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六・八コンビによる名曲

2023-07-25 | 演歌・ポップス
これは、過去に掲載したことのあるEPレコードですが、中村八大に関連して、改めて永六輔と中村八大のコンビによる2つの名曲を聴きました。
この2曲は、いずれもNHK TV のバラエティ番組であった「夢であいましょう」の今月の歌として歌われています。

「上を向いてあるこう」Toshiba JP-5083(SUKIYAKI / Capitol 4945)
(1961年10月と11月の歌)
1961年に日本で最初に発売され、その後に米国で発売された「SUKIYAKI」は、後にスリーブ付きで購入しましたが、ジャケットはありませんでした。
 
この曲は、サビに入る前までは日本音階のヨナ抜きと言われる“ファとシ”の音階が無い音で作られていて、サビに入ると西洋音階となり、“しあわせは空の上に”の部分では、半音下がる粋な音も使っていてセンスの良さを感じるし、坂本九の歌がこの曲にぴったりであることも本当に素晴らしいです。(この曲は「6・8・9コンビ」の傑作です)
なお、「SUKIYAKI」は、東芝の最初のレコーディングの音源と同じで、レコードB面の曲(あの娘の名前はなんてんかな)もオリジナル盤と同じでした。


「こんにちは赤ちゃん」KING EB-1000
(1963年7月の歌)
ジャケットを2種類掲載しましたが、音源もレコード番号も同じものです。


下は、1963年の日本レコード大賞受賞後に新たに発売されていて、ジャケット、レコードのレーベル内の文字、それに歌詞カードの冒頭の紹介文字等が変わっています。(ただそれだけの事です)

この曲も、歌詞の2番の後に「大サビ」ともいわれる「ブリッジ」が付いていて(二人だけの愛の暮らし、健やかに美しく育てと祈るの部分)、1963年という時代にこのような洒落た歌を作詞と作曲した2人は本当に素晴らしいと思います。

この2曲を改めて聴いてみて、中村八大という音楽家の偉大さを再認識しているところです。

コメント (3)
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