荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

元宿堤稲荷神社

2022年02月14日 | 散文

時々ここに来ます。

 

元宿堰稲荷神社です。

 

今日は扉が開いています。

 

月に一度開きます。気が付いたら右手に神社総代の奥様が御朱印帳に神社名を書いていました。一昨年の12月に遭って以来です。私に気付いた奥様が、「寒いから上がって下さい。一緒にお茶を飲みましょう」と誘われました。前回の様に、祭壇にお参りして、お茶とぬれ煎餅をご馳走になりながら話をします。

ご主人も戻って来ました。3人で話している間もお参りが絶えません。月に一度の御開帳を氏子は知っていてお参りに来ます。中には上がり込んだ氏子さんと一緒にお茶を飲みます。氏子さんは、私を「こいつ何者?」と思っていたでしょうね。祭壇には耐火煉瓦で作られた祠の中に御神体が祀られています。そう、耐火煉瓦が祭壇に有る珍しい神社なのです。

 

由緒略記を紹介します。「稲荷信仰は三峰(お山)と神杉の(験の杉)信仰を基に他の信仰と習合発展せり 、副神の大国主命は、国土の開拓、産業の発展、特に医薬の法をもって諸民の延命長寿の増進に霊験を発揮、医薬の道の祖神なり、

此の町に大正の末、日本最大の火力発電所が稼働、この施設の巨大な四本の煙突(おばけ)は下町千住の名物と広く知られ、総発電量、七万5千キロ、大正から昭和Ⅲ十九年まで激動の時代の基礎を形成、この地域の総鎮守として、企業発展の守護神と遠近の人々の厚い崇敬を受け近代文明最先端エネルギー産業を通し、ご神威、神力を万民の上に示され、歳月の過ぎ去る中のご事蹟は今に伝ふ。  平成元年十二月吉日  社務所」

 

そうなんです。ここ元宿堰稲荷神社は、「旧千住四本煙突守護社」でもあるのです。

 

そのお化け煙突は、ここに在りました。

ここは何処でしょう?  この話、続きます。

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真冬のカテドラル関口教会

2022年02月13日 | 散文

目白通りから見上げる教会の尖塔です。

 

 

こちらは聖マリア大聖堂です。入ってみました。

 

冬空にそびえ立ちます。

 

 

真っ青な冬空に、厳かに佇みます。凛とした存在感です。寒さを忘れて見上げていました。

 

目白通り向いの和風門は「講談社野間記念館」です。

 

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真冬の佐伯祐三アトリエ記念館

2022年02月13日 | 散文

この庭は紅葉が遅かったのですが、流石に真冬の景色です。三角屋根を見上げます。

 

庭に入って行きます。

 

日陰の三角屋根です。

 

今日は陽射しがあります。

 

真冬の晴天です。三角に切り取られた空の青が濃いです。

 

 

 

いつもは玄関の外に立っている佐伯祐三が、今日は室内に居ます。玄関前は陽だまりで暖かいのですが、何せ立て看板なので日焼けするし、風に飛ばされるしで避難しているのでしょう。私もアトリエに入ります。

 

三角屋根に嵌められた窓を見上げます。

 

 

スツールに座ってVTRの作家の生涯 を眺めながら休憩しました。

 

外は陽だまりの庭です。

 

日陰ではてきめんに寒さを覚えます。

夕方が近いです。

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真冬の徳川黎明会

2022年02月12日 | 散文

三叉路の真正面に建っています。尾張徳川家の資産管理組織です。

 

 

 

 

「徳川黎明会」とはこんな所です。一昨年の冬は暖かかったのですね。

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真冬の雑司ヶ谷霊園

2022年02月12日 | 散文

風が無くて陽射しが暖かい霊園です。

 

いつも端正な泉鏡花です。紫陽花がドライフラワーになっています。

 

冬枯れの楡の樹です。真冬の空です。

 

都会の中の霊園です。東京人の散策の場所でもあります。

 

今日は冬を楽しんでいます。

 

枯れ木に鳥が鈴成りです。

 

鳩ですね。何事でしょうか?いつもはここに居ません。

 

日溜りの竹下夢二です。

 

