昨日は台風一過の晴天だった。暖気を運んできたようで気温が上がり、歩くと汗ばむ陽気だった。陽気につられ昼飯を外でとちょっと眺めの良いレストランに出かけたのだが、同じ考えの人が多く満席で五番目に並んだ。もともとさほど気が長い方でもなく三時にM氏のところに遊びに行く約束をしていたので三十分近く待たされちょっとイライラした。覗くと食べ終わっておしゃべりしている中年女性や、空いているテーブルの後片付けができておらず、待たされる理由がわかった。町中の店と違いお客さんを早く回転させる仕組みというか訓練がされていないようだ。いつもは並ぶほど混むことはなく、店員も感じが良いのだが、混むと不慣れが出る。
M氏は四歳ほど年下で五月から定年で無聊をかこっている。孫と将棋を指しているのだがM氏が全勝で、孫がやらなくなったと言っていた。私は手を抜かないのだと威張って?いたが、子供には勝たせてやらなくては嫌になるに決まっているで、緩めてやらなくちゃと言ったのだが、そういうのは嫌だという。実戦は十年振りくらいなので始めは恐る恐るだったが、たぶん飛車落ちでも勝てる手合いで三連勝した。ただよく考えるのには恐れ入った。どうも長く待たされるのは苦手だ。またやりましょうというので、また来週出かけることにした。