20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

ハンガリーGP-決勝

2017-07-31 22:25:53 | F1レース
週末を通して快晴に恵まれたハンガロリンクで30

日(日)、2017年FIA F1世界選手権第11戦ハンガ

リーGP決勝レースが開催され、フェラーリのベッ

テルがポール・トゥ・ウィンを飾った。





フェラーリ、メルセデス、レッドブルの上位3チーム

による接戦が予想された予選はコース特性の観

点から有利と見られていたフェラーリが頭一つ抜

けた恰好でライバル勢を寄せ付けず、1分16秒

276をマークしたベッテルガポールポジションを獲

得。僚友ライコネンが2番手に続いてフェラーリの

フロントロー独占を達成した。メルセデスのボッタ

スとハミルトンが2列目、3列目にレッドブルコンビ

が並び、予選7番手だったルノーのヒュルケンベ

ルグがギアボックス交換に伴う降格処分を受け

たため、マクラーレンの2台が4列目からレースに

挑んでいる。



また、予選13番手だったトロ・ロッソのクビアトが

他車の走行を妨害したとして3グリッド降格ペナル

ティを科せられており、スタート位置は16番手に

後退。予選14番手から16番手のペレス(フォー

ス・インディア)とハースF1の2台のグリッドが繰り

上がっている。



初日から体調不良を抱えていたウィリアムズの

マッサが予選とレースの欠場を決断したことか

ら、急遽ピンチヒッターを務めることになったレス

タは2時間足らずの準備時間で全てを整えて予選

に挑み、19番手タイムをマークした。



カレンダーの中でもオーバーテイクが難しいと言

われるタイトでツイスティなハンガロリンクは全長

4.381㎞。70周で争われた決勝は気温30℃、路面

温度55℃、湿度36%のドライコンディションでス

タート時刻を迎える。



シグナル消灯と同時に全車が発進、長いターン1

までのバトルを制したのはベッテルだったが、ライ

コネンも好スタートで後を追う。ハミルトンとポジ

ションを争ったレッドブル勢がターン2にかけてサ

イド・バイ・サイドに展開し、アウト側に陣取ったリ

カルドに十分なスペースを与えられたにもかかわ

らず、内側にいたフェルスタッペンがリカルドにぶ

つかってしまい、これでパンクチャーに見舞われ

たリカルドはマシンのコントロールを失ってスピン

を喫した後、コース上にマシンを止めて戦線離脱

を余儀なくされた。後に、この一件でフェルスタッ

ペンは10秒のタイムペナルティを科せられてい

る。



リカルドのレッドブルマシンからオイルが漏れたた

め、マシン撤去とオイル対策としてセーフティカー

が導入される。5周目の最後にセーフティカーが

解除されて迎えたリスタートでは5番手に下がって

いたハミルトンがフェルスタッペンに襲いかかるが

うまく防御してポジションを守った。



早々に好タイムを連発してリードを築いたフェラー

リ勢は15周目に入った時点で先頭のベッテルが

3番手を走るボッタスに6秒差をつけており、ボッタ

スがペースを上げればライコネンがそれに応えて

ギャップを再度広げる攻防戦が繰り広げられてい

る。



ザウバー勢に続いて22周目にタイヤ交換に向

かったハースF1のグロージャンがコース復帰後に

スローダウンを強いられる。ピットではクルーが”

