荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「及川茂鳩舎若大将系」看板に出くわす。

2019年01月15日 | 散文

古い建物とごちゃごちゃの電線の上にスカイツリーがそびえる下町の路地に居ます。


上を向いて歩いていたら、「及川茂鳩舎若大将系」の看板に出くわしました。
これって、人名が付いた鳩小屋ってことですよね。


この奥のようです。


路地から見上げると、あそこに鳩小屋があります。
中・高生の6年間、鳩を飼っていました。
飼っていたのは血統書の無いドバトだったので、血統書付きの鳩に憧れていました。
あそこに血統書付きの鳩が居るのだろうか?
だとしたら、憧れのその世界に人生最接近していることになります。


鳩の鳴き声が聞こえます。

表路地に戻って再び看板を見上げていたら、ご婦人があの路地から出て来ました。
思い切って質問しました。
「この看板にある若大将って、鳩の血統のことですか?」
「ええ、ここには居ないけど、2本目の角を左に曲がったら4軒目位に鳩舎があります。そこに居ます」
どうやら、若大将系の鳩はそちらに居るようです。
行ってみます。

ここのようです。
すぐに分かりました。金網に鳩の絵が描かれているもの。


「若大将」の文字があります。
外国でも有名な鳩なのでしょうか?
英語記載ですもの・・・。
伝書鳩はベルギー血統が強いと聞いています。


正面から見上げます。
金網の中は階段です。
普通、鳩が上空からよく見えるように、鳩小屋というか鳩舎は最上階にあります。


5、6階の高さに鳩小屋があります。


あそこに「若大将系」の、血統書付きの鳩が居るわけですね。
憧れの世界があるのでしょうねえ。
これは、私のような素人がのこのこの入って行く場所ではない雰囲気です。


凄いのだろうなあ。
てか何が凄いって具体的に言えませんが、鳩から施設から飼育方法から、何から何まで凄いのだろうなあ。


・・・そもそも「若大将系」って、何んだろう?
帰宅後パソコンで検索したら、思った以上に凄いページにアクセスできました。
鳩好きにはたまりません。

及川鳩舎

ここ押上はスカイツリーの麓にあります。
高い建物は鳩の良い目印になります。
でも縦横無尽に走る電線は、邪魔っけだろうなあ・・・。



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