荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

根津神社でも語呂合わせする。

2019年01月24日 | 散文
根津の町内会掲示板に「年男・女募集」の案内をしていました。
もうすぐ節分ですね。
町内会でもないし年男でもないしで立ち去ろうとしたら、募集しているのは85歳の年男と年女及び88歳の米寿の人でした。
なんだ、と立ち去ろうとしたら、最後の行に目が行きました。
「電話 宮には二礼しちごさん」です。


あの、将軍家縁の歴史と重要文化財を複数持つ格式ある根津神社でも、語呂合わせするんですね。

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「新板橋メトロ通り」を行ってみた。

2019年01月24日 | 散文
都営三田線新板橋駅に出会いました。


駅前に「メトロ通り」がありました。
なるほど、地下鉄駅から始まる商店街です。


商店街を行きます。




逆光に商店街のシンボルマークが翻ります。
良く出来たデザインだと思います。


更に行きます。
日差しが眩しい商店街です。


脇道がありました。


「グリーンロード」です。


グリーンロードを迂回してメトロ通りの端っこに戻りました。
今度は日差しを背中に受けます。


日当たりの良い商店街です。






ここにも脇道がありました。
「板橋中通り商店会」です。


こんな通りでした。
板橋は商店街の宝庫のようです。

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フェルメール展もうすぐ終了

2019年01月23日 | 散文
昨年9月から開催されているフェルメール展は来月3日迄です。
催し物は終了間際になると混雑しますが、ここ上野の森美術館前も大変な人出です。


美術館入り口の様子です。
この展覧会は日時指定の入場券を発売しているので本来は並ばなくて良いのですが、人気なので沢山チケットを販売しているのでしょうか?


入り口からす~と並んで、ここが最後尾です。
日時指定でなくても、こんなに混んでいません。
別の見方をすれば、日時指定の入場券を買ったばかりに並ばなくてはならない?
普通こんなに混んでいたら諦めるのに・・・。


同じ日の上野動物園入り口前です。今日は休園日です。
休みと知らずに訪れた外国人でしょうか?矢印の先で、たった一人自撮りしていました。
否が応でも矢印に目が行ってしまいました。


美術館と対照的な光景です。
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「きつね塚商店会」を往く。

2019年01月23日 | 散文
路地に迷い込みました。
「きつね塚通り」らしいです。
振り返ると、中空に首都高速中央環状線があります。


商店街を往きます。


きつね塚通りにある「きつね塚商店会」です。


まだ少し商店が残っています。


子供相手のおもちゃ屋がありました。


「ろう石あります」の文字がありました。
まだこんなものを売っているのですね。
懐かしいです。
蝋石で道路に落書きして遊んだ子供の頃の記憶が蘇ります。


更に商店街を往きます。




キリスト教会がありました。
こちらが教育館です。


こちらが教会です。




古い教会が古い商店街に馴染んでいます。


丁字路に行き当たりました。
「きつね塚商店会」の終点のようです。


そこは、「滝野川銀座」でした。


旧中山道でもあります。


期待していた「きつね塚」はありませんでした。

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葛西臨海公園の江戸川の向こうに、

2019年01月22日 | 散文
葛西臨海の東端は江戸川です。
江戸川の向こうにはディズニーランドが見えます。
東京都と千葉県の境ですが、夢の国との境でもあります。


夢の国ではクレーンがそびえて工事の真っ最中です。


「美女と野獣」をテーマにした新たな舞台がみんなに夢を提供します。
夢の国は、青い水と青い空の間にあります。
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「新撰組の街滝野川 さくら通り商栄会」に行き当たる。

2019年01月22日 | 散文
旧中山道にある「滝野川銀座商店会」のとある交差点を覗き込みました。
色鮮やかな商店街看板が目に入りました。
商店が無い住宅ばかりの商店街です。


商店街バナーには、「近藤勇」が描かれています。


じゃあ、「沖田総司」や「土方歳三」等もあるのでしょうか?


面白そうです。
探すことにしました。


すぐに公園に行き当たりました。


途方に暮れていると、ビルの間にも商店街のバナーがあります。




広い通りに出ました。
ここも「さくら通り商店街」のようです。


通りの両側には古い桜並木があります。
なるほど、商店街の名前の由来がわかりました。


でも、商店そのものが殆どありません。


すぐに駅に行き当たりました。


JR板橋駅/東(滝野川)口です。


近藤勇以外の新撰組メンバーは居ませんでした。


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「こうづけ堀通り」が在る街

2019年01月21日 | 散文
江東区の東端近くに「こうづけ堀通り」が在ります。


この通りです。
東側の様子です。


西側です。
下町にはこのような真っすぐな路地は珍しいです。
この真っすぐな路地が堀だったようです。


町内会の掲示板横に道標があります。


ここは、あの吉良上野介の下屋敷の堀跡なのです。

赤穂浪士に襲撃された吉良邸は両国に在ります。
両国の屋敷から5Kmくらい離れているでしょうか?
ここに吉良上野介の下屋敷が在ったことを知らない地元民が多いのです。

道標の正面です。
つまり丁字路の突き当りのアパートの壁に道標があるのです。


自販機好きの読者の為に・・・。


この1本南の通りはあの有名な、下町の賑やか商店街、砂町銀座です。


こんな所にあの吉良上野介縁の史跡があるのです。


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タカラ湯の何これ!?