バツ”印を出して問題があったことを訴えており、

ホイールナットが完全に締まり切らない状態で

コースに送り出してしまったようだ。グロージャン

は結局マシンを止めてリタイヤを強いられてい

る。ピット作業の是非についてはレース後に審議

が行われると発表された。



上位勢で先に動いたのはメルセデス。31周目に

ボッタスがソフトタイヤに履き替え、次のラップで

ハミルトンも最初で最後のピットストップを完了す

る。さらに翌周にはフェラーリがベッテルをピット

に呼び入れ、1周後にはライコネンのタイヤ交換

も完了させた。



折り返し地点を過ぎた頃にはフェラーリとメルセデ

スのギャップがほとんどなくなり、見た目上のリー

ダーには第1スティントを引っ張るフェルスタッペン

がついていたが、2番手から5番手に並んだベッテ

ル、ライコネン、ボッタス、ハミルトンが1秒と少し

の間隔で連なる。



37周目のターン1にかけてアロンソがサインツに

接近し、インサイドを取って襲いかかったが、サイ

ンツがこらえてポジションを守った。それでもあき

らめずに攻撃を続けたアロンソはターン2でアウト

側からサインツを料理。抜きにくいハンガロリンク

で見事なオーバーテイクを披露した。



一方、ライコネンはベッテルよりもペースが良かっ

たものの、チャンピオンシップを考えるフェラーリ

はポジションの入れ替えをせず、またライコネンも

チーム事情を踏まえてがまんのレースを強いら

れる。その間にもメルセデスが接近し、こちらは

ボッタスとハミルトンのポジションを入れ替えて

オーバーテイクのチャンスにつなげた。



フェラーリ勢とハミルトンの攻防が続く中、63周目

にレスタがウィリアムズガレージにマシンを入れ

る。最高技術責任者のロウからトラブルの報告を

受け、リタイヤせざるを得ないと伝え聞いたレスタ

は「OK」と返してピットに帰還。突然に決まった

レース出走だったが、レスタは初めてドライブする

マシンを操って予選とレースの63周を走り抜い

た。



一方、コース上ではフェルスタッペンがボッタスの

コンマ数秒まで接近し、終盤の攻防戦を開始す

る。ボッタスはハミルトンに道を譲ってからあまり

ペースが伸びず、ハミルトンには7秒以上遅れて

いた。



ファイナルラップを迎えてライコネン攻略の糸口を

つかめなかったハミルトンはペースを落としてボッ

タスの追い上げを待つ。一方のフェラーリ勢は最

後の最後までプッシュし続けてポジションを争っ

たが、結局はベッテルがトップでチェッカーを受

け、ライコネンは2位に甘んじた。最終コーナーで

ハミルトンからポジションを返されたボッタスが3

位でフィニッシュ。



ボッタスに接近していたフェルスタッペンをうまく

抑えてハミルトンが4位に入り、フェルスタッペン、

アロンソ、サインツ(トロ・ロッソ)、ペレス、オコン

(共にフォース・インディア)、バンド―ルンが10位

でポイントを獲得している。



マクラーレン・ホンダは、アロンソ6位、バンド―ル

ン10位とダブル入賞を果たしました。

F1サーカスは約1ヶ月の夏休みに突入しますが、

休み明けには優勝争いに絡んできて欲しいです

ね!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンガリーGP-予選

2017-07-30 09:24:26 | F1レース
29日(土)、2017年FIA F1世界選手権第11戦ハン

ガリーGP予選が行われ、フェラーリのベッテルが

ポールポジションを獲得した。





直前に実施された土曜フリー走行はフェラーリの

ベッテルが1分17秒017のコースレコードをたたき

出し、相棒のライコネンが2番手に並ぶフェラーリ

の独壇場となった。



なお、最後のフリー走行が終わった後、ウィリア

ムズはマッサが体調不良を訴えて以降のセッショ

ン参加を見送ることになったと発表。リザーブドラ

イバーのポール・ディ・レスタが代役を務める。



また、今週末のグランプリで予定外のギアボック

ス交換を実施したルノーのヒュルケンベルグは5

グリッド降格ペナルティが科せられている。



フェラーリ、メルセデス、レッドブルの三つ巴のバ

トルが注目された予選は快晴の下、気温26℃、

路面温度57℃、湿度31%のドライコンディションで

スタートした。スーパーソフトタイヤを履いたメルセ

デスコンビの続いて、ウィリアムズマシンに乗り込

んだレスタが出陣。さらに続々とマシンがコースに

なだれ込んだ。



序盤のアタックを終えて1分17秒244を刻んだベッ

テルがトップに立ち、レッドブルのフェルスタッペ

ンが0022秒差の2番手に控え、ライコネンが3番

手に並んだ。上位3チームの中ではボッタスが遅

れ気味となり、0.814秒のリードを築かれている。



レスタは6周を走ってベストタイムは1分21秒075。

さらなるペースアップを目指し、残り4分を切った

後、新しいタイヤセットに履き替えてコースに向

かった。事前の準備が十分でないとはいえ、リ

ザーブドライバーとしての役割をきっちり果たした

レスタは最終的に1分19秒868までペースを上

げ、もう一台のウィリアムズを駆るストロールに

0.766秒差の自己ベストを残している。



トップ9がガレージで戦況を見守ったQ1終盤のア

タックを終えて、ノックアウトされたのは16番手の

マグヌッセン(ハースF1)以下、ストロール、ウェー

レイン(ザウバー)、レスタ、エリクソン(ザウバー)

