荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

平賀源内とメリークリスマス

2022年12月24日 | 散文

白鬚橋の坂を西に下り降りた所に石碑が有ります。

 

石碑の角を1本南に入った路地に、平賀源内の墓所が在ります。

 

鉄門の左右に築地塀を巡らして、ちょとしたお屋敷の様相です。

 

 

鉄の扉に錠前は掛かっていませんが、閂が掛かっています。この閂を外して入ります。

 

ここでいつも注意しています。入って鉄門を閉めてしまうと、誰かが「閂を掛けないで帰ったな」と掛けてしまう恐れがあります。しっかり造られているお屋敷風で、且つここしか出入り口が無いので、出ることができなくなってしまいます。従って、いつも扉を開けたまま入ります。

 

庭園の東屋風の建物が墓所です。

 

 

平賀源内の墓です。家族と従者もここに葬られています。

 

もう木瓜の花が咲きました。

 

いつも手入れが行き届いています。誰かがお世話しているのでしょう。

 

松平頼寿伯爵の追悼碑です。

 

振り返ると、鮮やかな墓前です。

 

さて、退出します。

 

開けたままの鉄扉です。その先、向かいの家のドアが目に止まりました。ちょっと好いです。

 

クリスマスのリースです。江戸時代の人の墓所前にメリークリスマスです。違和感はありません。

エレキテルを発明した人だもの。

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サンタクロースはヤンソン君

2022年12月24日 | 散文

皆さんは豪華絢爛たるクリスマスツリーを掲載するのでしょうね。私はこれです。

 

今年も見事なサンタクロースになりました。

 

サンタクロースは「ヤンソン君」です。

 

ここは東京大学農学部キャンパスです。

 

台座に「ヤンソン君」と書かれています。

でも、名前の前に、「東京帝国大学名誉教授勲三等」なんて書かれています。でも皆「ヤンソン君」って呼んだんですね。

 

どんな人だったのだろう?「ヨハネス・ルードウィヒ・ヤンソン」という厳めしい名前のお雇い外国人です。日本の獣医学の基礎を作った偉い人です。

ヤンソン君今年もありがとう。そして、メリークリスマス。世界に平和を!

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イヴ礼講は「インマヌエルと呼ばれる主」

2022年12月24日 | 散文

寒空の下の根津教会です。

 

 

クリスマスのリースが飾られていました。

 

 

クリスマスイブの礼拝案内です。

 

寒々とした景色です。本格的な冬の到来です。

 

 

 

私は教会と長屋が並んだここからの風景が好きです。

 

さて、イブ礼講は「インマヌエルと呼ばれる主」です。「インマヌエル」とは「インマヌ」と「エル」の二つの言葉を組み合わせた名前で、「神は我らと共に」という意味のヘブライ語だそうです。

皆さんにメリークリスマス!

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