背後から眺めます。今日は「竹下茂次郎」の姓名が鮮やかです。

静かで穏やかな冬景色です。

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真冬の雑二ストアー

2022年02月11日 | 散文

今日は灯りが点っていません。

 

入って行きます。

 

何にも出されていませんが、休みだと思います。昔、暫くぶりにやって来て、この整然とした佇まいに、すわっ、閉店か!?と早とちりしたことがありました。それくらい綺麗に片付けられています。

 

民家が同居するアーケードを抜けます。昔はここも商店だったのでしょうね。

 

振り返ります。入って来た入り口が小さく見えています。

雑司が谷の異空間です。

 

営業中のストアーはこんな様子です。

 

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真冬の雑司が谷旧宣教師館

2022年02月11日 | 散文

今日は白さが映えます。

 

いつものように、裏庭へ行きます。

 

冬枯れの欅の大木を見上げます。

 

全体像を眺めます。冬の光が影となって、一段と白さが冴えます。

 

庭を巡ります。

 

陽が当たる角に来ました。

 

 

見上げます。

 

振り返ります。青い冬空が鮮やかです。

 

陽射しを正面に浴びます。

 

眩しいです。

 

見学者は居ません。

 

巡って来た庭です。

 

帰りがけにもう一度振り返ります。

穏やかな真冬の景色です。

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真冬に一日遊んで帰る橋

2022年02月10日 | 散文

日が陰ると寒いです。荒川が鈍く光って横たわっています。

 

民家より高い綾瀬川です。高速道路は相変わらず渋滞しています。第5波の緊急事態宣言発令の時は空いていました。思えば、それも寒い風景です。

 

風を遮る物が何も有りません。さ・ぶ・い!

 

早く帰ろう、もう脇目も振らず帰ろう! 木根川橋を渡ります。

今日は鍋料理を希望します。

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堀切菖蒲園駅商店街の二宮金次郎に手袋

2022年02月10日 | 散文

右上に京成堀切菖蒲園駅のホームが在るクローバー商店街です。

 

この寒さの中どうしているんだろう?思い出すたびに気になっていました。この三叉路の右角に立っている二宮金次郎像です。

 

あっ、手袋をしています。人物や動物の像にマスクを掛けるのは、このコロナ禍でよく見かける光景になりました。マスクに手袋ですか!良かったあ!

 

薪を背負って、働きながら本を読む二宮金次郎像は、勤勉の象徴として各地の校庭に置かれていました。ところが、歩きスマホを肯定するとの誤解を与えかねない、生徒に悪影響を与える。なんて、何処の誰が言い出しっぺなのか、あっという間に各地の小中学校に伝染しました。学校から撤去されて、鋳潰しされたりされました。

 

ここの二宮金次郎像も、多分区内の学校からだと思いますが、この商店街に居場所を与えられました。手にした本を削られて。。。暫くすると、見るに堪えない状況になったのですが、今日、暖かい手袋をして貰っているのを見て、ほっとしている処です。

心優しい人が居ます。二宮金次郎の寒さを防いだばかりじゃありません。二宮金次郎像を直視できなかった人をも救いました。真冬に心が温まりました。ありがとうございます。

見るに堪えなかった二宮尊徳像はこちらです。

 

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コロナ禍で上野動物園正門完成も、

2022年02月09日 | 散文

知らぬ間に、動物園に正門が完成していました。

 

真っ正面から近づきます。

 

 

休園中で門扉が閉ざされています。

 

振り返る上野公園は人も疎らです。

 

こちらが工事中の入り口でした。

 

数日だけ双子のパンダをお披露目して直ぐ、休園したままです。

先の見通しも立たない状況です。

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谷中の一本杉 みかどパン店の閉店

2022年02月09日 | 散文

いろんな事情があって、名物杉の枝が伐採されました。とても残念で、暫くこの丘に来ていませんでした。

 

三叉路に近づきます。

 

元は木陰に在った「みかどパン店」です。ガラス戸に白い紙が貼られていました。

 

何だろう?コロナ禍による休業のお知らせだろうか?

