チェット・ベイカーにしては、珍しくウォーン・マーシュと組んだクインテットとなる1枚
「Blues For Areason」 Criss Cross Jazz 1010
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/e1/cc8ece186a7501592e0fcbefbae828fb_s.jpg)
1. Well Spoken
2. If You Could See Me Now
3. We Know It's Love
4. Looking Good Tonight
5. Imagination
6. Blues For A Reason
Chet Baker (tp) Warne Marsh (ts)
Hod O'brien (p) Cecil Mcbee (b) Eddie Gladden (ds)
録音 1984年9月30日
トランペットの相方にテナー・サックスのウォーン・マーシュ、ピアニストにホッド・オブライエン、そしてベーシストにセシル・マクビーが参加するという豪華メンバーによる演奏集です。
全6曲は、ほとんどテーマ・メロディが提示されず、最初からアドリブでスタートするような展開となっていて、タッド・ダメロンの「If You Could See Me Now」においても、トランペットによって演奏の最初と最後でテーマ・メロディを半コーラス提示するだけとなっていますが、ここでのオブライエンのピアノ・プレイは聴き応えがあります。
その中で、ミュート・トランペットで演奏される2曲がアップテンポによる快演となっており、「Well Spoken」は、ミュートを付けたトランペットとウォーン・マーシュとのバトルが展開されていて、「We Know It's Love」では全員がソロを取っています。
「Imagination」にチェットは参加していませんが、ウォーン・マーシュは枯れた味わいのソロを、続くオブライエンはタイトルに相応しくイマジネーションたっぷりで、また、マクビーもフィンガーを生かしたプレイを披露しています。
最終曲の「Blues For A Reason」では、参加者全員がソロを取りますが、後半でのチェットとマーシュの掛け合いが印象に残る演奏となっています。
1927年12月23日生まれのウォーン・マーシュと、1929年10月26日生まれのチェット・ベイカーの2人は、レコード上では最初で最後の共演となったようですが、1987年12月18日と1988年5月13日に亡くなっています。
2人のミュージシャンとしての活動の場所は各々違っていましたが、同じ時代に活躍した2人の演奏と思って聞き入りました。
「Blues For Areason」 Criss Cross Jazz 1010
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/01/30279d01aad3222d025c7acffae62640_s.jpg)
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1. Well Spoken
2. If You Could See Me Now
3. We Know It's Love
4. Looking Good Tonight
5. Imagination
6. Blues For A Reason
Chet Baker (tp) Warne Marsh (ts)
Hod O'brien (p) Cecil Mcbee (b) Eddie Gladden (ds)
録音 1984年9月30日
トランペットの相方にテナー・サックスのウォーン・マーシュ、ピアニストにホッド・オブライエン、そしてベーシストにセシル・マクビーが参加するという豪華メンバーによる演奏集です。
全6曲は、ほとんどテーマ・メロディが提示されず、最初からアドリブでスタートするような展開となっていて、タッド・ダメロンの「If You Could See Me Now」においても、トランペットによって演奏の最初と最後でテーマ・メロディを半コーラス提示するだけとなっていますが、ここでのオブライエンのピアノ・プレイは聴き応えがあります。
その中で、ミュート・トランペットで演奏される2曲がアップテンポによる快演となっており、「Well Spoken」は、ミュートを付けたトランペットとウォーン・マーシュとのバトルが展開されていて、「We Know It's Love」では全員がソロを取っています。
「Imagination」にチェットは参加していませんが、ウォーン・マーシュは枯れた味わいのソロを、続くオブライエンはタイトルに相応しくイマジネーションたっぷりで、また、マクビーもフィンガーを生かしたプレイを披露しています。
最終曲の「Blues For A Reason」では、参加者全員がソロを取りますが、後半でのチェットとマーシュの掛け合いが印象に残る演奏となっています。
1927年12月23日生まれのウォーン・マーシュと、1929年10月26日生まれのチェット・ベイカーの2人は、レコード上では最初で最後の共演となったようですが、1987年12月18日と1988年5月13日に亡くなっています。
2人のミュージシャンとしての活動の場所は各々違っていましたが、同じ時代に活躍した2人の演奏と思って聞き入りました。