シルバーストン・サーキットで9日、F1第11戦イギリスGPの決勝レースが行われ、フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が今季8勝目を飾った。
1950年の第1回F1グランプリが開催された伝統の地、シルバーストン・サーキット。2020年のコロナ禍の変則スケジュールで2回開催されたのを含め、今回で58回目の開催となる。8日に行われた予選は雨に翻弄されトップドライバーが下位に沈む場面もあったが、フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は堂々の走りで5戦連続となるポールポジションを獲得した。
2番手・3番手は一気に速さを増してきたマクラーレンのノリスとピアストリ。マクラーレンの2台がトップ3からスタートするのは、2012年以来、11年ぶりのこととなる。
4-5番手はフェラーリのルクレールとサインツ、6-7番手はラッセル、ハミルトンのメルセデス勢が並び、好調が続いていたアロンソ(アストンマーチン)は9番手、ペレス(レッドブル・ホンダ)は雨に翻弄され15番手、アルファタウリ・ホンダの角田とデ・フリースは16番手、18番手からスタートする。
決勝レースは雨の予報もあったが、最終的に路面を濡らすほど降ることはなく、最後までドライコンディションでレースが行われた。周回数は52周。スタートで2番グリッドのノリスが一気にポールポジションのフェルスタッペンに襲いかかり、トップに躍り出た。フェルスタッペンは5周目にノリスを抜いてトップを奪い返したが、ノリス、ピアストリの2台はフェルスタッペンから大きく離されることなく、トップ3がハイペースで4位以下を引き離す展開となった。
11周目ごろからフェルスタッペンはペースを上げ、徐々に2位以下を引き離す展開に。29周目には約8秒の差をつけ、いつものように独走体制を築いてきた。この周、3位走行中のピアストリが1回目のピットイン。タイヤをミディアムからハードに替え6位でコースに復帰した。レースの半分を超えた時点での交換のため、1ストップ作戦だ。すでにタイヤ交換を終えているルクレール、ラッセル、サインツは8-9-10位。ピアストリより前はまだタイヤ交換を行っていないため、ルーキーの3位表彰台獲得はほぼ確実なものだと思われた。
しかし33周目、トラブルでコースサイドに止めたマシンがあり、フルコースイエローを経て、セフティーカーが導入された。このタイミングで上位はすべてピットイン。コースに戻ると、ハミルトンがピアストリの前に出ていた。しかもハミルトンはソフトタイヤ。ハードタイヤを履くピアストリは不利な状況となった。
フェルスタッペンはトップをキープ。ノリスも2番手をキープしてコースに復帰していた。以下、上位はハミルトン、ピアストリ、ラッセル、アロンソの順。レース再開は39周目で、残り13周のスプリントレースがスタートした。
フェルスタッペンは2位以下を引き離しながらトップを快走。2位ノリスはハードタイヤで不利かと思われたが、3位ハミルトンを引き離していった。ハミルトンに3位を奪われたピアストリは必死にハミルトンに付いて行ったが差を1秒以内に詰めることができず苦戦。最終的に抜くには至らなかった。
フェルスタッペンは堂々の走りでポールトゥウィン。今季8勝目、キャリア43勝目となる優勝を飾った。またレッドブル・ホンダはこれで2022年の最終戦から11連勝。これは1988年にマクラーレン・ホンダが記録した最多連勝記録に並んだ。
2位はノリスで、2022年第4戦エミリア・ロマーニャGP(3位)以来1年ぶりの表彰台。2位は2021年の第14戦イタリアGP以来となる。
3位はハミルトンで今季4度目の表彰台。以下、ピアストリ、ラッセルと続き、15番手スタートだったペレスが6位でフィニッシュした。
後方からのスタートとなったアルファタウリ・ホンダの2人だったが、角田はスタートで13位まで浮上。14周目にピットインしてタイヤをソフトからハードに交換した。この時点で18位に後退。そこから15位まで挽回し、セフティーカーが入った33周に2回目のタイヤ交換を行い、15位をキープした。レース終盤は周(アルファロメオ)と激しいバトルを展開。惜しくもファイナルラップに順位を奪われ、16位でチェッカーを受けた。
デ・フリースは序盤17位を走行。その後14位まで順位を上げてきた。1度目のタイヤ交換は27周目。さらにセフティーカーのタイミングで2度目のタイヤ交換を行った。この時点で16位だったが、最終的に17位でチェッカーを受けた。
