今朝は久しぶりの好天で朝気持ちよく駅まで歩けた。
新型コロナの問題が起きてから二か月以上経つ。二か月あればかなりのことができる。内閣はなんと答弁してどこまでできているか、マスコミは検証する義務がある。大変と騒ぐばかりのテレビの司会者にはイエローカードを出したい。
3月11日に出た日本プライマリケア学会の労作、新型コロナ感染症初期診療の手引きを参考にしているが、これだけのものをよく短期間でまとめて配布できたものだと感心している。診療しながら文献を読んで情報交換すればこれだけきちんとした指針を出かすことが出来るわけで、冷静に実働する重要さの手本を示していると思う。
この二ヶ月で政府はどういう指示を出して、どれ位の実績があるか公表させる必要がある。言葉ばかりで実際には対策が進んでいないのではと危惧する。感染を防ぐのに重要と告げられた二週間が過ぎて既に三週間になるけれども、晴れ間は見えず長期戦になるという専門家の言葉も聞こえてくる。「きちんとやるように」「きちんとやります」のエールの交換ばかりではいたずらに時間が過ぎていってしまう。
一人一人は不要不急の外出はせずマスクをして手を洗ってはいるが、物流が回りライフラインが確保され万が一の時の病院がきちんと機能していなければ何ヶ月もは到底持ちこたえられない。言葉だけのやってる感では信頼できない。
PCR検査が諸外国の十分の一以下というのはどういうことだろう。日本は技術力を誇っていたはずなのに、高々これくらいの検査を行き渡らすことだ出来ない理由を知りたい。増やします増やしますと言葉で丸めこまれてはならないと思う。もう二ヶ月も経つのだ。
オリンピックをあの森さんでさえ二年後もやむを得ないと考えていたのを首相は一年後で押し切った。一体、何を考えているのか分からない。政治的判断とすれば誰のための?、選手ではなく、監督交代が必要かも知れない。