コウノトリはかつて日本各地にいました。日本画などに描かれている「松上のツル」はコウノトリのことです。花札のツルもコウノトリですが、誤解からでしょう、タンチョウヅルのように頭が赤く塗られたようです。「鶴の恩返し」も本当は「コウノトリの恩返し」だったのかもしれませんね。
農薬によって激減したとされ、戦時には繁殖地の松の大木が燃料とするために伐採されました。志賀直哉も怪我を癒した城崎温泉にはコウノトリが傷を癒したという伝説が残ります。コウノトリを考えることは自然環境や食糧問題、平和を考えることでもあります。
絶滅の危機に瀕したコウノトリを、兵庫県豊岡市の人たちは「いつか必ず大空に返すよ」と約束、地道に保護運動を取り組んでいます。世界的にも画期的な人工飼育。県立コウノトリの郷公園で訓練されて野に放たれるコウノトリたちの姿は感動的です。放鳥に立ち会った秋篠宮さまと紀子さまが短歌にされました。その後、お二人はお子様に恵まれました。「幸せを運ぶ鳥」はこれからもっともっと絵や詩になっていくことでしょう。
朝日カルチャーセンター事業部 甲斐俊作
「エコツアー コウノトリの郷を訪ねる」の詳細はこちら
※お申し込みは朝日旅行(06-6345-1613)まで。
【受付時間】月~金 9:30~17:30(土日祝は休み)
農薬によって激減したとされ、戦時には繁殖地の松の大木が燃料とするために伐採されました。志賀直哉も怪我を癒した城崎温泉にはコウノトリが傷を癒したという伝説が残ります。コウノトリを考えることは自然環境や食糧問題、平和を考えることでもあります。
絶滅の危機に瀕したコウノトリを、兵庫県豊岡市の人たちは「いつか必ず大空に返すよ」と約束、地道に保護運動を取り組んでいます。世界的にも画期的な人工飼育。県立コウノトリの郷公園で訓練されて野に放たれるコウノトリたちの姿は感動的です。放鳥に立ち会った秋篠宮さまと紀子さまが短歌にされました。その後、お二人はお子様に恵まれました。「幸せを運ぶ鳥」はこれからもっともっと絵や詩になっていくことでしょう。
朝日カルチャーセンター事業部 甲斐俊作
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