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1950年の第1回F1グランプリが開催された伝統の地、シルバーストン・サーキット。2020年のコロナ禍の変則スケジュールで2回開催されたのを含め、今回で58回目の開催となる。8日に行われた予選は雨に翻弄されトップドライバーが下位に沈む場面もあったが、フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は堂々の走りで5戦連続となるポールポジションを獲得した。
2番手・3番手は一気に速さを増してきたマクラーレンのノリスとピアストリ。マクラーレンの2台がトップ3からスタートするのは、2012年以来、11年ぶりのこととなる。
4-5番手はフェラーリのルクレールとサインツ、6-7番手はラッセル、ハミルトンのメルセデス勢が並び、好調が続いていたアロンソ(アストンマーチン)は9番手、ペレス(レッドブル・ホンダ)は雨に翻弄され15番手、アルファタウリ・ホンダの角田とデ・フリースは16番手、18番手からスタートする。
決勝レースは雨の予報もあったが、最終的に路面を濡らすほど降ることはなく、最後までドライコンディションでレースが行われた。周回数は52周。スタートで2番グリッドのノリスが一気にポールポジションのフェルスタッペンに襲いかかり、トップに躍り出た。フェルスタッペンは5周目にノリスを抜いてトップを奪い返したが、ノリス、ピアストリの2台はフェルスタッペンから大きく離されることなく、トップ3がハイペースで4位以下を引き離す展開となった。
11周目ごろからフェルスタッペンはペースを上げ、徐々に2位以下を引き離す展開に。29周目には約8秒の差をつけ、いつものように独走体制を築いてきた。この周、3位走行中のピアストリが1回目のピットイン。タイヤをミディアムからハードに替え6位でコースに復帰した。レースの半分を超えた時点での交換のため、1ストップ作戦だ。すでにタイヤ交換を終えているルクレール、ラッセル、サインツは8-9-10位。ピアストリより前はまだタイヤ交換を行っていないため、ルーキーの3位表彰台獲得はほぼ確実なものだと思われた。
しかし33周目、トラブルでコースサイドに止めたマシンがあり、フルコースイエローを経て、セフティーカーが導入された。このタイミングで上位はすべてピットイン。コースに戻ると、ハミルトンがピアストリの前に出ていた。しかもハミルトンはソフトタイヤ。ハードタイヤを履くピアストリは不利な状況となった。
フェルスタッペンはトップをキープ。ノリスも2番手をキープしてコースに復帰していた。以下、上位はハミルトン、ピアストリ、ラッセル、アロンソの順。レース再開は39周目で、残り13周のスプリントレースがスタートした。
フェルスタッペンは2位以下を引き離しながらトップを快走。2位ノリスはハードタイヤで不利かと思われたが、3位ハミルトンを引き離していった。ハミルトンに3位を奪われたピアストリは必死にハミルトンに付いて行ったが差を1秒以内に詰めることができず苦戦。最終的に抜くには至らなかった。
フェルスタッペンは堂々の走りでポールトゥウィン。今季8勝目、キャリア43勝目となる優勝を飾った。またレッドブル・ホンダはこれで2022年の最終戦から11連勝。これは1988年にマクラーレン・ホンダが記録した最多連勝記録に並んだ。
2位はノリスで、2022年第4戦エミリア・ロマーニャGP(3位)以来1年ぶりの表彰台。2位は2021年の第14戦イタリアGP以来となる。
3位はハミルトンで今季4度目の表彰台。以下、ピアストリ、ラッセルと続き、15番手スタートだったペレスが6位でフィニッシュした。
後方からのスタートとなったアルファタウリ・ホンダの2人だったが、角田はスタートで13位まで浮上。14周目にピットインしてタイヤをソフトからハードに交換した。この時点で18位に後退。そこから15位まで挽回し、セフティーカーが入った33周に2回目のタイヤ交換を行い、15位をキープした。レース終盤は周(アルファロメオ)と激しいバトルを展開。惜しくもファイナルラップに順位を奪われ、16位でチェッカーを受けた。
デ・フリースは序盤17位を走行。その後14位まで順位を上げてきた。1度目のタイヤ交換は27周目。さらにセフティーカーのタイミングで2度目のタイヤ交換を行った。この時点で16位だったが、最終的に17位でチェッカーを受けた。
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