根岸にやって来ました。訪問先は糸瓜忌の子規庵です。門を入ります。
すぐに玄関です。狭い庭です。
子規庵の昼休み明けです。私が最初の訪問者です。いつものように靴をビニール袋に入れていたら、「ご自由に写真をお撮り下さい」とのことです。撮影が解禁されたようです。早速、子規の文机です。
子規が横たわっていた「病床六尺の間」です。机の真ん中やや左の切込みは、結核から脊椎カリエスになって正座できない子規が、左膝を立てて使ったものです。
庭を見ます。当時民家では珍しかった硝子の窓は弟子たちが拵えたものです。子規は「自分の全世界」と表現しました。
この時期にいつも成っている糸瓜が今年は有りません。
硝子窓から明かりが差します。
庭に向いた文机です。
立膝を入れてみます・・・。
立膝を入れた感想は如何でしたか・・・
子規庵も机も庭も全部、太平洋戦争で燒失して再生したものです。それを知っているからだと思います。
本物だったらそんなことさせて貰えないけど、、、