2019年01月21日 | 散文
タカラ湯にやって来ました。
今年初めての訪問です。


今日はしっかりシャッターが下りて、暖簾も出ていません。
完全な「ぬ板」日です。
ほう、「りんご湯」なるものがあるのですか!?
入ってみたいものです。


立派な屋根と木彫を眺めていたら、ん!?
違和感があります。


屋根に何か吊されています。
これは、、弓矢ですね。


前回訪問時は派手な暖簾と「ぬ」の板に目を奪われて気が付かなかったのだと思います。


しげしげと眺めました。


弓矢は古いけど、つり下げている針金は新しいです。


何か謂われがあるのでしょうか?


それとも「ぬ板」や「わ板」のような、湯屋独特の意味があるのでしょうか・・・?


どうもタカラ湯は訪問の度に驚かされ楽しませてくれますが、今回も分かりません。


こうなったら他人頼みです。
物知り読者さん、教えて下さいませ。



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「りゅうのすけくん通り商店街」は別名「田端文士村」ー3

2019年01月20日 | 散文
冬の空の下で「りゅうのすけくん通り商店街」別名「田端駅通り商店街」又の別名「田端文士村」の散策が続いています。








TABATA.AVE.と河童の透かし彫りです。


商店街の終わりに近づきました。


ここが商店街の終わりです。
この右手の石段を上がった所に芥川龍之介の旧居邸跡があります。


最後の街燈に「田端切り通し」の文字がありました。


上野のお山からずっと飛鳥山まで続く上野台地を切り通した道路です。


この先に商店街名の由来となったJR田端駅があります。
そんな場所です。


この話、終わります。
お付き合いありがとうございました。

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「りゅうのすけくん通り商店街」は別名「田端文士村」ー2

2019年01月20日 | 散文
前回の続きです。
別名「田端駅通り商店街(振)」で文人の名前を追っかけています。
街燈に菊池寛の名前があります。


冬の曇り空を見上げたら、なんと、菊池寛が透かし文字になっていました。
今まで下ばかり追っかけていて気づきませんでした。


竹久夢二です。
河童の絵と田端駅通り商店街の文字も透けて見えます。


冬空に板谷波山です。
彼は文士ではありませんが、芸術家です。
人間国宝の陶芸家です。


当然、芥川龍之介があります。


おやっ?!
文人ではなく、赤紙仁王尊の透かし文字です。


この商店街のすぐ裏近くにあります。


ここです。
真っ赤です。


体の悪いところに赤紙を貼って快癒を祈願します。
念願が叶うとわらじを奉納します。
仁王様は、そのわらじを履いて、快癒祈願の人を訪れて願い事を叶えるのです。
「互助」の精神を教える仁王尊でもあります。


この前の道路は正岡子規葬送の道です。
ここから10分ほど歩けば子規の墓所大龍寺です。
そこには板谷波山の墓もあります。


商店街に戻りました。
引き続き文士の名前を追っかけます。
街に不釣り合いな鮮やか過ぎる赤色だと思っていたけど、これって赤紙仁王尊の赤色なんですね。

ひょっとしたら、このサイズは仁王尊に張り付ける赤紙の大きさかも知れません。

散策は続きます。




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足立市場祭りに行ってみた/2019年1月

2019年01月19日 | 散文
足立市場祭りに2度目の訪問です。
十重二十重というかつづら折りというか、この行列に並びました。
前回たまたまというか、遅く行って多くの店が販売を終わろうとしていた中で、ここだけ小さな行列があったので買ったら美味しかったのです。


行列は遅々として進みません。
退屈なのでキョロキョロします。
隣の店です。
商品を売り捌いた箱でしょうか?


並びながら周りの買い物風景を眺めます。


けっこうのんびりと品物選びをしています。


私の行列は進みません。


並んでいたら寒くて足先が冷たくなりました。
他の食材を買っていた家内が行列に帰ってきたので交代して場内を散策します。
私が並んでいる店の先頭を覗きます。
売り切れないかな?


