駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

頭打ちに見えるが

2020年04月27日 | 医療

          

 

  東京の新たな新型コロナの感染者数が100人を下回った。どうも感染者数は頭打ちで減少に転じたように見える。八割の三密抑制は出来なくても七割は出来ているらしい?。八割下げればと主張する研究者は七割では横ばいで十分減らないように注意喚起していた。感染拡大の計算は感染率などの仮定がどの程度正確かによって違ってくるので八割の根拠を知りたい。データが不正確だと予測も不正確になる。

 日本式決断では警戒宣言を出すのも遅れるが解除も遅れるのではと観測する。政府への信頼が不十分なので観測データと計算根拠も発表して欲しい。どうも専門家と言いながら勘で物を言っているように見える。

 実際には感染者数は五倍あり、死者数も倍と前線の医者は勘を働かせている。有名人の感染者数が多いのもその理由の一つだ。いずれにしろ最悪の経過は避けられていそうだ。連休の人出も八割抑制されそうで、用心深く同調圧力の強い国民性が効いている?。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする