朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●石室解体の講師はこんな方です!【大阪】

2008年03月05日 18時20分52秒 | 中之島教室
こんばんは、広報部ちゃこです
本日は「ドキュメント石室解体」左野勝司講師のお祝い会の様子をお届けします!
リポートは沖部長です。それでは、どうぞ

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4月期の講座「ドキュメント石室解体」の講師の左野勝司さん(65)は昨年、吉川英治文化賞と文化庁長官表彰を受けた石の匠です。奈良市内のホテルでこのほど、お祝い会が開かれました。
 受賞理由は、言うまでもなく飛鳥美人の壁画がある高松塚古墳の石室を少しの損傷もなく解体したこと、さらに津波で倒れたイースター島のモアイをもと通りに立ち上げるなど、石工として長年、文化財修復に貢献した業績に対してです。

吉川英治文化賞、文化庁長官表彰のお祝い会の壇上で紹介される左野さん


チームワークよく仕事をした奈良文化財研究所の研究者2人がそろって祝辞を述べた


 祝賀会を開いたのは、左野さんと長年の付き合いがある文化財と寺社の関係者やジャーナリストらで、約100人がお祝いにかけつけた。
 挨拶では、文化庁関係者から
「100点満点以外はダメ、98点でもダメという仕事で、必ず100点を取るのが左野さんの仕事」と絶賛の声。だが、中には「石屋は荒っぽいという先入観をもっていた。(石室の16枚の)石壁の何枚かは壊れると覚悟していた」とのホンネも漏れ、会場は爆笑に包まれた。
講座の2回目の講師となる、発掘班のリーダーだった松村恵司さんも挨拶に立ち、「チームワークがとてもうまくいった」と話した。
 左野さんはお礼の言葉で「これからは自重して、みなさんの期待にそえる人間になりたいが、わかりません」と結び、匠らしい頑固な一面をのぞかせて拍手を浴びた。


 講座について左野さんは「現場の裏話を含め、話したいことはいっぱいあるので期待して下さい」と話しています。講座が楽しみです。(講座担当・沖真治)


緊張した面持ちでお礼の言葉を述べる左野さん


壇を降りると、左野さんは屈託なく笑いを振りまいた
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