朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●日本人と宗教 【芦屋】

2010年01月13日 15時43分11秒 | 芦屋教室
 寒い日が続きます。今日は雪がちらついていました。
こんな日は外にでかけるのも億劫になりますが、来週1月19日(火曜日)から芦屋教室で始まる講座をご紹介します。

 年末はクリスマスを楽しみ、年が明けたら初詣で神頼み(?)、私たち日本人は、とっても柔軟に宗教とかかわっています。むしろそれらは生活の風物詩、アクセントであり、信仰の対象として考えたことすらないのではないでしょうか。宗教に関してさほど柔軟な私たちですが、それはなぜなのでしょう。宗教の対立が憎しみとなり紛争の原因となる、歴史はこの繰り返しですが、信仰心が薄いといわれる私たち日本人が、宗教対立をリアルにとらえることは難しい気もします。では、宗教とはいったい何なのでしょう。どういう存在なのでしょうか。


講座「日本人と宗教」は、日本人と宗教のかかわりを、歴史をたどりながら、皆さんといっしょに考えていく新シリーズです。
1月期は、日本の黎明期から大和朝廷成立まで大きな影響を与えた宗教について、いわば、私たちの精神世界の<根っこ>にあたる部分をたどっていきます。
具体的には、神道と稲作儀礼、「天皇」という言葉は道教から、などについてお話しいただきます。講師の笠原芳光先生は宗教思想史がご専門ですが、文学や哲学にもご造詣が深く、加藤周一さんや吉本隆明さん、鶴見俊輔さん、岡井隆さんらと親交が深く、広く自由な立場から、思想、宗教、文学、芸術などを論じてこられました。ご参加の皆さんとの時に厳しく、時にユーモアあふれる質疑応答は、とても聞きごたえがあります。
新シリーズではありますが、ご関心のある回から参加していただくことも可能ですので(詳しくはHP講座内容をご覧ください)、新しい年、少し立ち止まって、思索の時間をもってみるのはいかがでしょうか。

皆さまのご参加をお待ちしています。


詳細はこちら「日本人と宗教」
もしくは芦屋教室(0797-38-2666)まで

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