林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

アップル裏ビデオ高津店のこれからだとぉ?! その2

2020年06月15日 07時00分43秒 | バンド内のあれこれ

なんだか、梅雨ですなあ~。

雨の中、先週土曜日は、店長とVROOOMと3人で集まりまして。

音楽酒場「農家」のライブの練習をやりましたよ。

その後は恒例の飲み会ですわ。

なかなかバンド活動がやりにくいご時世だけども、ぼちぼちやっていきましょうや。

という話をしつつ、ワインを飲みましたぞ。

 

さて前回、おいらとツッカさんで曲作りをしようと決めた、というところまで話しましたな。

 

話せば長くなるのですが、おいらの作曲についての考え方を、語っていきたいと思っておりますぞ。

 

まず、さかのぼること20年以上前、おいらが大学生だったころ。

大学3年からの編入で入学してきたツッカさんと知り合いになって意気投合。

当時おいらは、店長とVROOOMとともに、路上ライブをやっておりましたわ。

ツッカさんも音楽が大好きで、いろいろと話しているうちに、彼が詩を書くということを知ったのですね。

そんで、2人でいっしょに曲を作ってみようということになり、しばらく曲作りをやりましたわ。

 

んで、ポップ音楽の作曲について、先に解説しておきますと・・・

詞を先に作る

曲を先に作る

という2つの方法があります。

詞と曲が同時に浮かんでくるということもありますが、それはかなり稀有なケース。

 

そしておいらとツッカさんの場合、ツッカさんが詩を書くということがわかって始まったもんですから。

流れ的に、ツッカさんが書いた詩(詞)に、おいらが曲をつける、という形でやり始めたんですね。

作曲活動なんて、やったことなかったし、今みたいに情報もないし・・・

今考えてみたら、無謀ですなあ(遠い目)

 

というのは、始めに詞があって、それに曲をつけるというのは、高度な音楽知識と技能が必要なのですわ。

邦楽で「詞を先に作る」という方式で作られたアルバムとしては、

これが大変有名ですね・・・

 

はっぴいえんど「風街ろまん」ですよ。

これは基本的に「詞が先」で作られてます。

そりゃあ、細野晴臣とか大瀧詠一とか鈴木茂みたいな天才なら、そういうことも、できるわなあ(遠い目)

 

ダイアトニック・コードもろくにわかってない、当時のおいらには、そんなん無理ですわ・・・

そして、だいたい1~2年くらいやってみて、バンド活動も休止状態になり・・・

そのまま20年以上経過したわけですね。

バンドのほうは8年くらい前に再結成して、今に至っております。

でも、ツッカさんとの作曲活動は、再開したいと思いつつも、なかなか前に進めず・・・

 

ところが、今回の新型コロナ騒動で、おいらは在宅勤務になりましたわ。

さらにバンド活動も自粛になったので、少し時間に余裕ができたのです。

そこで、このブログにも書きましたが、活動自粛中の課題として・・・

邦楽の名作を聴きまくったわけですな。

そしていろいろと調べてみると、名作のほとんどが「曲が先」で作られていることがわかったのです。

 

そうかあ・・・「曲が先」という方法を試してみようか。

 

と、おいらは、ようやく思えるようになってきたのですね。

 

とうわけで、以下次号じゃ!!