3月場所が終わりました。若隆景が見事でした!大相撲の優勝制度が始まって以来、80度目の優勝決定戦でした。新関脇の優勝は86年ぶりでした。何と、あの双葉山以来でした! その双葉山が、若隆景の祖父の師匠だった縁もあります。若隆景は入幕当初「早口言葉で3回言うのが困難」なんて評判になりましたが、強くなりました。小さな体で必死の土俵でした。大関候補1番手です。3代目若乃花(お兄ちゃん)タイプの力士です。
一方、高安は、腰の痛みが無くなれば、元大関の実力者だけあって、「念願の初優勝」に向かって必死の思いが伝わってきました。良い優勝決定戦でした。琴ノ若の進境著しい相撲に目を見張りました。祖父・父の才能を受けたサラブレッドの素質開花の感があります。
高砂部屋に行きました。昨年看板が替わりました。
看板が替わると風景が変わります。師匠が替わったのを機に新しくしたのでしょうね。
以前の看板は、「塩爺」と親しまれた、故塩川財務大臣の揮毫でした。
裏に回ります。まだ力士は帰っていません。マワシが干されていません。
勝手口にも看板が有るのはここ高砂部屋だけです。この看板は変わりません。
力士の足である自転車の放列も有りません。静かな大阪場所明けです。
さて、来た理由があります。大関に昇進したとき、「横綱になる!」と思っていた「朝乃山」の謹慎がまだ明けません。照ノ富士、阿炎の例があります。焦らず腐らず精進して、捲土重来を期待しています。
昨日の決定戦は、手に汗握る取り組みでしたね。
よく、残りました。
今日テレビ番組で、若隆景の初優勝がたくさん放送されるかと期待しましたが、イマイチで、ちょっと不満。
こちらの記事、とても嬉しく思いました。
今日、荒磯部屋を覗きました。
当然まだ誰も帰京していません。閑散とした部屋前でした。
ただ、1枚「祝 初優勝」の張り紙がありました。ちゃんとした紙なので、おそらく後援会だと思います。
変化があったら報告します。