20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

モナコGP-決勝

2017-05-29 09:39:51 | F1レース
清々しい青空が広がるモンテカルロの海を背景

にした市街地サーキットで28日(日)、2017年FIA

F1世界選手権第6戦モナコGP決勝が開催され、

フェラーリのベッテルが逆転優勝を飾った。





土曜日に行われた予選は100分の数秒を争う大

混戦となり、集中力を切らさず最速ラップをたたき

出したフェラーリのライコネンが9年ぶりのポール

ポジションを獲得。ライコネンに0.043秒届かな

かった相棒のベッテルがフロントローに並び、トッ

プに0.045秒差だったメルセデスのボッタスが3番

グリッドに着いた。



今シーズン初めて2台揃って予選トップ10入りを

決めたマクラーレンはバンド―ルン(予選10番手)

が前戦のペナルティとして3グリッド降格となり、イ

ンディ500に出場するアロンソの代打として一度限

りのコックピット復帰を果たしたバトン(予選9番

手)はターボチャージャーとMGU-H の交換により

合計15グリッド降格処分をを受けている。スタート

位置はバンド―ルンが12番手、バトンは最後尾

20番手に並ぶ予定だったが、セットアップを変更

してピットレーンからのスタートとなった。



また、ザウバーのエリクソンがギアボックス交換

により5グリッド降格処分を受けたが、予選20番

手だったため、スタート位置はバトンのペナルティ

を踏まえても19番手と変わらない。



モナコの市街地をめぐるコースの1周は3.337㎞、

レースは78周で争われた。今年のモンテカルロは

週末を通して快晴に恵まれ、好天の下、気温

26℃、路面温度52℃、湿度46%のドライコンディ

ションでスタート時刻を迎える。



シグナル消灯と同時に全車が無事に発進。第1

コーナーをライコネンが先頭で通過し、ピット

スタートのバトンもすぐに隊列に追いついた。オープ

ニングラップを終えてザウバーのウェーレインと

バトンがピットインし、タイヤを交換。スーパーソフ

トでスタートしたウェーレインは新品のウルトラソ

フトに、予選トップ10入りしたバトンはQ2で使用し

たウルトラソフトから新品のスーパーソフトに履き替えている。



フェラーリ勢が好ぺースを刻む中、ボッタスが少し

ずつ先頭の2台から遅れ始めるが、後続のレッド

ブル勢よりもラップタイムは良かったため、タイヤ

をケアしながらライバルに遅れぬようマシンパ

フォーマンスの引き出しに懸命だ。



先頭集団が16周目に入る頃、ルノーのヒュルケン

ベルグをギアボックストラブルが襲う。白煙を上

げながら走行するとヒュルケンベルグに対し、

チームは停車を指示。ポルティエのエスケープ

ゾーンにマシンを運んでレースを終えた。



26周目になると先頭のライコネンが最後尾のバト

ンに追いつき、バックマーカーを対処する間に

ベッテルやボッタス、レッドブル勢に接近を許した

が2台を周回遅れにした後はペースを取り戻して

いる。



上位勢で最初に動いたのはレッドブル。メルセデ

スとボッタスの動きを見ながら、33周目にフェルス

タッペンのピットストップを完了した。その1周後に

はボッタスが同様にタイヤ交換を済ませ、ラップ

リーダーのライコネンが35周目にスーパーソフト

タイヤに履き替えている。



暫定トップに立ったベッテルと2番手に上がったリ

カルドが猛チャージをかけ、先にピットインしたリ

カルドはフェルスタッペンに加えてボッタスまでを

も上回り、3番手の位置でコースに復帰。さらに

ステイアウトを続けたベッテルはファステストラッ

プを連発して39周目の最後にタイヤ交換を完了し

