駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年は争えないかなあ

2020年04月09日 | 小験

               

 

 久しぶりにコンピューターと将棋を指したら二勝八敗と大負けし、がっくりしている。十年前には分がよかったのだが、寄る年波には勝てない。私より一歳年下のプロ棋士桐山清澄九段も昨年は一勝しか挙げられなかった。七十過ぎると棋力がめっきり落ちるようだ。脳力の衰えは人様々と言っても、囲碁将棋、特に将棋は読み負けるようになる。

 次期アメリカ大統領はどう転んでも高齢者が成ると決まっているので、大丈夫かなと心配になる。特別元気と言っても後期高齢では緻密な思考力は落ちているはずだ。唯、判断力はかなり高齢まで大丈夫のようなので、側近を上手く使えれば、大過なく任務を果たせるかなとは思う。

 棋力が落ちたとすると診療力はどうだろうかと心配になる。今は院長を引退し雇用される身で経営責任はなくなり、午前中だけの診療で負担は減っているので未だ大丈夫と思っているが?。四十台の若い院長も居るし、十年以上一緒に働いてきた従業員達も居るので、いよいよとなったら肩を叩いてくれると思う。その時は潔く聴診器を置きたい。

コメント
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