みなさま、お元気でございましょうか??
どんどん季節が移り変わって、まるで走馬灯のようですわ(遠い目)
年をとってから、どんどん時間の流れが速くなっているような気がする・・・
まあ、それはともかく、前回は、店長が新しいギターを買った、というところまで語りました。
ところが、それだけでは、店長の本領は発揮されないわけですよ。
そう、表題にもあるとおり、
スキャロップド加工
されていないギターだと、店長にとっては弾きにくいギターになってしまうのです。
スキャロップド加工というのは、イングヴェイ・マルムスティーンや、リッチー・ブラックモアのギターに、その加工がなされていることで有名ですね。
店長はイングヴェイ・マルムスティーンにあこがれて、ギタリストを目指したわけですからな。
当然、使用するギターについても、大きな影響を受けています。
んで、スキャロップド加工とは何かと言うと、
こんなふうに、指板をえぐり取る加工のことです。
こうすることで、小さな力で弦をフレッドに押し付けることができるわけです。
よって、速弾きをする場合には、大変やりやすくなるわけですな。
店長はここ最近、あまり速弾きはやらなくなっていますが、
というか、アコギの12弦ギターですからね、そもそも速弾きには全然向いていませんし(笑)
それでも店長がスキャロップド加工にこだわるのは、
きれいな音が出せるから
ということのようです。
つまり、指板がえぐられていることによって、弦がしっかりとフレットに押し付けられるので、澄んだ音が出せるということなわけですな。
店長は何よりもギターの鳴り、音にこだわる男ですからね。
ギター本体のヴォリューム・ノブは、最大じゃないと嫌だし。
ピッキングを弱くして、音量を下げることも、好きじゃないです(苦笑)
昔は、音楽的に必要だと思われる場面でも、ピッキングを弱めることを嫌がりましたからね~。
筋金入りの、フォルテシモ演奏家です(笑)
そう、そんな店長からしたら、弦の押さえが足らなくて、濁った音が出るなんて、言語道断!
というわけで、店長のメイン・ギターにするからには、
このブリードラブの12弦ギターを、スキャロップド加工する必要があるわけです。
で、誰がやるの?
そりゃ、VROOOMでしょ(爆笑)
この、スキャロップド加工というのは、指板をすべて、なめらかにえぐり取るわけですからね。
しかも、フレットとフレットの間の長さは、全て違います。
つまり、一様に削り取ることはできませんから、すべて細かく調整する必要があります。
業者だと、うん万円の工賃がかかる、かなり大規模な作業なのです。
VROOOM曰く、
この作業だけは、もうやりたくねえ!
というほどの、とんでもない作業を、
正月三が日に
やってもらいました(爆笑)
というわけで、
VROOOMから店長に引き渡されるブリードラブ。
いやあ、店長の満面の笑みがたまりませんなあ~(遠い目)
そして、その出来具合を、
確認して、さらに喜ぶ店長!!
考えてみれば、この時から、店長のブリードラブ時代が始まったのか~(遠い目)
今となっては、店長がブリードラブを弾いていない姿を想像することもできませんが。
このギターは、本当に、店長にマッチしているよな~(讃嘆)
しばらく前に、店長と2人でカラオケで練習したんですが。
アンプを使わないで、生音で練習したら、店長のギターの音量が
おいらのリゾネーター・ギターにも負けないどころか、勝っているぐらいで・・・
すごく、びっくりしましたわ。
リゾネーター・ギターは、音量を上げるために設計されたものですからね。
それを凌駕するほどの音量・・・いくら12弦ギターだからといっても・・・
いやあ、素晴らしいギターであることは、間違いないと思うっす。
もちろん、使っていれば、傷んでいくのは仕方ない事。
これ以後(6年くらい)使い倒したわけですから。
ボディが削れたり、ジャックが傷んでノイズが出たりしておりますが。
メンテナンスしながら、まだまだ使えるはずですぞっ(鼻息)
というわけで、以下次号じゃ!