新宿区に「夏目坂」があります。
早稲田大学の近くです。
夏目坂とは、
「夏目漱石の随筆『硝子戸の中』(大正4年)によると、漱石の父でこのあたりの名主であった夏目小兵衛直克が、自分の姓を付けて呼んでいたものが人々に広まり、やがてこう呼ばれ、地図にものるようになったという」
坂の始まり(逆から見れば「下り坂の終点」)部分には、「夏目漱石誕生之地」碑があります。
さて、この坂を行ってみます。
けっこうな坂です。
三叉路がありました。
右手の下り坂ではなく、ほぼ直線の上り坂を選択します。
右手に長い塀が現れました。
「感通寺」らしいです。

謂われ等に興味無いので素通りします。
引き続き坂を上がって行っていると、「鉛筆供養」のお寺がありました。
「常泉寺」です。
ちょっと興味があったので、自転車を停めて写真を撮りました。
変則四差路が現れました。
さて、どうしたものかと思いつつ、右へハンドルを切りました。
煉瓦色の塗装に惹かれたものですから。
交差点に「夏目坂」の表示がありました。
正解です。
まだ坂が続きます。
まだ「夏目坂」です。

ずっと上り坂なのです。
坂の頂上が見えて来ました。
「若松町」の交差点です。
左右の道路が大久保通りで、交差点の向こうは「団子坂」です。

ここで「夏目坂」が終了です。
ず~と、けっこうな上り坂でした。
振り返るとこんな坂です。
当然、下ります。