先の1965年の作品と共に、オーネット・コールマンの問題作として話題となったチャパカ組曲を取り上げました。
「CAPPAQUA SUITE」 SRCS 9192 ~ 3
PART Ⅰ~ Ⅳ
ORNETTE COLEMAN (as) PHAROA SANDERS (ts) DAVID IZENSON (b) CHARLES MOFFETT (ds)
録音 1965年6月
これはオーネット・コールマンが、映画音楽として作曲し、トリオ(パートⅣではファラオ・サンダースが参加)に一部で13人による管弦アンサンブルを入れています。
曲は、4つのパートに分かれていて全体の流れには統一感がありますが、管弦楽のパートが無い方がすっきりしていて聴きやすく、フリー・ジャズのカテゴリーとは異なった演奏となっていて、パートⅢはトリオによる部分が多いです。
オーネット・コールマンのアルト・サックスにベースとドラムスを加えたトリオによる部分は躍動感に溢れていて、オーネットのアルトはメロディックでありながら力強く、それにアイゼンソンのベースがピチカットとボーイングで旨く絡み、チャールズ・モフェットのビートの利いたドラミングが的確なビートを刻み全体を引き締めていることで、各パート共に違和感なく聴き通せる内容となっています。
なお、「チャパカ組曲」のチャパカは、監督・主演を務めたコンラッド・ルックスが幼少期を送った街のことですが、オーネット・コールマンのこの演奏は、実際の映画には使われませんでした。
「CAPPAQUA SUITE」 SRCS 9192 ~ 3
PART Ⅰ~ Ⅳ
ORNETTE COLEMAN (as) PHAROA SANDERS (ts) DAVID IZENSON (b) CHARLES MOFFETT (ds)
録音 1965年6月
これはオーネット・コールマンが、映画音楽として作曲し、トリオ(パートⅣではファラオ・サンダースが参加)に一部で13人による管弦アンサンブルを入れています。
曲は、4つのパートに分かれていて全体の流れには統一感がありますが、管弦楽のパートが無い方がすっきりしていて聴きやすく、フリー・ジャズのカテゴリーとは異なった演奏となっていて、パートⅢはトリオによる部分が多いです。
オーネット・コールマンのアルト・サックスにベースとドラムスを加えたトリオによる部分は躍動感に溢れていて、オーネットのアルトはメロディックでありながら力強く、それにアイゼンソンのベースがピチカットとボーイングで旨く絡み、チャールズ・モフェットのビートの利いたドラミングが的確なビートを刻み全体を引き締めていることで、各パート共に違和感なく聴き通せる内容となっています。
なお、「チャパカ組曲」のチャパカは、監督・主演を務めたコンラッド・ルックスが幼少期を送った街のことですが、オーネット・コールマンのこの演奏は、実際の映画には使われませんでした。