荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

高輪消防二本榎出張所の風景

2017年12月25日 | 散文
高輪の坂を上がって行きます。
正面に印象的な塔のある建造物があります。


明治41年に建設された消防所です。


高輪消防二本榎出張所と言います。


旧東海道の一里塚として上行寺(明治学院大学体育館)の門前に2本の大きな榎があったことから、「二本榎」の名が付けられ今に続いています。


鉄筋3階建で、2階には階段ホールがあります。


3階の円形講堂は、8本の梁が中央に集まり、10個の窓部アーチと一体になった独特の意匠です。

第一次世界大戦後の「ドイツ表現主義」というデザインで、曲線と曲面をモチーフとして、力強く流れる躍動感のある設計です。

平成22年に「東京都選定歴史的建造物」に選定されています。

ちょっと好いです。
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待乳山聖天も正月準備完了です。

2017年12月25日 | 散文
初詣と大根祭りの看板が出ています。
大根祭りは「七草粥」の日でしょうか?


築地塀の石段を上がって行きます。


松飾りが設置済みです。


東京農大の関係神社では無いと思います。


お供えの大根も準備完了ですが、もうですか?
大根祭りは1月7日ですが・・・?

平素でもお供えするのですかね?

拝殿も正月準備が完了です。


駐車場と拝殿を結ぶモノレールが降りて行きます。




お勉めを終えた僧侶が降りて行きます。



大根を持って上がって来ます。

正月準備完了です。
人力車も待機完了です。
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北斎とジャポニスム展

2017年12月24日 | 散文
国立西洋美術館で開催中です。


前回、東京都美術館で開催中の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」展の報告をしました。


浮世絵が西洋の文化に与えた影響を展示するという、この時期同じ上野公園内で同様の企画が開催されています。
ゴッホ展の方は、題名のとおりゴッホを主な対象としていますが、今回は多くの印象派からそれ以降浮世絵の影響を受けた作品を、北斎の絵と対比させて展示しています。


多くの有名な絵画があるだけでなく、版画やポスターや彫塑や一般的に芸術と言われるものを展示しています。
ガレやティファニー等のガラスの彫りや焼き物の色付に浮世絵を模したり応用していると分かる作品が多いのですが、絵画は、「参考にしたのかなあ、似ていないぞ・・・」と思う作品も多くあります。


展示品が多彩で今まで観ていない作品も多く、「モネがこんな絵を描いているのか」と認識を新たにする楽しさもあります。

個人的には、「ゴッホ展」の方が面白いです。
ゴッホ好きだけに・・・。
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京成立石駅前に住むと・・・

2017年12月24日 | 散文
こんな風に生きてみたいと夢想しています。

休日前の夕方、駅で買った競馬新聞を小脇に餃子とおでんを買って1Kの古いアパートに帰ります。
さっとシャワーを浴びると冷蔵庫から缶発泡酒を取り出して、餃子とおでんを突っつきながら、翌日のレースの鋭意検討に入ります。

出走馬と騎手からレースの展開を考えます。
競馬は記憶のゲームです。過去のレースっぷりを覚えておくことが的中のいろはです。
幾通りかの展開を想定をして、12レース分の大まかな馬券を決めます。
楽しい時間です。いつの間にか日付が変わっています。

翌朝9時過ぎに起きると既に高く上がった朝日が眩しいです。
今日は良馬場です。
北島三郎の持ち馬が引退する日です。

昨日残しておいた二品のおでんを食べながら、第1レースの検討をします。
小さなちゃぶ台の上の短波ラジオから流れる馬体重を聞いて更に検討を重ね、電話投票を行います。
さあ!今日の始まりです。

スポーツ紙ではダメです。やっぱり専門紙でないと有益な情報が載っていません。
赤鉛筆を持って、目覚めの缶発泡酒をちびちび飲みながら畳に寝転んで、耳は短波ラジオに目は競馬新聞に集中です。
次のレースの馬体重を聞き逃すわけにはいきません。
大事な予想ファクターです。
やがて競馬の昼休みになります。
食事の時間です。
この行列ができる寿司屋に行くには4レース前に並ばなくてはなりません。

しかも、並んで待って食べながらイヤホンでラジオを聞くのは集中力が落ちます。

夕方よく行くこのもつ焼き屋も同様です。

昼飯には適しません。

結局この蕎麦屋かこの中華屋で手っ取り早く済ませます。



ちょっと一杯ビールかホッピーを引っ掛けます。
基本、蕎麦にはビールか日本酒、中華にはホッピーです。
昼間の酒は効きます。

さて、午後からは更に真剣です。
神経が高揚し充実した時間です。
TVの競馬放送にチャンネルを合わせ、ラジオ短波放送の情報を聞き、競馬新聞を睨みつけて予想します。

こうして夕方が訪れます。
勝ったらこのもつ焼き屋で一杯やります。

発泡酒でなくちゃんとしたキリンビールと芋焼酎を飲みます。
モツに芋が良く合います。
充実した1日を振り返りながら、一人悦に入ります。
顔見知りが居たら奢ってやります。

