写真1 黄金稲穂の海に浮く柏戸八幡社
写真2 正徳元年(1711)の石仏
写真3 大相撲初代柏戸の生誕地碑
←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左のバナーをクリックしてください。お願いします。
わが国の集落形成の型は住宅、氏神様、田畑の配置に着目すると、たとえば次の二つがある
一つは里山型。里山の裾に住宅と氏神様を設え、その全面に田畑を拓いた集落
二つは氾濫原微高地型。里山がなく、平坦な河川氾濫原の微高地に住宅を設え、その周りに氏神様や田畑を拓いた集落
里山型の一つは宇都宮市宮山田町(弊ブログ2010年11月29日)
氾濫原微高地型の一つは埼玉県加須市、旧北川辺町の柏戸
柏戸は利根川と渡良瀬川に囲まれた輪中に立地
住宅は両川氾濫原の微高地に、渡良瀬遊水地堤防の脇に列状に建つ
真ん中を東武日光線が走る
氏神様・八幡宮は田んぼの中に鎮座(写真1)
柏戸集落は、石仏に刻まれるように約300年前、正徳元年、1711年には既に形成されている(写真2)
なお、柏戸集落は大相撲・初代柏戸の生誕地である(写真3)
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年08月28日 撮影地:埼玉県加須市(旧北川辺町)柏戸