た。ベッテルがピットレーンを出たタイミングでまだ

ライコネンはホームストレートに達したばかりで、

第2スティントのラップリーダーの座はベッテルが

奪っている。



第1スティントを最も長く走ったのは12番手スター

トだったメルセデスのハミルトン。47周目に入って

スーパーソフトタイヤに交換した後、7番手の位置

で隊列に加わった。



2番手に下がったライコネンは第2スティントで大

きくペースダウンし、ベッテルよりも1秒遅いラップ

タイムで周回するが、後ろのリカルドが加速する

とそれに対応するかのようにペースを上げてお

り、プッシュすればベッテルと同程度のペースを

出せる様子をうかがわせた。



また、複数のドライバーがパンクチャーを抱えて

緊急ピットストップを強いられており、各チームの

無線ではターン1付近の路面に欠陥が発生したと

の情報が伝えられている。パンクチャーと路面破

損の因果関係は分かっていないが、ドライバーた

ちは慎重な走行が求められた。



終盤に入っても大きなアクシデントなくレースが展

開していたものの、60周目に入ったところで、

ウェーレインがクラッシュを喫する。ポルティエで

後方からバトンがインを突いたところ、ザウバーマ

シンの横っ腹に突っ込んでしまい、その衝撃で

ウェーレインのマシンはバリア側に向かって横

転。黄旗が振られてすぐにセーフティカーが出動

した。バトンもダメージを負っていたが、ひとまず

現場を離れてトンネンを抜け、その先のエスケー

プゾーンまでマシンを運んでリタイヤしている。

ウェーレインに目立ったケガはなく、救出後は自

力で歩いてメディカルカーに乗り込んだ。



セーフティカーは66周目の終わりに解除される

も、直後のターン1でフォース・インディアのペレス

にインを突かれたバンド―ルンがコーナーを曲が

り切れずにバリアに直進。入賞圏内の10番手を

走っていただけに無念のリタイヤとなった。



さらに、ペレスはラスカスでもオーバーテイクを仕

掛けようとインを突いたが、ここではクビアトのト

ロ・ロッソマシンと接触してしまう。当時、ペレスは

チームから無線連絡を受けていたようで「僕にク

ラッシュしてほしいの?」と不満をあらわに・・・。ク

ビアトは走行を続けていたが、ダメージが大き

かったようでその後にマシンを止めて戦線離脱し

た。この一件はレース後に審議が行われることに

なっている。



表彰台をかけた争いはファイナルラップまでもつ

れ込んだが、抜けないコースの代表格であるモナ

コで逆転はかなわず、ベッテルがトップでチェッ

カーを受けた後、ライコネンが2位、リカルドが3位

で表彰台に上った。



4位以下、入賞はボッタス、フェルスタッペン、サイ

ンツ(トロ・ロッソ)、ハミルトン、グロージャン(ハー

スF1 )、マッサ(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハー

スF1)だ。



ルノーのパーマー、フォース・インディアのオコン

とペレスが完走、ウィリアムズのストロールとクビ

アトはそれぞれ14位と15位で完走扱いとなった。



モナコでのマクラーレン・ホンダは、不運にも2台と

もリタイヤでした。

インディ500に挑戦したマクラーレン・ホンダ・アン

ドレティのアロンソも一時はトップを走っていまし

たが、エンジントラブルでリタイヤ。

アロンソのチームメイトとして共にインディ500に挑

んだ佐藤琢磨がトップチェッカーを受けて勝利の

美”牛乳”を味わい、Hondaに喜びの優勝をもたらした。

インディ500で日本人が優勝したのは初めてのこ

とであり、琢磨にとってインディカーシリーズでは2

勝目。



F1でも、マクラーレン・ホンダに結果を出してもら

いたいですね!





