第75回はジョン・コルトレーンの「バラード」です。
常に走り続けたコルトレーンが一瞬立ち止まったかの様で、発売当時賛否両論を呼んだこのアルバム、
しかし、発売から50年を過ぎてもベストセラーを継続し、リリシズム溢れる完璧なバラード集であることに変わりはありません。
ジャズを聴きはじめた当初はブート・レグも含め、コルトレーンのレコードを良く聴いていました。
今更のことですが、最近このモノラル盤を入手したこともあり、改めて取り上げてみました。
「JOHN COLTRANE BALLADS」 IMPULSE A-32
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1. SAY IT
2. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
3. TOO YOUNG TO GO STEADY
4. ALL OR NOTHING AT ALL
5. I WISH I KNEW
6. WHAT’S KNEW
7. IT’S EASY TO REMEMBER
8. NANCY
JOHN COLTRANE(ts) MAcCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds)
録音 1961年12月21日、62年9月18日、11月13日
このアルバムの最初の録音日には、ここには取り上げられていない「グリーンスリーヴス」や「イッツ・イージー・トゥ・リメンバー」が、また別の日には、ジョニー・ハートマンとのセッションで有名な「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」がマッコイ・タイナーとのデュオで演奏されていました。
これは、後に国内盤で発売された2枚組CDに収録されています。
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こちらのCDは、コルトレーン研究で世界的に著名な藤岡靖洋さんが、この録音経緯について詳細に語られています。
厳選されたレコード収録の8曲を聴くか、幾度もテイクを重ねて録音されている全曲を聴くかはそれぞれリスナーの勝手ですが、全曲を一通り聴いた後ではやはりレコードの8曲で良いという気分になります。
余談ですがこのモノラル盤のレコード、
これまで聴いてきた同一アルバムの音源のどれよりも、カチッと締った素晴らしい「音」がする正に愛聴盤となりました。
話は替わって、
1992年にデビューした米国の女性歌手「カーリン・アリソン」
ちょっとハスキーが掛った声でジャズからポップス、それにロックまで器用にこなす彼女が、2000年に吹き込んだ7枚目のアルバムは、
コルトレーンのバラード収録曲を曲順もそのままとし、それに別のアルバムからの4曲を加えたリメイク盤です。
「KARRIN ALLYSON BALLADS」 CONCORD RECORDS / VICTOR JAZZ VICJ-60896
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1. SAY IT
2. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
3. TOO YOUNG TO GO STEADY
4. ALL OR NOTHING AT ALL
5. I WISH I KNEW
6. WHAT’S KNEW
7. IT’S EASY TO REMEMBER
8. NANCY
9. NAIMA
10. WHY WAS I BORN?
11. EVERYTIME WE SAY GOODBYE
12. NATURE BOY
KARRIN ALLYSON(vo) JAMES WILLAMS(p) JHON PATITUCCI(b) LEWIS NASH(ds)
BOB BERG(ts) JAMES CARTER(ts) STEVE WILLSON(ss)
録音 2000年11月
こちらのアルバム、
歌は勿論のこと、バックを務めるメンバーの演奏も素晴らしく、このアルバムも「私の愛聴盤」の1枚となっています。
常に走り続けたコルトレーンが一瞬立ち止まったかの様で、発売当時賛否両論を呼んだこのアルバム、
しかし、発売から50年を過ぎてもベストセラーを継続し、リリシズム溢れる完璧なバラード集であることに変わりはありません。
ジャズを聴きはじめた当初はブート・レグも含め、コルトレーンのレコードを良く聴いていました。
今更のことですが、最近このモノラル盤を入手したこともあり、改めて取り上げてみました。
「JOHN COLTRANE BALLADS」 IMPULSE A-32
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1. SAY IT
2. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
3. TOO YOUNG TO GO STEADY
4. ALL OR NOTHING AT ALL
5. I WISH I KNEW
6. WHAT’S KNEW
7. IT’S EASY TO REMEMBER
8. NANCY
JOHN COLTRANE(ts) MAcCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds)
録音 1961年12月21日、62年9月18日、11月13日
このアルバムの最初の録音日には、ここには取り上げられていない「グリーンスリーヴス」や「イッツ・イージー・トゥ・リメンバー」が、また別の日には、ジョニー・ハートマンとのセッションで有名な「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」がマッコイ・タイナーとのデュオで演奏されていました。
これは、後に国内盤で発売された2枚組CDに収録されています。
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こちらのCDは、コルトレーン研究で世界的に著名な藤岡靖洋さんが、この録音経緯について詳細に語られています。
厳選されたレコード収録の8曲を聴くか、幾度もテイクを重ねて録音されている全曲を聴くかはそれぞれリスナーの勝手ですが、全曲を一通り聴いた後ではやはりレコードの8曲で良いという気分になります。
余談ですがこのモノラル盤のレコード、
これまで聴いてきた同一アルバムの音源のどれよりも、カチッと締った素晴らしい「音」がする正に愛聴盤となりました。
話は替わって、
1992年にデビューした米国の女性歌手「カーリン・アリソン」
ちょっとハスキーが掛った声でジャズからポップス、それにロックまで器用にこなす彼女が、2000年に吹き込んだ7枚目のアルバムは、
コルトレーンのバラード収録曲を曲順もそのままとし、それに別のアルバムからの4曲を加えたリメイク盤です。
「KARRIN ALLYSON BALLADS」 CONCORD RECORDS / VICTOR JAZZ VICJ-60896
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1. SAY IT
2. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
3. TOO YOUNG TO GO STEADY
4. ALL OR NOTHING AT ALL
5. I WISH I KNEW
6. WHAT’S KNEW
7. IT’S EASY TO REMEMBER
8. NANCY
9. NAIMA
10. WHY WAS I BORN?
11. EVERYTIME WE SAY GOODBYE
12. NATURE BOY
KARRIN ALLYSON(vo) JAMES WILLAMS(p) JHON PATITUCCI(b) LEWIS NASH(ds)
BOB BERG(ts) JAMES CARTER(ts) STEVE WILLSON(ss)
録音 2000年11月
こちらのアルバム、
歌は勿論のこと、バックを務めるメンバーの演奏も素晴らしく、このアルバムも「私の愛聴盤」の1枚となっています。