さだまさしさんは小学校を卒業すると、バイオリンの勉強のために上京したことは知っていましたが、まさか葛飾区とは思ってもいませんでした。バイオリンなら文京区だろうと勝手に思っていました。寅さんの葛飾区にバイオリンは似合いません。この中学校に入学したそうです。この本田ポンプ場脇が通学路です。海抜ゼロメートル地帯で川の近くなのでポンプ場が在るんですね。
正面が正門です。
周辺を散策します。
隣は「浄光寺」です。
中川中学校は広い敷地を持っています。
浄光寺の隣に運動場が在ります。
門の前は、綾瀬川の土手です。その向こうに荒川が横たわっていて、ずっと向こうに立っているスカイツリーが見えます。上空は、首都高速中央環状線です。さださんがここに通っていた頃は、スカイツリーは在りません。
高速道路は在ったのでしょうか?
運動場脇の路地を行きます。
突き当りは中川の土手です。「中川中学校」の校名の由来ですね。
土手に上がります。中学校は後ろです。正面には「かつしかハープ橋」がそびえます。左の中川は、ハープ橋の下で綾瀬川と合流します。
中川土手から中川中学校を眺めます。
「先生、俺達の木造校舎すっかりなくなっちまったんですねぇ…
それに、あの暑い夏に重いローラー転がしてならした
テニス・コートの上にプールなんて出来ちまって……
先生、時の流れってそんなもんですかねぇ」
振り返る風景です。
中学生のさださんは、この景色を見たのでしょうか?
「浄光寺」の記事はこちら。