林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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おっさん向けRPG

2015年10月23日 21時26分52秒 | VROOOM

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 RPG担当ブルームです。


子供の頃のから趣味と言えばファミコン
それもほぼRPGオンリー。

そんな少年もすっかりおっさんとなり
今では年に1~2本くらいしか
ゲームソフトを買わなくなってしまいました。

もう何十年も特定のシリーズ作品の新作しか
買っていないような気がします。


そんな訳で先週久々に買ってきました。
つってもアマゾンから送られてくるので
買って来た!と言う感じではないのですが。

えー、このブログでも何度か取り上げたRPG作品、
世界樹の迷宮」シリーズ。
それの第1作のスタッフが手がけた旧DS用RPG、
それが「セブンスドラゴン」です。
これは、2009年にリリースされたのですが
スーパーファミコンくらいの時期のRPGテイストな作品です。

まぁ3Dダンジョンじゃなくなった版・世界樹の迷宮な感じで、
アレと同じく、可愛らしいイラスト・ビジュアルなんだけど
ゲームシステムやバランスはハードっていうか
おっさん向けっていうか。

ウィザードリィ・ウルティマなどの黎明期RPGのように
パーティメンバー全員プレイヤーが好きに作成&編成、
特定の主人公の概念すらないです。
しかも戦闘はオーソドックスなコマンド入力型ターン制。
編成やら特技・魔法とかでの戦略を練るのが面白い系。
こういうタイプのを俺はおっさん向けと呼んでます。


それで、そのセブンスドラゴンの新作が出ました。
シリーズ4作目なんですが、タイトルは3です。


うん、まぁ普通~な感じのRPGです。
なんていうか、おっさんにとっては
安心して遊べると云いましょうか…

音楽は世界樹と同じく古代祐三さんです。
この人の作曲の幅の広さってすごいですね。
世界樹とは全然違う雰囲気のBGMなんだけど
メロディラインは確かに古代節。

そして、今作の良いところとして、
キャラメイク時のグラフィック。
普通この手のゲームでは、戦士なら戦士、魔術師なら魔術師の
キャラクターイラスト(の中から更に選択とかもあり)なところ、
一応それぞれのクラス用に用意してあるイラストから
どれでも好きなのを使えるのです。


まだ半分も進めていないのですが、
今のところはとても楽しめています。


ただ、気になるのは前作から劣化している部分
2~3作目(PSP用ソフト)は未プレイなので
比較対象はDS版の1作目になってしまいますが、
DSの1作目の売りのひとつに、
かわいいデフォルメキャラ(2Dイラスト)による
超高速バトルってのがあったのです。
2作目からすべて3Dモデル化してて、
このモデリングがあまりかわいくない
2からキャラデザイナーがモタさんから三輪士郎さんに変わりまして、
クール&キュートなデフォルメキャラにも定評のある方なはずですが、
ゲーム中のデフォルメ3Dモデルのデザインは
おそらく三輪さんではないと思います。
ゲーム中に長く目にするのはデフォルメキャラの方なのに
ステータス画面用のリアル頭身でしか三輪絵を活かせていない。
前任のモタさんはデフォルメ絵に特化してる感じもあったので
デフォルメキャラの扱いが悪くなったのは非常に残念なところ。


パッケージ絵も1ではデフォルメキャラ推しでした。


それと、4人パーティから3人パーティになったことも
2~3作目に手を出さなかった理由です。
俺は4人以上の方が戦略性があって好きなので。

そんなことよりも、戦闘アニメ―ションのモッサリ感…
これはイカンね。1作目はあのスピード感が爽快だったのに。
このゲームかなり戦闘に偏重したRPGなので
これは結構致命的ではないだろうか。


それと、ストーリーの主軸として
人類の敵であるドラゴンを殲滅せよってのがありまして、
通常の雑魚敵と違ってシンボルエンカウント型の強敵、
いわゆるボスキャラ的な存在とのバトルがわりとメインだったのです。

画面の隅っこのほうに残りドラゴンの数が表示されてるのです。
1ではこれが666匹も居りまして、
最初この数字を見たときの絶望感ときたら…
しかも終盤まで進めても、あれ?まだ300匹とかいるんだが…?
はい。ラストダンジョンでごっそりと待ち構えているのです。
この辺の激しすぎる消耗戦もまた、このゲームの良さだったのですが、
3ではたったの256匹しか居ません。ちょっと残念です。


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