荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

糸瓜忌の子規庵/2023年

2023年09月20日 | 散文

根岸にやって来ました。訪問先は糸瓜忌の子規庵です。門を入ります。

 

すぐに玄関です。狭い庭です。

 

 

子規庵の昼休み明けです。私が最初の訪問者です。いつものように靴をビニール袋に入れていたら、「ご自由に写真をお撮り下さい」とのことです。撮影が解禁されたようです。早速、子規の文机です。

 

子規が横たわっていた「病床六尺の間」です。机の真ん中やや左の切込みは、結核から脊椎カリエスになって正座できない子規が、左膝を立てて使ったものです。

 

庭を見ます。当時民家では珍しかった硝子の窓は弟子たちが拵えたものです。子規は「自分の全世界」と表現しました。

 

この時期にいつも成っている糸瓜が今年は有りません。

 

硝子窓から明かりが差します。

 

庭に向いた文机です。

立膝を入れてみます・・・。


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2 コメント

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こんばんは(^^♪ (のり)
2023-09-20 18:21:14
机の切込みに胸が痛みました。 あらためて子規の凄さを感じました。
立膝を入れた感想は如何でしたか・・・
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のりさん (荒川三歩)
2023-09-21 07:50:21
それがですねえ。へえー上手く作ったなあ、でした。
子規庵も机も庭も全部、太平洋戦争で燒失して再生したものです。それを知っているからだと思います。
本物だったらそんなことさせて貰えないけど、、、
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