おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

生糸を供養するヒガンバナ

2011年09月20日 00時00分00秒 | 植物

写真1 ヒガンバナ、残根から出る桑葉といっしょ



写真2 輪状に花をつけるヒガンバナ、桑葉の上



写真3 かつての桑畑に下仁田ネギ、野菜、ブドウ



写真4 群生のヒガンバナ、30~50cmの直立花茎に赤紅の輪状花


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 2011年09月16日、JA甘楽富岡営農センターから群馬県富岡合同庁舎へ歩く
 かつての桑畑の縁、桑葉といっしょにヒガンバナ(写真1・写真2)
 照る緑に赤紅、鮮やか

 ここは群馬県富岡市
 官営富岡製糸場や養蚕を連想
 日本の近代化を支えた生糸、養蚕、桑を供養するようなヒガンバナ
 桑畑は下仁田ネギ、コンニャク、ブドウ、野菜などの畑に変化(写真3)

 さて、ヒガンバナは群生する多年草(写真4)
 曼珠沙華、仏花などとも呼ばれる
 中国原産で、わが国へ古代に持ち込まれた史前帰化植物
 秋の彼岸頃、花をつけるのでヒガンバナ

 学名:Lycoris radiata ヒガンバナ科
 引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』598-599頁、株式会社 山と渓谷社、1983
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1~写真3;2011年09月16日、写真4;2009年09月19日
 撮影地:写真1~写真3;群馬県富岡市、写真4;埼玉県幸手市
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