朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●受講生2人が大賞を受賞朗読コンテストで【中之島】

2009年10月28日 15時24分28秒 | 中之島教室
受講生2人が快挙!――。朝日カルチャーの朗読講座に通う川西教室の林美恵子さん(写真右)が第2回関西朗読コンテスト(主催・『上方芸能』編集部)で、中之島教室の坂本知恵さん(写真左)が「古典の日」記念朗読コンテスト(主催・古典の日推進委員会)で、それぞれ最高賞にあたる大賞に選ばれた。


坂本知恵さん 林美恵子さん

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 関西朗読コンテストには約100人が応募した。林さんは、録音テープやCD、MDなどでの予選を通過した22人に入り、大阪市内の薬業年金会館ホールで開かれた本選へ。『上方芸能』の木津川計編集長ら審査員や会場に詰めかけた観客の前で、大好きな藤沢周平の小説『山桜』から最も気に入っているシーンを8分間朗読した。事務局によると「審査員の皆さんが最高の評価を出しました。大賞は1人の予定でしたが、もう1人素晴らしい方がいて2人受賞とさせていただきました」という。

林さんは川西教室での受講歴が6年。「審査結果が発表される前に、会場で見知らぬ女性から『とてもよかった。私も藤沢周平の山桜を読みたくなりました』と声をかけられたのが何よりもうれしく、感激しました。朗読講座を続けてきてよかったと思いました。もっと自分自身のレベルが上がったら、朗読ボランティアも考えてみたい」と話した。

 坂本さんは、松尾芭蕉の『おくのほそ道』から『平泉』の項を読み、全国から応募してきた216人の頂点に立った。審査員は、俳優の児玉清さん(審査委員長)、国際日本文化研究センター名誉教授の芳賀徹さん(特別顧問)、元NHKアナウンサーら6人で、大賞の正式名は「古典の日推進委員会会長賞」。大賞の下の特別賞は京都府知事賞、京都市長賞、宇治市長賞、京都商工会議所会頭賞が各1人という狭き門だった。

坂本さんは11月1日、京都国際会館で催される記念式典での表彰式にのぞみ、会場の観客を前に『平泉』を朗読する。中之島教室での受講歴は約20年。「受賞の連絡を受けた時はびっくりしましたが、うれしかった。朗読はただ文章を読むだけでなく、発音やアクセントなど言葉の基本を身につけるのに時間がかかります。記念式典の会場では緊張するかもしれませんが、すなおに読むことを心がけたい」と話した。

 指導する笹谷清子講師は「私もわがことのようにうれしい。受講生の中には視覚障害者のための朗読ボランティア、老人ホームなどでの朗読ボランティア、小学校での子供たちへの読み聞かせなどで活躍する人たちも増えています。基本も大切だし、心で読むことも大事。朗読は本当に奥の深い世界です」という。
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