荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

荒川ロックゲートを船が通航する様子−1

2022年09月01日 | 散文

荒川を散策するときは必ず荒川ロックゲートを覗きます。河川敷のサイクリングロードが閘門を越える構造で上り坂になっており、上がり切ったらしんどくて必然的に休憩したくなります。今日は大物が閘門内に入っていました。前方の旧中川ゲートから来て背後の荒川に抜ける小さな船団です。

 

艀です。こんな大きな艀が旧中川を通るのは珍しいです。向こう側のゲートが開いているので、入って来たばかりの絶好のタイミングです。

 

先頭のタグボートを見下ろします。ロープをピンと張って艀を固定しています。右の壁に水位を示しています。現在海抜−0,7m位いです。・・・今日の水は汚い。

 

背後(旧中川側)のゲートが締まりました。

 

荒川ロックゲートは扇橋閘門と同じ原理です。旧中川水系(小名木川を含む)より水位が高い荒川(荒川ロックゲート)や隅田川(扇橋閘門)を通過するに際して、閘室内で水位を合わせて船を通過させる、小型のパナマ運河です。

 

荒川側のロックゲートです。船団はここを潜って荒川に出ます。

私は旧中川側のゲートに移動します。この話、続きます。


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