荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

猛暑の谷中の一本杉で想う。

2019年08月21日 | 散文

 

丘の頂上は直接太陽光が注ぎます。一杯汗をかいて上がって来た谷中の丘の正面に一本のヒマラヤ杉が現れました。

 

ああ、日陰です。ホッと一息付きます。

 

大きな樹の下に木陰が広がって、小さな家を守っています。

 

三叉路の真ん中の一本杉です。胴回りの逞しさが頼もしいです。

もう故人となったこの店の主人が夜店で買って来て、たまたまこの場所に植えた苗木が谷中の名所になりました。絶妙の位置です。

一本杉に守られたパン屋さんです。

人間って不思議です。無作為の行動が時として絶妙の結果をもたらします。

 

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