荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

猛暑日の根津の路地

2019年08月07日 | 散文

 

白っぽい空気の路地です。

 

「りんごや」前です。

 

振り返ると骨董屋です。さっき私も覗いて過ぎました。

 

りんごやは紅茶専門喫茶です。根津ではたまに紅茶専門店に出会います。私のように珈琲が苦手な人も居るようです。

 

その斜め前にはギャラリーがあります。

 

私の好きな画家の店です。

 

写真を撮っていたらその画家が居ました。ドアの向こうに封書を持って出ようとしています。

暑いねえ、で始まって立ち話をしますが、直射日光の下では長続きしません。彼は郵便局へ、私は路地の先へ行きます。

 

ここは飲み屋だと思いますが、店頭にある裸で倒立している彫刻が気になっています。

 

味噌屋です。こんな商売が成り立つ街です。味噌汁を飲まない私には不思議です。

 

振り返ります。ペン画屋も成り立つ街です。絵画好きの私には嬉しい街です。

それにしても、暑い。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洋食のヨシカミ

2019年08月07日 | 散文

 

浅草のヨシカミです。

 

キャッチフレーズは「うますぎて申訳ないス!」です。

 

下町の人気レストランです。昔からハイカラ好きの浅草でも有名な洋食店です。

 

開店前の様子です。

 

名物は「ハヤシライス」です。

 

店頭の待ち椅子の背後にも一杯貼り出しています。

 

浅草で洋食の王様といえば「ステーキ」です。

 

メニューが一杯あります。

 

カウンターに座ると目の前で料理を作るのでその作業がよく見えます。昔、オムライスを注文した時、修行中らしいコックが作って店長に出来栄えを確認して貰ったところ、店長は首を横に振りました。ライスを巻いた卵の下部が少し破れているように見えました。気にならない程度です。コックはそのオムライスを廃棄して新たに溶き卵をフライパンに流す作業から再開しました。

 

隣でハヤシライスを注文した家内はユックリ食べているのだけれど、もう半分食べ終わっています。ハヤシライスはご飯にルーをかけるだけだものね。少々卵が破れていても味は同じなんだから、それに気にならない程度なんだから、そのまま食べて次の予定に向かいたいのになあ、入店するまでにも随分待ったのになあ、と思ったことがありました。

 

こんなバナーがありますが、そういわれても名前を呼ばれた時に聞こえる場所に居なければならないので、結局店頭に群れをなすことになります。

 

もう少ししたら開店待ちの列ができます。

 

「お父さん何にしますかねえ」 「そうだねえ、久しぶりだねえ」 こんな会話でしょうか?

 それにしても暑いです。勝手口前で店員が打ち水をしています。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする