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私の愛聴盤(第138回)

2020-01-26 | 私の愛聴盤
第138回はハーブ・ゲラーの「ファイヤー・イン・ザ・ウエスト」です。
「FIRE IN THE WEST」 JUBILEE JLP 1044
  
1. SPACIFIC VIEW
2. JITERBAG WALTZ
3. THE FRUIT
4. HEAR′S WHAT I’M HEAR FOR
5. MARABLE EYES
6. AN AIR FOR THE HEIR
7. MELROSE AND SAM
HEAB GELLER(as) KENNY DORHAM(tp) HAROLD LAND(ts)
LOU LEVY(p) RAY BROWN(b) LAWRENCE MARABLE(ds)
録音 1957年3月 LA
アート・ペッパーと並んで西海岸の実力奏者であるハーブ・ゲラーが、ジュビリー・レーベルに残した2枚の内の1枚で、これまで所有していた日本コロムビア製の国内盤を、昨年9月にLAで購入したオリジナル盤に切り替えて時々聴いています。
このアルバムは、当然のことながら西海岸のメンバーを中心に吹き込まれたもので、3管によるアレンジと各々のソロが楽しめます。
中でもB面1曲目の「HEAR′S WHAT I’M HEAR FOR」などは、アレンジと共にゲラーの安定感あるソロが良いです。
彼もまたチャーリー・パーカーの影響を受けた一人ですが、同じ白人奏者のフィル・ウッズやチャーリー・マリアーノに似たところも見受けられます。

また、ここに参加しているハロルド・ランドの音色は、クリフォード・ブラウンのバンドでのマーキュリー盤、ハンプトン・ホースとのコンポラ盤、そしてリーダー・アルバムのジャズ・ランド盤やアトランテック盤等とはいずれも異なり、それらを比較して聴いて違いを楽しむという方法もあります。

後で知ったのですが、ハーブ・ゲラーは1968年秋にアルフレッド・ハウゼ楽団の一員として来日していたそうで、その時のハウゼ楽団の演奏を新宿厚生年金会館で聴いた記憶があったことから探したところ、レコードと共に当時のチケットの半券が出てきました。



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2 コメント

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ハーブ・ゲラー (ashita45th)
2020-01-28 07:38:09
azumino さん
ハーブ・ゲラーのこのレコード、
お話の通り、エッジが立った良い音がします。
彼のエマーシー盤も聴いていますが、こちらの方が各人のメリハリがしっかりしていて、気持ちの良い音がします。
ジャズを本格的に聴きはじめる前は、ラテンやタンゴに興味があったことから、エドムンド・ロスや、ハウゼのコンサートに足を運んでいました。
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アルフレッド・ハウゼ (azumino)
2020-01-27 23:41:08
こんばんは

ハーブ・ゲラーは、結構好きなので、オリジナル盤の音質に興味があるのですが、やはり圧力の強いよい音なのでしょうか。

掲載されているアルフレッド・ハウゼ楽団のレコードは僕も持っています。親に買ってもらったものですが、洋楽に興味を持ち始めたころで、コンチネンタルタンゴは馴染みやすかったです。懐かしく読まさせていただきました。
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