駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

メモを忘れないようにメモしておかねば

2020年06月18日 | 小験

               

 

 どちらかというとメモを取らない方だったのだが、物忘れが増えたのでメモを取らねばと思うようになった。まあ思うだけでメモはまだまだ付け忘れ、あれなんだっけの日々が続いている。

 以前に比べればメモを取る回数は増えたが、メモの取り方も結構難しいのが分かった。一か月もすると、符号のようなメモだと何のことかわからなくなってしまうのだ。ちょうどリスやモズが後で食べようと取っておいた餌をどこに隠したか忘れてしまうようなもので、モズリス現象と呼んでいる。

 しかしまあ、きっと皆さんの周りにも何人かメモ魔と呼びたい人物が居ると思う。メモ魔にはメモしなくても憶えていられそうな優秀な人が多い。考えるほ方に優れていて憶えておく方はさほどでもないのだろうか。

 Sという友人がいる。彼は早食いで、学食のカレーなぞあっという間に平らげて笑っていた。相当の早食いの私も敵わなかった。生真面目というか几帳面な男で、学生の時からウムフムとメモを手放さなかった。意外なことに?精神科医になり何とか賞を貰うほど偉くなった。メモ魔だけあって記銘力はさほどでもなく、同窓会で学食のカレーのことを聞いたが憶えていなかった。メモをし忘れたらしい。

 

 これは昨日のプリンを出すコーヒー店のコーヒーだ。新型コロナの感染者がいない県にある。

コメント (2)
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