さて、年が明けて、いきなり緊急事態宣言が出され・・・
東京都の感染者数が、2000人を超える状態・・・(遠い目)
こ、これは、想像以上に厳しい状況になってきましたなあ。
みなさま、歯を食いしばって、忍耐ですぞっ!!
さて前回は、アップルビデオ高津店のバイト仲間の、Kさんのお話でしたな。
当時のアップルビデオ高津店には、ギターが上手い猛者が何人もいまして・・・
店長はもちろん凄いし、Kさんも、Kさんと結婚した先輩も、その他にもたくさん。
そしてカウンターの中で、ギタリスト同士の、熱い会話がなされていたものです。
そんな中、おいらはギター演奏者としては、駆け出しもいいとこでして。
それこそ、ニール・ヤングのような、
テクニックは無くても、熱い魂で演奏するのじゃ!!
という路線を突き進んでおりました(今もか・笑)
そう考えると、当時のギター愛好者というのは、本当にテクニック至上主義的なところが有りまして。
『ギターマガジン』とかを読んで、難しいギター・ソロを難なく弾くような人たちが多かったのです。
もちろん、使っているギターは、エレキ・ギターの最新モデルたち。
おいらのように、アコースティックで、古いギターが好きというのは本当に珍しかったですなあ。
そんなバイト仲間の中でも、店長のギターのテクニックは一目置かれていて。
「イングヴェイの曲を練習してるって、すげえよなあ!」
とバイト仲間たちとよく話していたもんです。
まあ簡単に言うと、ギターの弾き方としては、おいらと店長は
完全に真逆
だったわけですわ。
それなのに朝から晩まで一緒に働きながら、音楽の話やらなんやらしているうちに。
おいらと店長が2人で路上演奏をするようになった、というのが不思議なところ。
そこらへんの経緯については、このブログの「バンドの歴史」シリーズにも書きましたけども。
で、問題は、2人で演奏する曲ですよ・・・(遠い目)
それまでにおいらが練習してきた曲は、ほとんどニール・ヤングの曲ばかり。
かといって、ニール・ヤングばかり演奏しても、路上でうけるとは思えない。
当時はインターネットとかで、演奏したい曲を調べるなんてことはできないし・・・
店長といっしょに演奏するわけだから、コード進行も単純なものがいい。
そうやって、いろいろ考えて、はたと思いついたのが、
「スタンド・バイ・ミー」ですよ!!(鼻息)
これなら、もともとよく知られている曲だし、さらに当時映画が流行ったし。
おいらも、この映画のサントラ盤は持っていました。
この年末の大掃除で、処分してしまいましたがね・・・(遠い目)
コード進行も、4つのコードを延々と循環させるだけ!
なので、店長と路上ライブをやるときの、レパートリーに入れたわけです。
あとは、このブログにも前に書いた、ニール・ヤングの「ライク・ア・ハリケーン」!
もう1曲くらい有れば、路上ライブなんて何とかなるだろうという、甘い考えです。
当時のおいらは、
「店長のギターソロで時間は稼げる!」
と考えてましたからねえ(笑)
そう、初期(第1期)のうちのバンドは、
おいらが歌う。(ギター演奏はおざなり・ハーモニカも吹く)
店長がソロをとる。(かなりの長時間弾きまくる)
VROOOMがリズムをキープする。
というだけの、単純な構成でしたからな~。
そんな中で、たぶん、1番お客さんにウケた曲が「スタンド・バイ・ミー」でしたわ。
というわけで、聞いていただきましょうか、映画のダイジェスト付きです。
Ben E. King - Stand By Me
少年たちの友情の物語でしたなあ~。
線路を歩くと言えば、この映画!!(爆笑)
この映画は、確かアップルビデオ高津店で借りて見たと思うけども、これまた名作!!
ストーリーとしては「少年たちが死体を見に行く」だけと言ってもいいんだけど(笑)
何とも言えない味があるんですよね~(遠い目)
おいらもこの映画の映像を見ると、少年時代とか故郷とかを思い出しますなあ。
んで結果的に、この曲をうちのバンドのレパートリーに入れたのは、大正解でしたな。
いつ、どこで、誰を相手にしたライブであっても、きちんとはまる曲。
オールマイティな名曲ですなあ~(涙)
ライブのアンコールで使ってもいいし、どんなアレンジで演奏しても大丈夫。
いろんなライブの時に、本当にお世話になった曲ですわ。
というわけで、以下次号じゃ!!