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トロンボーンによるインプロヴァイズド・ミュージック

2021-03-10 | JAZZ
前回のディブ・ホランドのリーダー・アルバムに続いて、こちらはギュンター・クリストマンによるインプロヴァイズド・ミュージックです。

「WEAVERS」 PO TOUCH RECORDS  PTR/JWA 7
  
1. CICIM
2. SUMAK
3. YAYLAK
4. KISHLAK
5. a) RAFFIA 
  b) DETA ILS
  c) AL-ITH
GUNTER CHRISTMANN (tb) PAUL LOVENS (prec. inst. etc) MAARTEN ALTENA (b) 
録音 1979年12月/1980年6月

この手の音楽?は、その音の中に没頭するだけで、聴くという行為からかけはなれたところにあります。
主役がトロンボーンと言うことで、出て来るサウンドは柔らかいことから、他の同様な演奏に比べて耳障りなところはありませんが、何時も聴くアルバムでないことは確かです。
今回、この記事を書くにあたり久しぶりに通して聴いてみました。

ギュンター・クリストマンは、スライドとタンギングを使い楽器をコントロールしており、パーカッションとベースはそれに絡むことなく、勝手に音を出している感じがします。
5曲目の3つのパートのみクリストマンは参加しておらず、a)は、マーティン・アテルナのボーイングを中心にしたベース・ソロで、b)~c)は、ポール・ローヴェンスによるヴォイスとエレクトロ二クスを混在させたパフォーマンスが収録されています。

と、言うことで、音楽というよりは次々に放出される「音」を受け止めると云ったたぐいのアルバムですが、体力・気力の充実している時には聴くことが出来ます。


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