荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

小島へ行く。

2023年07月05日 | 散文

得難い梅雨の晴れ間です。小島の芸予要塞跡へ行きます。帰郷して行きたかった場所の一つです。

 

「お〜い!待ってくれ〜!乗せてくれ〜!」もやい綱を解いた渡船に飛び乗りました。迷惑そうな顔をされましたがそこは船も承知しています。次の船は1時間後です。乗客は私が乗って3人です。建造中の船の間を渡船は進みます。

 

複数の造船会社がこの一角に集まっています。

 

 

最初の寄港地の来島です。村上水軍の1流、「来島村上」の本拠地です。ん?右から山のような物を積んだ船が来ます。

 

おお?!建造中の船の一部を造船所に運んでいます。私も初めて見る光景です。

 

部品(?)は船の後部に見えます。凄い物を見ました。

 

最初の寄港地は来島です。

 

村上神社です。

 

上下船者は誰も居ません。着桟しないで渡船は次の島へ向かいます。

 

小島です。あそこに芸予要塞跡が在ります。明治政府はバルチック艦隊の襲来に備えて、左端の小山に探照灯、2番めの小山に南部砲台、中央部に中部砲台と司令部、左端に北部砲台を築き、全島を要塞化しました。海上版「坂の上の雲」です。

 

しまなみ海道の来島海峡大橋を見ながら行きます。

 

 

 

来島海峡です。まだ潮は動いていません。灯台の向こうに半島状に見えるのは先日訪問した「大角鼻」です。愛媛本土最北端の地です。

 

小島の中央部に集落と港が在ります。

 

私ともう1人が下船しました。もう1人の客は釣り客です。

 

船はもう1人を最終寄港地の馬島に運びます。

さあ、私は芸予要塞跡を散策します。


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