大きく負けた日はここです。
商品ケースの上に置かれた出来立ての惣菜が湯気を立てています。
美味しそうなのを三品ばかり見繕ってアパートに帰ります。

缶発泡酒を開けて、明日の仕事休みたいなあと思いながら、テレビのお笑い番組を見ます。
基本ご飯は食べません。おかずをつまみながら飲みます。
そんな風に自堕落に、1日が暮れていくのです。

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冬の谷中の路地

2017年12月23日 | 散文
寺街の街角です。


誰も通りません。


振り返ります。


「まちかど賞」の冬です。
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谷中銀座にも冬来たる。

2017年12月23日 | 散文
夕焼けだんだんから見下ろしています。


人通りが少なくて、皆寒そう・・・。


少々寒くても行列ができるかき氷屋さんも、開店休業中。
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浅草仲見世/2018年正月準備完了

2017年12月23日 | 散文
仲見世の中空で正月飾りが冬の陽に映えています。














そして、浅草寺本堂も準備完了です。




振り返って山門も。




正月準備が終わった仲見世を望みます。
この華やかな仲見世も問題を抱えています。

仲見世の建物が浅草寺の所有になって、家賃月1万5千円から25万円の16倍を要求されています。
地価相場からして、25万円でも大手小売り業者は喜んで進出して来るでしょうが、既存の店主はどうなるでしょう??
仲見世通りがマックやスタバやドンキやコンビニばかりになってもねえ・・・。

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巣鴨地蔵通商店街は正月準備完了です。

2017年12月22日 | 散文
「おばあちゃんの原宿」こと「巣鴨地蔵通商店街」へやって来ました。
歩く人も寒そうです。


もう国旗が出ています。
明日の天皇誕生日のものかも知れませんが・・・。


商店街を行きます。


街は師走の雰囲気です。


商店街はここ高岩寺の参道です。
通称「とげぬき地蔵」です。

相変わらず参拝者が多いです。

今正に、門松が出来上がりました。


本日正月準備完了です。
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岡倉天心記念公園に冬来たる。

2017年12月22日 | 散文
紅葉が残っています。


行ってみます。


ここへ来ると、いつも桜に遮られて狭くなった空を見上げます。


目を転じると、曇天に落葉した銀杏のシルエットが、、、寒い・・・。
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冬になった鬼子母神/2017年

2017年12月22日 | 散文
好い感じに枯れてきました。
この景色が鬼子母神らしいです。


参道を行きます。




冬の光溢れる参道です。


ちょっと振り返ります。


更に行きます。


あの角を曲がると、鬼子母神です。


光溢れる上川上屋の風情です。






冬らしい都天然記念物の大銀杏の風情です。


シルエットの向こうの空が高く、冬の風情です。
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冬の夕方

2017年12月21日 | 散文
小舟が遡上しています。


自転車が荒川を越えて行く夕方です。

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冬空に東京タワーが

2017年12月21日 | 散文
凜と立つ。
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「江戸名所 縛られ地蔵尊」に行き当たる。

2017年12月21日 | 散文
冬らしくない暖かな日差しの中、葛飾区東水元の住宅街を自転車で走っていたら、「縛られ地蔵」に行き当たりました。


門前の説明板を読みます。
「史跡 縛られ地蔵尊  当山は業平山東泉寺南蔵院と号し貞和四年(約600年前)(筆者:こういう書き方をすると、時代が下がったら分からなくなりますね。西暦併記が良いですね)林能法師の開創に成い、境内の地蔵堂には『縛られ地蔵尊』が安置されている。

『縛られ地蔵尊』は昭和四年旧本所区中之郷(墨田区吾妻橋三丁目)から寺とともに移転してきた。

大岡政談の一つとしても有名である『縛られ地蔵尊』は昔より、盗難除け、足止め、厄除け、あらゆる願いごとを叶えるとして祈願するものが多く、祈願者は先ず地蔵尊を荒縄で縛り成就の暁には、これを解く風習となっている。 南蔵院」


ここでは地蔵だけでなくダルマも縛るのですね。
さて、山門を入って行きます。




広い境内の正面に「縛られ地蔵」がありました。

光の加減で顔が見えません。

覗き込みます。
目深に被った頭巾で顔はよく見えませんが、なるほど縛られています。


境内には大きな藤棚がありました。
初夏には綺麗に咲くのだと思います。


藤棚脇に梵鐘がありました。


「お一人一打」だそうです。


打ってみました。
思いの外大きな音がして、静かな住宅街に殷々と長く共鳴しました。

誰も居ないけど、恥ずかしい・・・。

藤棚の下に牛が寝そべっていました。
「出世牛」だそうです。

跨がりません。
今更ねえ・・・。

改めて、お地蔵さんは体中グルグル巻きです。

説明板には「願い事が叶ったら縄を解く」と書いてあったのですが、願い事は叶わないのでしょうか?
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根津にもクリスマスがやって来る。

2017年12月20日 | 散文
いつもと違う画面で撮ってみました。


寒さ感じる根津教会です。


西日が差します。






ここにもクリスマスがやって来ます。


コメント (2)
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冬晴れの豊島区役所

2017年12月20日 | 散文
寒い・・・。

日本唯一の、住居一体型の役所です。
「としまエコミューズタウン」といいます。
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