さて、みなさま、ハーモニカ、好きですか??
もちろん、おいらは大好きです!(鼻息)
前回、おいらが、ハーモニカを始めたときの話をしましたな。
そう、それはニール・ヤングに憧れたからです!!
おいらが初めて購入した、ニール・ヤングのアルバム!
「アンプラグド」のジャケットがこれですからね!!
ハーモニカ、かっこいいよ~。
と夢中になってしまったわけです。
そして、その時に憧れていたのは、ハーモニカ・ホルダーを使う演奏の仕方だったわけですね。
そう、ギターを弾きながら、ハーモニカを演奏するスタイルです。
ボブ・ディランなんかが、有名ですわ。
おいらはさっそくハーモニカ・ホルダーも買って、このスタイルで演奏し始めました。
もちろん、ハーモニカはニール・ヤングが使っているのと同じもの!!
前回紹介した、マリンバンドですね!!
そしてこれも前回も書きましたが、このスタイル、難しそうに見えて、けっこう簡単です(苦笑)
いや、もちろん、ニール・ヤングみたいに演奏しようと思ったら、大変ですが。
ハーモニカを吹いたことのない人をだますくらいの演奏だったら・・・
テキトーなところを、吸ったり吹いたりすれば、まあ、なんとかなります(爆笑)
そして「うまいじゃん」と言ってもらえたりします(照笑)
いやあ、ありがたいことに、これで店長とVROOOMをだまして?
つぁん、ハーモニカ上手いじゃん!
と言ってもらえたわけだから、安いものです(笑)
ところが、しばらくしてから・・・
このスタイルとは、まったく違うスタイルについて、おいらは知るようになります。
そう、ブルースのスタイルですね。
このように、手でハーモニカを包むようにして演奏するスタイルです。
いやあ、目つきが悪いなあ、サニーボーイ(爆笑)
でもほんと、この人の演奏は、素晴らしいです(号泣)
で、こういうスタイルで演奏するハーモニカの代表例が、冒頭の写真の・・・
「ブルースハープ」です!!
もちろん、おいらも、買いました!(鼻息)
そう、この手のハーモニカの代表格になってますが、商標登録されてる商品名です。
あんな風に演奏出来たら、なんてカッコいいんだろう!
と思って、買ってきて、格好だけマネしてみたんですが・・・
まったくもって、ダメでした・・・(仰天)
そう、実はブルースの場合、テキトーに吹いてるだけでは、ぜんぜんカッコよく聞こえないのです。
さらに、このハーモニカの特性として、マリンバンドよりも演奏が難しいということが挙げられます。
その当時は、まだよく分かっていなかったのですが。
「ブルースハープ」はかなり頑丈で大きく作られていて、日本人向きではないかもしれません。
そう、黒人さんの大きな唇を想定しているかのようです。
さらに、ボディが木材ですから、マリンバンドと同じように、息も漏れやすい。
まるで、じゃじゃ馬のように扱いが難しいハーモニカなのです。
もちろん、だからこそ、使いこなせれば、芯の太い素晴らしい音が出るんでしょうが・・・
当時のおいら(今のおいらも)にとっては、無理でした。
ただ、後から思えば、楽器の特性の問題だけではなかったのです。
じつは、ブルースの奏法そのものを、おいらがよく理解していなかったというのも大きいのですわ。
ともかく、当時のおいらは絶望しまして、「ブルースハープ」は、机の引き出しに20年ちかくも眠ることになります。
以下次号じゃ!!