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モナコGP-予選

2017-05-28 11:19:11 | F1レース
魅惑の街モンテカルロを舞台に開催中の2017年

FIA F1世界選手権第6戦モナコGPは27日(土)に

予選セッションは行われ、フェラーリのライコネン

が大接戦を制して2008年フランスGP以来となる

ポールポジションを獲得した。





予選を前に行われた土曜フリー走行ではフェラー

リのベッテルがコースレコードを更新してタイム

シート最上位に立ち、メルセデス勢は本調子を発

揮できず苦戦を強いられていた。



週末を通して好天に恵まれるモナコはセッション

開始時の気温が25℃、路面温度52℃、湿度39%

のドライコンディション。Q1スタート前にピットレー

ン出口に並んだフェラーリの2台がオープンと同

時にコースへと飛び出していった。トロ・ロッソと

レッドブルはライバルと始動のタイミングをずらし

ている。



土曜フリー走行終盤にクラッシュを喫してマシン

にダメージを負ったフォース・インディアのオコン

は予選が始まっても修復作業が完了しておらず、

時間との勝負が続いたが、開始から8分ほどで無

事にコースインした。



序盤のアタックが完了してトップに立ったのはレッ

ドブルのフェルスタッペン。1分13秒078をマークし

た。2番手にベッテルが続き、ライコネンが3番手、

4番手のリカルド(レッドブル)までが0.141秒差と

混戦の様相を呈している。



上位勢は終盤のアタックに参加せず、下位グー

プを中心にタイム更新に臨み、最終的に16番手

以下でQ1敗退を喫したのはオコン、パーマー(ル

ノー)、ストロール(ウィリアムズ)、ウェーレイン、

エリクソン(共にザウバー)だ。エリクソンはペース

を上げながらラストアタックに挑んでいたところ、

ヌーベルシケイン手前で左リアタイヤをガードレー

ルにぶつけてしまい、エスケープロードに逃げ込

んでマシンを止めている。



レッドブルとフェラーリが好スペースを発揮する中、

メルセデスがいまだ本調子を取り戻せない。

ボッタスが何とか5番手に食い込むも、ハミルトン

はQ1で10番手どまりだ。



15分間で争われたQ2もピットレーンオープン前か

ら行列ができ、ボッタスが真っ先にコースイン。ラ

イバルたちも続いて順次、アタックを開始していっ

た。フェラーリコンビが速さを示し、まずはライコネ

ンが1分12秒780を刻んでトップに立ち、0.008秒差

でフェルスタッペンが2番手、3番手につけたベッ

テルと4番手のボッタスもライコネンからは0.1秒程

度しか遅れていない。



Q2終盤のアタックではライコネンが1分12秒231を

たたき出してライバルを引き離しにかかる。ベッテ

ルも好ペースでラップをまとめるが、ライコネンに

は及ばず2番手につけ、フェルスタッペンが3番手

に食い込んだ。



マシンの感触が向上しない様子のハミルトンはラ

ストアタックにすべてをかけるが、目前を走ってい

たマクラーレンのバンド―ルンがスィミングプール

区間でクラッシュを喫したために減速を余儀なくさ

れた結果、ハミルトンはラップを完了せずピットに

引き上げた。バンド―ルンは土曜フリー走行でオ

コンがクラッシュをした時と同様、シケイン手前の

ガードレールに右フロントタイヤをこすってしま

い、マシンにダメージを負った状態で縁石に乗り

上げ、その勢いのままガードレールに突進、黄旗

が振られた結果、ハミルトン以外にも複数のドラ

イバーがアタック断念を強いられている。



バンド―ルン自身は7番手でQ2を突破したが、以

降のセッションには参加できない。



Q2敗退を喫したのは11番手以下、クビアト(トロ・

ロッソ)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、マグヌッセン

(ハースF1)、ハミルトン、マッサ(ウィリアムズ)

だ。



ポールポジションが決するQ3はトロ・ロッソのサイ

ンツを先頭に各車が始動し、バンド―ルンと予選

トップ10入りを決めたバトンのマクラーレン勢を除

く8名がコースに向かった。Q3序盤はライコネンが

1分12秒296をマークしてトップに立ち、リカルドと

ベッテルが07秒差で続いている。



バトンも加わった最終ラインではライコネンがさら

にペースアップを成功させて1分12秒178をたたき

出し、ポールポジションに一歩近づく。その後、

ベッテルとボッタスも自己ベストを更新するが、そ

れぞれライコネンに100分の4秒届かず、結果、ラ

イコネンが一番時計を達成した。0.043秒差だった

ベッテルが2番手に入り、フェラーリがフロントロー

を独占。0.045秒差ながら3番手となったのがボッ

タスだ。



4番手にフェルスタッペン、以下、リカルド、サイン

ツ、ペレス(フォース・インディア)、グロージャン

(ハースF1)、バトンが9番手タイムを残している。

Q2でクラッシュしたバンド―ルンは予選10番手で

あるが、前戦でインシデントを起こした責任を問わ

れて3グリッド降格処分を受けており、スターティ

ンググリッドは3つ後退する。また、バトンもエンジ

ンペナルティにより15グリッド降格処分を科せら

れているため、最後尾から久々のF1レースに挑む

ことになる。



マクラーレン・ホンダは、バトンとバンド―ルンが

揃ってトップ10入りを果たしました。2人とも降格処

分を受けており、決勝レースは厳しい戦いを強い

られますが、頑張ってほしいですね!



