北勝富士が初日から大関戦を全勝して3大関を倒しました。先場所彼は優勝決定戦に敗れて、勝った豊昇龍が優勝と共に大関昇進を果たしました。勝負の世界は非情です。「勝者には全てを、敗者には何もやるな」の世界です。破れた悔しさで稽古したものと思います。帰り3役となりそうです。なんだか気になるので八角部屋にやって来ました。
この部屋を訪ねるのは正月くらいです。誰も優勝しないけど、毎年立派な門松を飾ります。ご存知相撲協会理事長の部屋です。
この部屋は長い間隠岐の海が支えて来ました。彼も引退して親方になります。この場所後に国技館で引退相撲が行われるようです。引退後は部屋付き親方として活動し、八角理事長の引退後は、八角部屋を継承するのでしょうか?
この部屋に来ると、いつも路地を覗きます。稽古まわしが干されています。白いまわし関取の物です。北の若は今場所十両2枚目で勝ち越しています。隠岐の海と入れ替わりのように出世して来ました。来場所は幕内力士でしょうか? もう一つが北勝富士の物です。関取は彼ら二人だけです。そしてもう一つは、稽古をつける隠岐の海のものだと思います。
勝手口です。
振り返ります。
ここに来ると錦戸部屋を素通りできません。八角部屋の真裏に在ります。
元関脇水戸泉が師匠です。
地下に土俵が有る相撲部屋はここだけだと思います。角界は勝ち負けの世界なのでゲンを担ぎます。地下に潜っているのはゲンが悪いのでしょうか?「地下から上昇する」とも捉えられますが、、、
ちなみに、部屋の車の車番は「水戸」です。