さて、みなさま、お元気でございましょうか??
おいらは、なんとか元気で頑張っておりまする。
新型コロナの影響で、またまたライブハウスや飲食店が苦境に追い込まれておりますな・・・
おいらたちがお世話になった、立川の音楽酒房「農家」も閉店してしまったし・・・(遠い目)
これ以上、なじみの店がつぶれるのは、避けたいけども。
おいらたちにできることは、わずかしかないですからね・・・(遠い目)
さてさて、それはともかく、前回は第1期「アップルビデオ高津店」の路上ライブについて。
そもそも、その頃のうちら3人は、バンド名を持っていませんでした。
2012年に再結成した時から「アップルビデオ高津店」を名乗るようになったわけです。
当時、路上演奏をしていたのは、池袋の芸術劇場の前の公園。
路上ライブがまだまだ珍しかったころで、うちのバンド以外に演奏している人たちはほとんど居ませんでした。
警察の方たちに注意されることもほとんど無くて、今思えば、ほのぼのとした時代でしたな。
さて問題は、演奏する曲ですよ。
1曲目は、ニール・ヤングの「Like a hurricane」
2曲目は、ベン・E・キングの「Stand by me」
そして、もう1曲が、今回のテーマである、
ボブ・ディランの「Knockin' on Heaven's Door」ですよ。
この曲も、コードは4つくらいしかないし、大変演奏しやすい曲です。
しかも、それなりに知名度はあるし、店長に自由にソロをとってもらえる。
うちのバンドが、路上演奏のレパートリーに入れるには、とてもふさわしい曲ですわ。
この曲をおいらが知ったのは、ガンズ&ローゼスがカバーしていたから。
かなり、ど派手にアレンジしてあって、大変カッコいいバージョンになってます。
そこからさかのぼって、オリジナルを聞いたら、ギターとドラムスが主体のシンプルな演奏。
なるほど、これはいろんな料理の仕方ができる曲なのだな、と思いましたわ。
ボブ・ディランの曲って、そういうのが多いですよね。
「見張り塔からずっと」もそうだし、「アイシャル・ビー・リリースト」とかもそう。
前者は、ボブ・ディラン本人の演奏よりも、ジミ・ヘンドリックスのバージョンの方が有名。
後者も、本人の演奏よりも、ザ・バンドのカバーの方が有名じゃないかなと。
ボブ・ディランは、ノーベル文学賞を受賞して、ものすごく評価の高いアーティストだけども。
それより前は、日本だと、思ったほど一般的な知名度は高くなかったんですよね。
本当に洋楽好きの人が、彼の詞を解釈して「すげえ」とうなっていたようなイメージ。
そもそも、あの鼻にかかった声が、一般受けしないですもんね(笑)
おいらはニール・ヤングが大好きなので、
もちろん、ボブ・ディランも大好きです!!
おいらが1番最初に買ったアルバムが、冒頭の写真の、
「偉大なる復活」というライブ盤ですわ。
このアルバムは本当に素晴らしいっす(遠い目)
バックバンドが、ザ・バンドですからね・・・(うっとり)
ボブ様も、ものすごいテンションで、ぶちかましまくってます!
このアルバムでボブ・ディランとザ・バンドが大好きになりまして・・・
この後、おいらはボブ・ディランのアルバムを、10枚以上は買いましたなあ。
例えば、
「ハイウェイ61」!!
このアルバムには「ライク・ア・ローリングストーン」が入っていますからね~。
いつか、うちのバンドでもやりたい曲だなあ~。
例えば、
「ブロンド・オン・ブロンド」!!
これも名曲ぞろいの、すごいボリュームのアルバムですよ・・・(遠い目)
さらに、
「血の轍」!!
アコースティックなアルバムで、もしかしたら、1番たくさん聴いたかもしれません・・・
それぞれ、すごく良いアルバムで、何度も何度も何度も聴いたなあ。
ボブ・ディランの声って、最初は「え??」と思うような悪声なんだけども(爆笑)
聴けば聴くほど味わいが出てくるから不思議・・・
というわけで、聞いていただきましょうか。
「偉大なる復活」に入っているライブ・バージョンじゃなくて、オリジナルの音源です。
Bob Dylan - Knockin' On Heaven's Door (Audio)
これはこれで、しみじみとして、良いですなあ~。
ボブ様本人も、ライブの度に、アレンジをいろいろ変えて演奏しますし。
「自分だったらどういうふうに演奏しようか・・・」
といろいろ考えながら聴けるのが、とても素晴らしいですな。
というわけで、以下次号じゃ!!