駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

植物を育てる

2020年04月04日 | 身辺記

            

 

 三年で甘夏が実ったのに気をよくして、果物の苗木を幾つか買ってきた。家内の好きなイチジク、梨、ブルーベリーそれとサクランボと随分欲張った。どれか一つでも三年で実を結べば大喜びなのだが、どんなもんだろう。桃栗三年柿八年と言うが、買ってきた果物はどれ位で実がなるものだろうか。私は全くの素人の上に、参考書も碌に読まないで植えたので、先ず枯れずに育つかどうかが問題だ。未だ植えて10日くらいだから、見た目は何の変化もなく、僅かにつぼみが膨らんだような気はするが、どうなるか分からない。

 植物を育てるには根気がいるのがよく分かる。どうも一週間一ヶ月一年単位でないと変化が分からない。毎日見に行って変わりないと飽きてしまうようでは駄目らしいのを既に感じている。唯、碌に面倒を見ないでいても、思いだした頃に緑の葉が出ていたりする楽しみはありそうだ。

 患者さんに赤ん坊の頭ほどの梨を育てる名人が居て、毎年皆さんでと十個ほど持ってきてくれたのだが、一昨年亡くなってしまった。残された娘さんは畑を手放してしまったようで、何かこつがあるのか聞いておけばよかった。

コメント
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