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モナコGP木曜フリー走行

2017-05-27 18:48:12 | 珠海
モナコ公国の市街地をめぐるストリートコースを

舞台に開幕した2017年FIA F1世界選手権第第6

戦モナコGPは25日(木)、木曜フリー走行2回目

のセッションが実施され、フェラーリのベッテルが

最速タイムをマークした。





好天のモナコはセッション開始時の気温が22℃、

路面温度40℃、湿度68%のドライコンディション。

ピットレーンオープンと同時にルノーのヒュルケン

ベルグとザウバーのエリクソンがコースへと入っ

た。2人は初回セッションでトラブルに見舞われて

おり、3周の走行にとどまってノータイムに終わっ

ている。ヒュルケンベルグはエネルギー貯蔵

(バッテリー)、エリクソンはギアボックスに問題が

あった。



他の陣営も早々から動き出し、すぐにタイム計測

が始まる。ライバルたちがプログラムを進める一

方、ルノーのパーマーはオイル漏れに見舞われ

ポルティエでマシンを止めるよう指示を受け、以

降は走行できずに初日を終えることとなった。8周

を走行していたパーマーは1分15秒616を記録し

ている。



マシン修復のため始動が遅れベッテルはセッショ

ンが始まって20分が過ぎた頃にようやく動き出し

全車のタイムが出揃った時点でトップに立ってい

たのはクビアト(トロ・ロッソ)だ。1分13秒331をた

たき出したクビアトは当時2番手だったフェルス

タッペン(レッドブル)に0.155秒のリードを築いて

いた。

その後、7周を走ったウルトラソフトタイヤでリカル

ド(レッドブル)が1分13秒280をマークして最速タ

イムを更新している。さらにフェラーリを駆るライコ

ネンが1,000分の3秒差と迫った後、パートナーの

ベッテルが1分12秒台に乗せてモンテカルロ史上

最速タイムを塗り替えた。



新しいウルトラソフトタイヤに交換するドライバー

が増えたセッション後半はさらなるタイム更新が

期待されたが、ウィリアムズのルーキードライバー、

ストロールがマスネのバリアにマシンをぶ

つけてしまい、黄旗からバーチャルセーフティカー

を経て赤旗が振られ、セッションは一時中断され

た。ウィリアムズマシンはダメージを負い、コース

上にも大量のデブリが散らばったが、ストロール

に目立ったケガはなかったようで、自力でコック

ピットを離脱している。



約6分後にセッションが再開された時点で初日の

残り走行時間は30分。終盤はどのチームもロン

グランに集中し、タイムシートに大きな変化は見ら

れなかった。



結局、ただ一人、1分13秒の壁を破ったベッテル

がトップのままセッションは終了。最速タイムは1

分12秒720だ。リカルドが0.487秒差の2番手タイ

ムを残し、ベッテルの相棒ライコネンが0.563秒差

で3番手に食い込んでいる。



レースシュミレーションに集中した様子のメルセデ

スはハミルトンが8番手、ボッタスが10番手の位

置にとどまった。それに続いて11番手と12番手に

並んだのがマクラーレンのバンド―ルンとバトン

で、共にトップから1.2秒遅れのベストタイムを記

録している。



マクラーレンのバンド―ルンとバトン、良い位置に

つけていますね。

予選が楽しみです。





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今日の珠海三灶-85

2017-05-21 08:08:08 | 珠海
今日の東京の気温は、30℃超えるようですが、

珠海三灶は、相変わらず梅雨のような天候が

続き、中々暑くなってきません。





午前7時現在の気温は25℃、最高気温は27℃、

湿度87%です。



PM2.5指数は、46~55のグリーンからイエロー

ゾーン。

少し良くなってきました。





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スペインGP-決勝

2017-05-15 21:44:16 | F1レース
青と白のコントラストを奏でる空が美しいシルク

イート・デ・バルセロナ・カタルーニャで14日(日)、

2017年FIA F1世界選手権第5戦スペインGP決勝

が開催され、メルセデスのハミルトンがポール・

トゥ・ウィンを飾った。





前日の予選はメルセデス勢とフェラーリ勢が100

分の数秒を争う激戦を繰り広げ、最終的にはハミ

ルトンがポールタイムを刻んだものの、フェラーリ

のベッテルガ0051秒差と気迫の走りを披露してフ

ロントローを獲得。2列目からもう一台のメルセデ

スを駆るボッタスとフェラーリのライコネンがス

タートした。



スタートにミディアムタイヤを選んだのは後方17

番手パーマー(ルノー)と最後列のクビアト(トロ・

ロッソ)とバンド―ルン(マクラーレン)。バンド―ル

ンはレース前にセンサートラブルが発覚したのに

伴って交換を強いられたエネルギー貯蔵とコント

ロールエレクトロニクスが5基目に達したことから

合計10グリッド降格ペナルティを受けている。



フォーメーションラップが始まった時点でバルセロ

