日本の偉大な作曲家、演奏家の一人である中村八大は、6月10日が命日でした。
(1931年〈昭和6年〉1月20日 - 1992年〈平成4年〉6月10日)
中村八大が亡くなって21年が経ちましたが、彼のピアノ・トリオのレコードが再発されました。
「MEMORIES OF LYLLYAN」 UPJY-9272
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/12/55868025e3b52ddee00eca69e3e39bda_s.jpg)
1. MEMORIES OF LYLLYAN
2. RANDOM KISS
3. FAREWELL TO GUNS
4. KINDERGARDEN BLUES
5. JAZZ ME LOW DOWN
6. STOMPIN´ AT THE SAMBOA
7. LOVE IN DARKNESS
8. LOLITA
中村八大 (p) 栗田八郎 (b) ジミー竹内 (ds)
録音 1961年
このレコードが最初に発売された1961年は、坂本九が歌った「上を向いて歩こう」が世に出た年ですが、今回は最新リマスター音源として製作されていて、インナースリーブまで当時のままが再現されています。
ジャケット裏面のライナー・ノートによると、八大はこのアルバムのレコーディング前に2ヶ月程の世界一周の旅に出かけており、中でもニューヨークでの体験による影響がこのアルバムにも出ているのだそうで、ビリー・テイラー張りのスイング感ある演奏が詰め込まれていました。
全曲自身のオリジナルで固め、しかも曲想に関するアイデアも変化に富んでおり、それに加えてピアノ演奏とそれをサポートする2人のリズム陣が素晴らしいの一言です。
1曲目の「MEMORIES OF LYLLYAN」では、アドリブの中で「I GOT RHYTHM」の断片を取り入れる余裕も見せており、ラテン調のリズミックな曲や、「LOVE IN DARKNESS」のようにスマートで美しいバラードまで多彩な演奏が楽しめます。
このアルバムを繰り返し聴いて見ましたが、録音も素晴らしいし、聴く度に常に新しい発見がある1枚です。
(内容はピカイチなれど、ジャケットで損をしているように思います)
続いて、「ジャズ作品・プラス」として、以下は上記レコードと共に聴いた2枚のCDです。
1枚目は、中村八大のピアノ・ソロで、ワン・コーラスのみの短い曲もありますが、よく知られたスタンダードの味わい深い演奏集です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/98/81fa622c8ca98b9a11c6919d835a6611_s.jpg)
このアルバムに収録されている演奏をYoutubeからピックアップした枯葉、そして、スターダストです。
2枚目は、「六・八」コンビが作った歌謡曲集で、モノラル録音の懐かしい歌声が詰まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/fe/db15e3118fdf3d33bb725489f76cec7b_s.jpg)
改めて聴き直してみて、中村八大は日本の音楽史上に残る偉大な一人であることを再認識した次第です。
(1931年〈昭和6年〉1月20日 - 1992年〈平成4年〉6月10日)
中村八大が亡くなって21年が経ちましたが、彼のピアノ・トリオのレコードが再発されました。
「MEMORIES OF LYLLYAN」 UPJY-9272
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/97/b5b741de43cdadb55b13e7e2b1f0dfc3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/4e/92caeb20261c0eeea915840f1b8c2c0b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/e1/afadc6bc3dd704011d3e1ba05eb9880a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/12/55868025e3b52ddee00eca69e3e39bda_s.jpg)
1. MEMORIES OF LYLLYAN
2. RANDOM KISS
3. FAREWELL TO GUNS
4. KINDERGARDEN BLUES
5. JAZZ ME LOW DOWN
6. STOMPIN´ AT THE SAMBOA
7. LOVE IN DARKNESS
8. LOLITA
中村八大 (p) 栗田八郎 (b) ジミー竹内 (ds)
録音 1961年
このレコードが最初に発売された1961年は、坂本九が歌った「上を向いて歩こう」が世に出た年ですが、今回は最新リマスター音源として製作されていて、インナースリーブまで当時のままが再現されています。
ジャケット裏面のライナー・ノートによると、八大はこのアルバムのレコーディング前に2ヶ月程の世界一周の旅に出かけており、中でもニューヨークでの体験による影響がこのアルバムにも出ているのだそうで、ビリー・テイラー張りのスイング感ある演奏が詰め込まれていました。
全曲自身のオリジナルで固め、しかも曲想に関するアイデアも変化に富んでおり、それに加えてピアノ演奏とそれをサポートする2人のリズム陣が素晴らしいの一言です。
1曲目の「MEMORIES OF LYLLYAN」では、アドリブの中で「I GOT RHYTHM」の断片を取り入れる余裕も見せており、ラテン調のリズミックな曲や、「LOVE IN DARKNESS」のようにスマートで美しいバラードまで多彩な演奏が楽しめます。
このアルバムを繰り返し聴いて見ましたが、録音も素晴らしいし、聴く度に常に新しい発見がある1枚です。
(内容はピカイチなれど、ジャケットで損をしているように思います)
続いて、「ジャズ作品・プラス」として、以下は上記レコードと共に聴いた2枚のCDです。
1枚目は、中村八大のピアノ・ソロで、ワン・コーラスのみの短い曲もありますが、よく知られたスタンダードの味わい深い演奏集です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/25/1c584f0240c50143772094b2680f957b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/98/81fa622c8ca98b9a11c6919d835a6611_s.jpg)
このアルバムに収録されている演奏をYoutubeからピックアップした枯葉、そして、スターダストです。
2枚目は、「六・八」コンビが作った歌謡曲集で、モノラル録音の懐かしい歌声が詰まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/a5/6c65cca8a7a78671683835942725ca70_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/fe/db15e3118fdf3d33bb725489f76cec7b_s.jpg)
改めて聴き直してみて、中村八大は日本の音楽史上に残る偉大な一人であることを再認識した次第です。