林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ハーモニカの思い出だとぉ!! その2

2021年12月22日 09時11分11秒 | 楽器あれこれ

さて、みなさま、ハーモニカ、好きですか??

もちろん、おいらは大好きです!(鼻息)

 

前回、おいらが、ハーモニカを始めたときの話をしましたな。

 

そう、それはニール・ヤングに憧れたからです!!

 

 

 

おいらが初めて購入した、ニール・ヤングのアルバム!

アンプラグド」のジャケットがこれですからね!!

ハーモニカ、かっこいいよ~。

と夢中になってしまったわけです。

 

 

そして、その時に憧れていたのは、ハーモニカ・ホルダーを使う演奏の仕方だったわけですね。

そう、ギターを弾きながら、ハーモニカを演奏するスタイルです。

ボブ・ディランなんかが、有名ですわ。

 

おいらはさっそくハーモニカ・ホルダーも買って、このスタイルで演奏し始めました。

 

 

 

もちろん、ハーモニカはニール・ヤングが使っているのと同じもの!!

前回紹介した、マリンバンドですね!!

そしてこれも前回も書きましたが、このスタイル、難しそうに見えて、けっこう簡単です(苦笑)

いや、もちろん、ニール・ヤングみたいに演奏しようと思ったら、大変ですが。

 

ハーモニカを吹いたことのない人をだますくらいの演奏だったら・・・

テキトーなところを、吸ったり吹いたりすれば、まあ、なんとかなります(爆笑)

そして「うまいじゃん」と言ってもらえたりします(照笑)

 

 

いやあ、ありがたいことに、これで店長VROOOMをだまして?

つぁん、ハーモニカ上手いじゃん!

と言ってもらえたわけだから、安いものです(笑)

 

 

ところが、しばらくしてから・・・

このスタイルとは、まったく違うスタイルについて、おいらは知るようになります。

 

 

そう、ブルースのスタイルですね。

このように、手でハーモニカを包むようにして演奏するスタイルです。

 

いやあ、目つきが悪いなあ、サニーボーイ(爆笑)

 

 

でもほんと、この人の演奏は、素晴らしいです(号泣)

 

 

 

で、こういうスタイルで演奏するハーモニカの代表例が、冒頭の写真の・・・

「ブルースハープ」です!!

 

もちろん、おいらも、買いました!(鼻息)

そう、この手のハーモニカの代表格になってますが、商標登録されてる商品名です。

 

あんな風に演奏出来たら、なんてカッコいいんだろう!

と思って、買ってきて、格好だけマネしてみたんですが・・・

 

まったくもって、ダメでした・・・(仰天)

 

そう、実はブルースの場合、テキトーに吹いてるだけでは、ぜんぜんカッコよく聞こえないのです。

さらに、このハーモニカの特性として、マリンバンドよりも演奏が難しいということが挙げられます。

その当時は、まだよく分かっていなかったのですが。

「ブルースハープ」はかなり頑丈で大きく作られていて、日本人向きではないかもしれません。

そう、黒人さんの大きな唇を想定しているかのようです。

さらに、ボディが木材ですから、マリンバンドと同じように、息も漏れやすい。

まるで、じゃじゃ馬のように扱いが難しいハーモニカなのです。

 

もちろん、だからこそ、使いこなせれば、芯の太い素晴らしい音が出るんでしょうが・・・

当時のおいら(今のおいらも)にとっては、無理でした。

 

ただ、後から思えば、楽器の特性の問題だけではなかったのです。

じつは、ブルースの奏法そのものを、おいらがよく理解していなかったというのも大きいのですわ。

 

ともかく、当時のおいらは絶望しまして、「ブルースハープ」は、机の引き出しに20年ちかくも眠ることになります。

 

以下次号じゃ!!