ナの天候は晴れ、気温24℃、路面温度44℃、湿

度42%のドライコンディション。1周4.655㎞のカタロ

ニア・サーキットでのレースは66周で争われた。



シグナル消灯と同時にハミルトンがターン1に向

けて加速するも、先にスピードに乗った2番手ス

タートのベッテルがリードを奪う。ただ、その後方

ではボッタス、ライコネン、レッドブルのフェルス

タッペンがサイド・バイ・サイドのバトルでターン1

に飛び込み、インサイドをとったボッタスがライコ

ネンに接触したはずみで外側にいたフェルスタッ

ペンとライコネンが交錯してしまい、2人ともマシン

にダメージを負った。



時同じくして7番手からスタートしたマクラーレンの

アロンソがウィリアムズのマッサと接触し、グラベ

ルにはまる。一方、マッサはパンクチャーを抱え

て緊急ピットインを強いられ、最後尾で隊列に戻っている。



ライコネンとフェルスタッペンはインシデント後も走

行していたが、ライコネンはピットにたどり着く前

にストップ。フェルスタッペンはピットに帰還を果た

すも、そのままガレージにマシンを収めてしまった。



先頭に立ったベッテルとハミルトンは2.5秒ほどの

間隔でそれぞれにペースアップを図るが、3番手

にいるボッタスが少しずつ遅れていく。徐々にハミ

ルトンがタイムを削り始める中、フェラーリが先に

動いて15周目にベッテルのタイヤを新品のソフト

に交換した。逆転を狙うメルセデスはハミルトンと

ボッタスにステイアウトを指示し、そこから7周を経

てハミルトンが最初のピットストップを終えてい

る。メルセデスはハミルトンに新しいミディアムタイ

ヤのセットを履かせてコースに送り出した。



第1スティントを長くしたボッタスはベッテルに接近

されながらも巧みにマシンを操ってオーバーテイ

クを許さない。チームメイトのハミルトンに周回遅

れのマシンを料理しながら差を詰めるチャンスを

与えたボッタスだったが、ハミルトンがようやく2人

を視界にとらえ始めたところでベッテルが攻防戦

に終止符を打った。ボッタスは結局、27周目に最

初のピットストップを行い、ハミルトンと同じくミディ

アムタイヤに交換している。



隊列が落ち着きを見せ始めた34周目、ポイント圏

外でポジションを争っていたマッサとバンド―ルン

が接触。ホームストレートでマクラーレンマシンに

追いついたマッサがターン1のインに飛び込んだ

ところ、アウト側からドアを閉める恰好となったバ

ンド―ルンとぶつかり、勢いでバンド―ルンがコー

スオフを喫した。バンド―ルンはマシンにダメージ

を負っており、グラベルに乗り上げて停車したた

め、黄旗を経てバーチャルセーフティカーが発令

されたが、2周ほどで解除されている。



コースがクリアになったタイミングで最後のピット

ストップを行ったベッテル。ピットレーンを出てきた

ところにハミルトンが襲来し、超接近状態でターン

1に向かったところ、わずかにマシンが触れてハミ

ルトンがコース外に押し出された。ランオフエリア

を抜けてコースに戻ったハミルトンはベッテルの

後ろにつく。スチュワードの審議は行われず、

レーシングインシデントと判断されている。



その直後、3番手を走っていたボッタスにエンジン

トラブルが発生。「パワーがない」と無線で訴えた

ボッタスのマシンはリアのフロア部分に炎が確認

され。コース脇にマシンを止めるよう指示を受け

てリタイヤを喫した。



最終スティントにミディアムを履いたベッテルに対

し、ペースの速いソフトタイヤを選んだハミルトン

は終盤の対決に備えて早めに追い抜きたいが、

ベッテルも簡単には抜かせず、チャンピオン経験

者同士が巧みな走りで魅了。それでも、直線で

フェラーリのスリップに入ったハミルトンが43周目

にリードを奪い返して先頭に立つ。しばらく、思う

ようなペースを出せなかったが、数周を走るとラッ

プタイムが落ち着き、ベッテルとの間隔は3秒前

後で推移した。



ハミルトンはその後、4番手にいたフォース・イン

ディアのペレスまでをも周回遅れにし、最後まで

ベッテルを近づけさせぬままトップでチェッカーを

受けている。2位ベッテル、3位にレッドブルのリカ

ルドが入って表彰台に上った。



4位以下、入賞はペレス、オコン(フォース・イン

ディア)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、ウェーレイン

(ザウバー)、サインツ(トロ・ロッソ)、クビアト、グ

ロージャン(ハースF1)だ。1ストップ戦略を成功さ

せたウェーレインは最初で最後のタイヤ交換に向

かう際、ピットエントリーのボラード右側を維持で

きなかったとして5秒のタイムペナルティを食らっ

たおり、レース中はポジションダウンの可能性も

考えられたが、後続とのギャップをつけてゴール

した結果、レースタイムに5秒が加算されても7位

をキープした。



マクラーレンのアロンソは12位完走を果たしてい

る。

アロンソは次回、モナコGPを欠場し、インディ500

に参戦します。

全く違ったレースでどんな結果を残せるでしょう

か、楽しみではあります。





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