写真1 下向きに釣鐘状の淡い紫の花冠、先端は少し反る。雌しべは花冠の外に突き出る。萼片は細長く反る
写真2 花冠の先端は5つに裂ける。雄しべは赤茶色の葯をもつ
写真3 花冠(長い花柄)も葉も茎から放射状の輪生
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本種・ツリガネニンジンはサイヨウシャジン・細葉沙参の変種
キキョウ科ツリガネニンジン属に分類される
学名はAdenophora triphylla var. japonica
多年草で茎は30~100㎝になり、毛がある
花(花柄)も葉も輪生(放射状につく)
花期は08~10月(夏・秋)
若芽は食用、葉は薬用になる
和名は釣鐘状の花冠、ニンジン状の長い根に由来
サイヨウシャジンと違うのは次のよう
花冠の先端は少し反る
花冠の中から突き出る雌しべは短い
注1 サイヨウシャジン 農道に咲く;弊ブログ2018月01月19日
引用・参考文献等 ①『山渓カラー名鑑 日本の野草』127頁、株式会社山と渓谷社、1983 ②大工園認著『野の花めぐり 夏編』182頁、株式会社南方新社、2003 ③川原勝征著『山菜ガイド 野草を食べる』128-129頁、株式会社南方新社、2005
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2008年08月23日
撮影地:栃木県下野市