林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史63(小型アンプの威力)

2024年09月14日 05時01分23秒 | バンドの歴史

さて、みなさまお元気でしょうかな?

やっと秋めいている、と言っていいのでしょうか?

なんか、東京はまだまだ暑い・・・

いやあ、今年の夏も地獄のような暑さでしたなあ(遠い目)

 

 

それはともかく、前回、店長に帽子をかぶせた、というところまで書きましたな。

今回は、機材についてです。

いやあ、ここ近年の、機材の発達は目覚ましいものがありますな・・・(讃嘆)

 

 

そう、おいらはこのシリーズにも書きましたが、

ローランド製の、

ACー33

というアンプを愛用してます。

路上ライブとか、カラオケ練習とかで本当にお世話になっておりまする。

 

時計の針を2016年12月に巻き戻しますと・・・

おいらはACー33以外に、もう1つ、小型アンプを購入することになります。

 

 

それが、冒頭の写真の、ローランド製の

モバイル・AC

という名前のアンプですわ。

これもまた、ものすごーく素晴らしいということを書いておかねばならんと思っているところなのです。

 

いや、ACー33も十分に小型ではあるんですが、持ち運びには難があります(遠い目)

なので、毎週のカラオケ練習に、ACー33を持っていくのが、しんどくなってきたのですよ。

そこでACー33よりふた回りくらい小型の、モバイル・ACを購入してみたのです。

最初に、モバイル・ACをカラオケ練習に持って行ったときは、ドキドキしましたなあ。

 

というのも、うちのバンドの店長は、帽子をかぶっているだけの男ではありませんぞ(笑)

大変、音にうるさい男なのです。

はるか昔、1996年とかに、おいらたちが路上でライブをやる時、1番困ったのはアンプから出る音でしたわ(遠い目)

当時、持ち運びできるアンプはほとんど無くて、有ったとしても、音量を上げると、音が歪む物ばかりでした。

 

 

そのことを当時の店長は、大変腹立たしく思っていて、

こんな音、アコギの音じゃないわい!!(憤怒)

と、いつもおいらに愚痴っていたものです(さらに遠い目)

音が悪いと、とたんに店長の機嫌が悪くなるからなあ、当時はびくびくしていたもんです(遠い目)

 

 

ところが、ACー33を買ってからは、毎回、ほくほくの笑顔で、

これ、良い音だねえ、アコギの音がするねえ(にっこり)

と言ってくれていたのです。

 

なもんで、ACー33の持ち運びが不便だからといって、さらに小型のアンプを持っていって、

出た音が、店長の気にくわない音だったらどうしよう・・・

ひやひやしながら、練習に持っていったわけです。

 

ところが、このモバイル・ACから出た音を聞いた店長は、

すごいねえ、こんな小さなアンプからも、ちゃんとアコギの音がするじゃん~(にっこり)

と言ってくれたのです。

いや、これ、ほんと、すごい技術だと思うっす(讃嘆)

 

 

このアンプが、30年前に有ればなあ(さらにさらに遠い目)

あんなに店長に愚痴られることもなかったのに(苦笑)

 

というわけで、おいらはACー33を毎週カラオケに持っていく必要がなくなり。

さらに、店長にお願いして、モバイル・ACを店長がカラオケに持ってきてくれることになり。

(おいらのギターが金属製であまりに重いから、店長にお願いしたわけですな)

おいらは、そうとう身動きが楽になりましたわ(安堵)

 

 

そうして2016年12月以降は、

・路上ライブの時には、おいらがACー33を現地に持っていく。

・カラオケ練習の時には、店長がモバイルACを持ってくる。

という形で、この2つのアンプが運用されることになります。

 

 

しかし、この体制もこの後、いくつか問題点が浮上してくるのですわ。

 

 

・モバイルACの、マイク端子でギターの音を鳴らそうとすると、うまく鳴らない。

(これはAC-33も同様だったが、出力が大きいので、それほど問題にならなかった)

 

・VROOOMの音が生音なので小さい。

(これも、うちのバンドがもっと音にうるさくなってくると、我慢できなくなってきます)

 

・おいらが低音を担当するようになると、モバイルACの出力ではうまく低音が出せない。

(とくにこの後、オクターバーを使用するようになると、それが顕著になってきます)

 

・2本のギターの音量を上げようとすると、ハウリングするときがある。

(そりゃ、こんなちっちゃなアンプから、2本のギターの音を出そうとしているわけですからねえ)

 

これらの問題を、完全に解決するために、うちのバンドはこの後かなりの年月、試行錯誤することになります。

うちらみたいな路上ライブ専門バンドは少ないとは思いますが、もしかしたら参考になるかもしれないので。

 

そこらあたりも、この「バンドの歴史」シリーズにしっかりと書いておこうと思ってます。

 

以下次号じゃ!!