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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

栃木茨城の印象

2020年10月28日 | 世界

           

 

 日本人はランキングが好きなようで(外国のことはよく知らない)、魅力ある都道府県や住んでみたい街ランキングを目にする。目にすれば上位と下位は一瞥し参考にしている。私には私の住んでみたい場所がいくつかあるからだ。

 北海道は比較的上位に来ることが多いが、皆さんは冬の長さ厳しさをご存じなのだろうかと思う。冬の良さというのはあるのかもしれないが、北国の人は雪と寒さは大変とおっしゃる方が多い。中には従姉妹のご主人のように雪の冬はこんこんと本が読めて北海道は宜しいという学者もいるが。

 勿論、好みは色々だが、転勤の多い製薬会社の人と話していると実際住んでみての感想が聞ける。福岡が良いという人が何人も居た。北海道は住むところじゃないですと言う人が居たので、そうなんだという強い記憶がある。尤も札幌には恋の街と歌われたせいかあこがれを持つ人が多いようだ。

 実際に住んでみての感想と旅行やテレビ雑誌からの印象では多少のずれがあるだろう。おそらくこうしたランキングは住んでみてのものではないと思う。

 一塊で呼ばれることに抵抗のある人もおられるだろうが北関東はこうしたランキングでは上位には来ない。茨城栃木群馬それと埼玉もどちらかというと下位グループに属しているようだ。私もこの四県にあんまり住んでみたいとは思わない。反発はあっても、これは多くの日本人の感覚のようで、茨城栃木群馬に住んでよかったというMRは居なかった。そこへ行くと埼玉はださいたまと呼ばれるほどの強い個性はないようで東京圏の感覚があるようだ。

 実際に住んでいる人は上位ならともかく下位には不快感をもたれるようで最下位の座を茨城から譲られた栃木の知事がご不満という記事を目にした。好き嫌いよりも申し訳ないが栃木は印象が薄くよく知らないと申し上げねばならない。宇都宮の餃子も首位を奪われたようだし。

コメント (2)
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