林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

思い出の音楽 その15 Stand by me

2021年01月11日 08時24分31秒 | 思い出の音楽

さて、年が明けて、いきなり緊急事態宣言が出され・・・

東京都の感染者数が、2000人を超える状態・・・(遠い目)

こ、これは、想像以上に厳しい状況になってきましたなあ。

みなさま、歯を食いしばって、忍耐ですぞっ!!

 

さて前回は、アップルビデオ高津店のバイト仲間の、Kさんのお話でしたな。

当時のアップルビデオ高津店には、ギターが上手い猛者が何人もいまして・・・

店長はもちろん凄いし、Kさんも、Kさんと結婚した先輩も、その他にもたくさん。

そしてカウンターの中で、ギタリスト同士の、熱い会話がなされていたものです。

そんな中、おいらはギター演奏者としては、駆け出しもいいとこでして。

 

 

それこそ、ニール・ヤングのような、

テクニックは無くても、熱い魂で演奏するのじゃ!!

という路線を突き進んでおりました(今もか・笑)

 

 

そう考えると、当時のギター愛好者というのは、本当にテクニック至上主義的なところが有りまして。

『ギターマガジン』とかを読んで、難しいギター・ソロを難なく弾くような人たちが多かったのです。

もちろん、使っているギターは、エレキ・ギターの最新モデルたち。

おいらのように、アコースティックで、古いギターが好きというのは本当に珍しかったですなあ。

 

そんなバイト仲間の中でも、店長のギターのテクニックは一目置かれていて。

「イングヴェイの曲を練習してるって、すげえよなあ!」

とバイト仲間たちとよく話していたもんです。

 

まあ簡単に言うと、ギターの弾き方としては、おいらと店長は

完全に真逆

だったわけですわ。

 

それなのに朝から晩まで一緒に働きながら、音楽の話やらなんやらしているうちに。

おいらと店長が2人で路上演奏をするようになった、というのが不思議なところ。

そこらへんの経緯については、このブログの「バンドの歴史」シリーズにも書きましたけども。

 

 

で、問題は、2人で演奏する曲ですよ・・・(遠い目)

それまでにおいらが練習してきた曲は、ほとんどニール・ヤングの曲ばかり。

かといって、ニール・ヤングばかり演奏しても、路上でうけるとは思えない。

当時はインターネットとかで、演奏したい曲を調べるなんてことはできないし・・・

店長といっしょに演奏するわけだから、コード進行も単純なものがいい。

 

そうやって、いろいろ考えて、はたと思いついたのが、

「スタンド・バイ・ミー」ですよ!!(鼻息)

これなら、もともとよく知られている曲だし、さらに当時映画が流行ったし。

おいらも、この映画のサントラ盤は持っていました。

この年末の大掃除で、処分してしまいましたがね・・・(遠い目)

 

コード進行も、4つのコードを延々と循環させるだけ!

 

なので、店長と路上ライブをやるときの、レパートリーに入れたわけです。

あとは、このブログにも前に書いた、ニール・ヤングの「ライク・ア・ハリケーン」!

もう1曲くらい有れば、路上ライブなんて何とかなるだろうという、甘い考えです。

 

当時のおいらは、

「店長のギターソロで時間は稼げる!」

と考えてましたからねえ(笑)

 

そう、初期(第1期)のうちのバンドは、

おいらが歌う。(ギター演奏はおざなり・ハーモニカも吹く)

店長がソロをとる。(かなりの長時間弾きまくる)

VROOOMがリズムをキープする。

というだけの、単純な構成でしたからな~。

 

そんな中で、たぶん、1番お客さんにウケた曲が「スタンド・バイ・ミー」でしたわ。

 

というわけで、聞いていただきましょうか、映画のダイジェスト付きです。

Ben E. King - Stand By Me

少年たちの友情の物語でしたなあ~。

線路を歩くと言えば、この映画!!(爆笑)

この映画は、確かアップルビデオ高津店で借りて見たと思うけども、これまた名作!!

ストーリーとしては「少年たちが死体を見に行く」だけと言ってもいいんだけど(笑)

何とも言えない味があるんですよね~(遠い目)

おいらもこの映画の映像を見ると、少年時代とか故郷とかを思い出しますなあ。

 

んで結果的に、この曲をうちのバンドのレパートリーに入れたのは、大正解でしたな。

いつ、どこで、誰を相手にしたライブであっても、きちんとはまる曲。

オールマイティな名曲ですなあ~(涙)

 

ライブのアンコールで使ってもいいし、どんなアレンジで演奏しても大丈夫。

いろんなライブの時に、本当にお世話になった曲ですわ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!