こちらでもマグロが捌かれています。


マグロ以外の魚屋です。


マグロ専門店です。
もう商売の終盤です。
包丁を片付けています。


ブロックが美味しそうではありますが、やっぱりあの店で並んででも買う人が圧倒的に多いです。


他の店の様子です。


私の目的の店は行列が続いています。


築地市場の豊洲への移転時に話題になったターレです。


足立市場の施設も古いです。


解体しなかったマグロを片付けています。


客足が引いて、もう店じまいのようです。
私の目的の店だけ客足が続いています。


場内を散策して行列に復帰しました。もうすぐ店頭です。
マグロのテールが1本残っています。
高いのか安いのか分かりませんが、これしか残っていません。


マグロの切り身の残り僅かです。


店頭ではマグロの切り身を更にサクにしてパック詰めしています。
やっと買えました。
1パック赤身と中トロが1000円で、大トロが1500円です。
このサイズでの価格なので、めちゃ安い!
そして、前回はめちゃ旨でした。
楽しみです。


帰り際覗いた他店のマグロです。




市場の外に出ると、すっかり祭りが終わっていました。


結局、丁度1時間並んで買いました。
今夜は息子一家を呼んで手巻き寿司です。

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「りゅうのすけくん通り商店街」は別名「田端文士村」ー1

2019年01月19日 | 散文
田端駅通り商店街(振)は芥川龍之介の「河童」をイメージしたゆるキャラでも有名です。
そして、掲題のとおり複数の別名があります。


裏から見ると、このとおり縦書きになっています。


よく走る商店街なのですが、その街燈の下方にこんな物があるのを見つけました。


そうしたら、こんな文学者の名前もあるのです。
田端に住んだ文人ようです。


いつもの街でも視点を変えると新たな表情が見られるものです。


どんな人が住んでいたのだろうと追いかけました。


ほう、竹久夢二も。


次々文人の名が現れます。


ちょっと夢中になりました。


そして気づきました。
数百mの商店街に10mくらいの間隔に立っている街燈です。
そんなに沢山の文士が住んだ訳じゃないので同じ人が複数回登場します。


え?!
文人じゃないけど、近くの寺社仏閣も案内しているのでしょうか?


この話、続きます。



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ナンバーを出しても良いと思うキッテ通りの店。

2019年01月18日 | 散文
谷中のキッテ通りです。
アンティークを初め、数軒のお洒落な店がある通りです。
その1軒がここです。


ここはハンドクラフトの店です。


今日は休みですが


普段はこんな看板を出していて、いい感じなのです。


この自動車も好いです。
通常はナンバーを隠すのですが、この車は良いでしょう。


同じ駐車場にこの状態です。
このこだわり、お洒落です。

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鳩の町商店街の娼館跡ー3

2019年01月18日 | 散文
前回、前々回報告の後、周辺に名残を探してみました。
ここはどうでしょう?
タイルはありませんが、円柱が残っています。






庇にタイル模様のトタンが残っています。


庇のカーブが一般民家の造りではありません。




こちらには出窓もあります。


この建物も娼館の雰囲気が残っているように思います。




大きな窓もそれらしいです。






おそらくここには店名看板が有ったのではないでしょうか?


何も言わない鳩の町商店街です。


私も、何も訊かない通りすがりです。


お付き合いありがとうございました。

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鳩の町商店街の娼館跡ー2

2019年01月17日 | 散文
改めて偶然行き当たった建物へやって来ました。
青いタイルの円柱が娼館の特徴と聞いています。


前回紹介した建物と同じ路地に在ります。


(以下ウィキペディアを参照しながらご覧ください)
鳩の街(はとのまち)は現在の東京都墨田区向島と東向島の境界付近にあった赤線地帯。
地理的に「玉の井」と近く、1kmほどの距離である。太平洋戦争末期に、東京大空襲で玉の井を焼け出された業者が何軒か、この地で開業したのが始まりという。


終戦直後は、米軍兵士の慰安施設として出発したが、兵士が性病に感染することが多いため、1946年(昭和21年)に米兵の立ち入りが禁止された。
その後、日本人相手の特殊飲食店街(赤線)として発展した。


この街の店舗は、警察の指導でカフェー風に作られた。1952年(昭和27年)当時は、娼家が108軒、接客する女性が298人いたという。


また、吉行淳之介の小説「原色の街」の舞台となった。
さらに、永井荷風がこの地を舞台に戯曲「渡り鳥いつかへる」「春情鳩の街」を書いている。
これらの荷風の2作品は、久保田万太郎の手により構成され「『春情鳩の街』より渡り鳥いつ帰る」として映画化され、森繁久弥、田中絹代、高峰秀子、岡田茉莉子らが出演した。


(裏に回ってみます。引き続きウィキペディアと共に、)
玉の井と同様に、この街も訪れる作家や芸能人が多く、吉行や荷風の他、安岡章太郎、三浦朱門、近藤啓太郎、小沢昭一などが、出入りしたことが知られている 。


また、女優・歌手の木の実ナナがこの地で生まれ育ったことで有名である。


1958年(昭和33年)4月1日に売春防止法が完全施行され、すべての業者が廃業。最終日の3月31日には「蛍の光」を流して別れを惜しんだ。跡地は商店街やアパートなどの住宅となった。


現在でも、商店街の裏に入ると色タイルを貼った娼家風の建物が多少残っているが、老朽化による建て替えや改築により、それらも少なくなった。
また、今も、商店街や道路の名称として「鳩の街」の名は残っている。


商店街は、下町らしい活気のある街であったが、現在はシャッターを下ろした店が多い。


・・・スカイツリーが見下ろす建物です。


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