ECMレーベルに残されているデイブ・ホランドの2枚のリーダー・アルバム
1枚目は、タイトルも「IMPROVISATIONS」となっている通り、英国のギタリストであるデレク・ベーリーとのセッションとなれば、聴く前からその内容が想像できます。
「IMPROVISATIONS FOR CELLO AND GUITAR」 ECM 1013
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* IMPROVISED PIECE Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ
DAVE HOLLAND (cello) DEREK BAILEY (g)
録音 1971年1月
これは、デイブ・ホランドがチック・コリアの「サークル」に参加していた時期の演奏ですが、彼がいつものベースではなく全曲に渡ってセロを弾いているのですが、デレク・ベイリーと対峙するのに叶った楽器であると思われます。
クレジットには、ロンドンのクラブでのライブとなっていて、鮮明な録音ですが、何故か拍手も無く聴衆が参加している雰囲気が無いので、恐らく演奏の断片を収録したのではないでしょうか。
録音時期からして、ヨーロッパ流のフリー・ジャズが流行り始めた頃なので、当時の記録の1ページに留めておくアルバムです。
続いては、タイトルが「鳩首協議」となっていて、“人が集まって真剣に話し合うこと”を意味していますが、アルバム裏面にあるデイブ・ホランドのコメントでもそのようなコメントが語られています。
「CONFERENCE OF THE BIRDS」 ECM 1027
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1. FOUR WINDS
2. Q & A
3. CONFERENCE OF THE BIRDS
4. INTERCEPTION
5. NOW HERE (NOWWHERE)
6. SEE - SAW
DAVE HOLLAND (b) SAM RIVERS (reeds, fl) ANTHONY BRAXTON (reeds, fl) BARRY ALTSCHUL (prec, marimba)
録音 1972年11月30日
このアルバムは、全曲デイブ・ホランドの作曲によるもので、いずれも自由な演奏でありながら、「Q&A」での4人の対話形式のものや、美しいメロディを持った「鳩首協議」の様にリーダーのベースを中心に絡む内容で、この「鳩首協議」では、バリー・アルトシュルがマリンバで参加しています。
大半はフリーな演奏ですが、しっかりアレンジもされていて、「NOW HERE (NOWWHERE)」の様に爽やかな印象を与える曲もあります。
なお、このアルバムのプロデューサーは、マンフレッド・アイヒヤーであることから、当時はこのような演奏にも力を入れていたことが分かります。
1枚目は、タイトルも「IMPROVISATIONS」となっている通り、英国のギタリストであるデレク・ベーリーとのセッションとなれば、聴く前からその内容が想像できます。
「IMPROVISATIONS FOR CELLO AND GUITAR」 ECM 1013
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* IMPROVISED PIECE Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ
DAVE HOLLAND (cello) DEREK BAILEY (g)
録音 1971年1月
これは、デイブ・ホランドがチック・コリアの「サークル」に参加していた時期の演奏ですが、彼がいつものベースではなく全曲に渡ってセロを弾いているのですが、デレク・ベイリーと対峙するのに叶った楽器であると思われます。
クレジットには、ロンドンのクラブでのライブとなっていて、鮮明な録音ですが、何故か拍手も無く聴衆が参加している雰囲気が無いので、恐らく演奏の断片を収録したのではないでしょうか。
録音時期からして、ヨーロッパ流のフリー・ジャズが流行り始めた頃なので、当時の記録の1ページに留めておくアルバムです。
続いては、タイトルが「鳩首協議」となっていて、“人が集まって真剣に話し合うこと”を意味していますが、アルバム裏面にあるデイブ・ホランドのコメントでもそのようなコメントが語られています。
「CONFERENCE OF THE BIRDS」 ECM 1027
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1. FOUR WINDS
2. Q & A
3. CONFERENCE OF THE BIRDS
4. INTERCEPTION
5. NOW HERE (NOWWHERE)
6. SEE - SAW
DAVE HOLLAND (b) SAM RIVERS (reeds, fl) ANTHONY BRAXTON (reeds, fl) BARRY ALTSCHUL (prec, marimba)
録音 1972年11月30日
このアルバムは、全曲デイブ・ホランドの作曲によるもので、いずれも自由な演奏でありながら、「Q&A」での4人の対話形式のものや、美しいメロディを持った「鳩首協議」の様にリーダーのベースを中心に絡む内容で、この「鳩首協議」では、バリー・アルトシュルがマリンバで参加しています。
大半はフリーな演奏ですが、しっかりアレンジもされていて、「NOW HERE (NOWWHERE)」の様に爽やかな印象を与える曲もあります。
なお、このアルバムのプロデューサーは、マンフレッド・アイヒヤーであることから、当時はこのような演奏にも力を入れていたことが分かります。