林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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バンドの歴史80(カポタストにこだわる・前編)

2025年01月11日 07時31分43秒 | バンドの歴史

みなさま、新年が明けて、あっという間にもう1週間以上たちました!!

西暦、2025年ですよ(当然)

いやあ、自分が2025年の世界を見ることになるとは思わなかったなあ(遠い目)

 

というのは、おいらたちの世代には、

ノストラダムスの大予言

についてのトラウマがありまして(苦笑)

 

人類は1999年の7月に滅びるのだと思っていました(遠い目)

 

さて、それはともかく、今回のテーマは、

カポタスト

ですよっ!!

みなさん、カポタスト、使ってますか??

 

おいらは仕事関係で、海外の方と接する機会が多いのですが、

ある時、会話の中で、おいらが「カポタスト」という言葉を使った時、

「カポタスト? ノーノー ケイポタスト!」

と言われて、イラッとしたことがあります(爆笑)

 

そうか、発音的には、そうなっているのか(怒)

まあ、それはいいとして、カポタストですよ。

すべてのギタリストの必需品と言っていいのかどうか。

ここらあたり、語り出すとキリがありませんな(遠い目)

 

というのは、おいらの体感だと、

エレキ・ギターを弾く人で、カポタストを嫌っている人

は、8割を超えるのではないか。

と思っているのです。

まあ、エレキの場合は、カポタストを必要としませんからね・・・(遠い目)

 

 

ただ、おいらの知っているブルース・ギタリストには、

かなりのカポ使いが居ますけども(笑)

そう、アルバート・コリンズですね!

キース・リチャーズなんかもよく使ってます。

おそらく変則チューニングを使っているからなのだと思うっす。

まあ、でもエレキ・ギタリストの中では、断然、少数派なはずです。

 

ところが、これがアコギの世界になってくると、話が変わってきます。

アコギを弾く人は、99%くらい、カポタストのお世話になってませんかね?

 

というのは、おいらが若いころに、キーがAの曲をカポ無しで演奏していたら。

観客のおじさんから、

あの曲、2カポにしてGで演奏した方が、6弦の低音が使えるから、良いと思うよ。

とアドバイスされたことがあるのですわ。

 

なるほど、そういう考え方もあるのか・・・

と目からウロコがポロポロと落ちました。

 

そして、問題はうちのバンドの店長ですよ。

30年くらい前は、

俺はカポなど使わん!(鼻息)

なぜなら、ギターの音が悪くなるからだ!

と豪語していたのですが、だんだん丸くなりまして(苦笑)

 

うちのバンドの曲のアレンジは、だいたい、おいらがやるもんで、

《2カポ》とか《5カポ》とか、容赦なく指示を出してます(笑)

そうすることで、店長のギターをオープン・コードで弾けるようにしているわけですね。

そうすれば、12弦ギターの鳴りの強みを、もっと押し出すことができる。

と、おいらは信じているわけですわ。

 

もちろん、その必要がない場合は、カポ無しで演奏してもらってます。

ただ、まあ、曲のキーはおいらのヴォーカルの声域に合わせるしかないわけでして・・・

カポを使う曲のほうが、断然多くなってしまいましたな。

 

んで、店長は12弦ギターにカポをつけて演奏することが多くなったわけですけども。

 

なんか、音がビビる。

もしくは、音がこもる。

 

ということが気になり始めたのですよ。

これは、仕方がないことだと思ってました。

というのは、店長のギターは12弦ギターであると同時に、

スキャロップド加工

されてますからね(笑)

そこらへんのことは、ここに書いておきましたので、よければ参照してくださいまし。

 

スキャロップド加工されているということは、フレッドとフレッドの間がえぐれているわけで。

そこにカポをつける場合、その位置を微妙に調整しないといけないわけです。

 

もちろん、店長はカポをつけるたびに、良い位置にしようと四苦八苦するわけです。

人一倍、ギターの音にこだわる人ですからなあ(遠い目)

 

そんな時に、おいらは、ふと、

12弦ギター専用のカポタスト

って存在しないのかなあ??

と考えるようになったのです。

 

かなり長くなってしまったので、以下次号じゃ!!



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