 

えっ!?  去年の秋に閉店したのですか・・・!  左下に残っている「ヒマラヤケーキ」が懐かしく悲しいです。「ヒマラヤ杉ラスク」という商品も有りました。そうですか、、、ヒマラヤ杉の枝を伐採した時に閉店を決めていたのでしょうね。

 

改めて、目と記録に焼き付けます。

 

三つ角の店だから「みかど」の屋号にしたのだと思います。

 

何年くらい店を営んだのでしょうか?ヒマラヤ杉を夜店で買って、この三叉路の角に、鉢植えで置いたそうです。先代の話です。見るところ、樹齢7〜80年だと思います。その前からパン屋だったのでしょうか?駄菓子屋程度の小さな店が、前出のケーキやラスクの商品を開発しました。このヒマラヤ杉が在っての商品でしょう。

 

まるで「わらしべ長者」のように、夜店のヒマラヤ杉から始まって、杉が大きくなるにつれてその風景が評判になって、新商品を作る励みとなって、、そんな寄り添った歴史なんでしょうね。

 

・・・もう観に来ないかも知れません。

 

 

在りし日の姿を思い出に

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真冬の柴又駅

2022年02月08日 | 散文

柴又は寅さんで栄えた街です。

 

駅前広場で兄を見送る妹。

 

兄を見つめる妹。

 

振り返る兄。

 

改札を潜る人。

 

後ろ髪を引かれながら、電車に乗る寅さんです。いつも柴又から上野に向かいます。

 

柴又親商会の踏み切りで、私も見送ります。

高砂行の普通電車です。隣の高砂で上野行きに乗り換えます。

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真冬の帝釈天参道

2022年02月08日 | 散文

帝釈天にお参りする人が居ました。

 

参道商店街に人は疎らです。

 

第5波が明けて年末頃には往時の半分位まで人出が回復したのにね。

 

川魚料理の銘店です。江戸川土手脇の川甚が閉店してしまいました。頑張って欲しい大店です。

 

この看板に初めて気付きました。これも人通りが少ないからです。立ち止まって見上げました。

 

空が重いです。

 

今日も閉まっています。偶々前回も今日も、定休日だったら良いのですが・・・。

 

タッタカタッタカ、親子で包丁でリズムを取って飴を切る様子が評判です。

 

とらや前です。5作目迄だったかの寅さんの実家「とらや」でした。映画の屋号に合わせて店名変更しました。監督は映画の舞台を変えました。怒ったのかな?

 

高木屋前にも殆ど人が居ません。6作以降の寅さんの実家「くるまや」です。

 

鎌倉街道の信号に捕まります。

 

右の店先には灯りが点っていますが、左の店には灯りがありません。

 

寂しい光景です。

 

右の店先です。景気良くなって貰いたいものです。

暖かくなったら、ワクチン接種が進んだら、人が戻るでしょうか?  戻りますとも!

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真冬の矢切の渡し

2022年02月07日 | 散文

渡し場へ行きます。誰も居ない街道です。

 

道標が有ります。

 

寒々としています。

 

 

 

この竿に旗が無い時は休航です。

 

桟橋は閉鎖されています。

 

冬場は土日祝日のみの運航です。この寒さに舟遊びする酔狂は居ません。

 

桟橋を見ます。

 

益々沈んだように見えます。このままでは危険ですね。

 

拒絶感があります。

 

対岸の矢切の桟橋の工事が行われています。一昨年の台風19号で壊された改修工事がまだ続いています。

資金繰りもあるでしょうし、将来展望もあるでしょうね。このコロナ禍もあって、工事は捗りません。

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真冬の江戸川金町給水塔

2022年02月07日 | 散文

江戸川の土手の上を歩く人がいます。寒さを積み増す景色です。

 

給水塔を鑑賞しています。三角屋根とその向こうに円屋根です。江戸川の名所です。

 

三角屋根です。

 

給水管から円屋根を覗きます。

 

三角屋根を過ぎて、円屋根に向かいます。

 

振り返って三角屋根を眺めます。

 

水辺に下りて眺めます。

 

対岸は千葉県です。

 

水辺から円屋根に向かいます。

 

水鳥が寛いでいました。

 

水鳥を騒がせます。

 

円屋根から給水管が延びます。遠くなった三角屋根です。

 

円屋根です。

 

金水丸と金浄丸です。どちらも東京都水道局金町浄水場の持ち船です。

 

円屋根とボートとゴルフ場と、真冬の空です。

 

そして、円屋根と三角屋根です。

寅さん映画でお馴染みの景色です。

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