なイントロを(爆笑)

SPEED 「STEADY」 MV

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

 

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ 

らっぱっぱっ!

でげどん でげどん

 

はい、もう二度と、耳から離れませんね(笑)

この当時、1か月以上、毎日のように「STEADY」を聞く日々・・・(遠い目)

ところが、そのことが、おいらに思いがけぬ副産物をもたらしたのですわ。

 

以下次号じゃ!!