だった。



15分間で争われたQ2はボッタスを先頭にハミルト

ンとベッテルが続いてコースイン。少し間を置いて

ライコネンも始動すると他の陣営も動き出した。

早々とアタックを開始したベッテルが1分16秒802

をたたき出し、コースレコードをまたも塗り替える。

0.226秒差のタイムで2番手に続いたのはここでも

フェルスタッペンだった。



Q2後半は3番手につけていたハミルトンと5番手

のボッタスが新しいスーパーソフトタイヤに履き替

えて先陣を切り、ここまでうまくまとめきれていな

かったハミルトンがついに本領を発揮、1分16秒

693をたたき出してトップに躍り出た。ベッテルに

対するリードは0.109秒だが、コンマ数秒の遅れを

取っていた状態から見事に巻き返してきた格好

だ。



トップ7に並んでいた中ではメルセデス勢のみが

終盤のアタックに参加しており、結果、11番手以

下でQ2敗退を喫したのはパーマー(ルノー)、オコ

ン(フォース・インディア)、クビアト(トロ・ロッソ)、

ペレス(フォース・インディア)、ハースF1のグロー

ジャンだった。



ポールポジションが決するQ3もボッタスが真っ先

に出陣し、ライバルたちが後に続く。フェルスタッ

ペンとトロ・ロッソのサインツはタイミングをずらす

戦略を取ったようで、フェルスタッペンはライバル

たちが最初のアタックを終えてピットに戻る頃にガ

レージを後にした。



Q3序盤は1分16秒276を刻んで新たなコースレ

コードを生み出したベッテルがトップに立ち、0.355

秒差でボッタスが2番手、フェルスタッペン、リカル

ド、ライコネンと追う展開とになる。ハミルトンは

ターン4でコースを飛び出し、さらにバイブレーショ

ン問題が再発したようでラップを断念してピットに

引き返している。



勝負のラストアタックで1分16秒台に入れたハミル

トンだったが、フェラーリ勢の速さがずば抜けてお

り、ベッテルは最後のラップでタイムを更新できな

かったものの、ポールタイムを維持して予選をトッ

プで終えた。ライコネンが0.168秒差で2番手に飛

び込み、フェラーリがフロントローを独占。



2列目にボッタスとハミルトンのメルセデス勢、3列

目がフェルスタッペンとリカルドのレッドブルコンビ

となる。



予選7番手はヒュルケンベルグだったが、ペナル

ティによりスタート位置は12番手に下がる予定。

このため、4列目は予選8番手と9番手につけた

マクラーレンのアロンソとバンド―ルンが並ぶ。予

選トップ10最後のひと枠はトロ・ロッソのサインツ

だった。



マクラーレン・ホンダ。いよいよ御三家に迫ってき

ました。

明日の決勝が楽しみです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンガリーGP-金曜フリー走行

2017-07-29 08:12:29 | F1レース
ブタペストにあるハンガロリンクで28日(金)、2017

年FIA F1世界選手権第11戦ハンガリーGP金曜フ

リー走行2回目が実施され、レッドブルのリカルド

が再び最速タイムを記録した。





現地午前に行われた最初のフリー走行もリカルド

が1分18秒486を刻んでトップに立ち、0.234秒差

でフェラーリを駆るライコネンが2番手、3番手にメ

ルセデスにメルセデスのハミルトンが並んだ。



雲が増えながらも青空がキレイなハンガロリンク

にて気温25℃、路面温度33℃、湿度45%のドライ

コンディションでセッションが始まる。開始から1分

ほど経ってライコネンが出陣をしたのをきっかけ

に、徐々にコースに向かうマシンが増えていっ

た。



ただ、初回セッション中にジョビナッツィがクラッ

シュを喫してマシンにダメージを負った関係で、マ

シンを貸し出していたハースF1のマグヌッセンは

なかなかコースに出られず、ピットウォールでライ

バルたちの走行を見守る。フリー走行1回目の終

了間際に縁石に乗り上げてマシンにダメージを

負ったルノーのパーマーも修復が終わらずに待

機を強いられている。



ザウバー勢も始動が遅れたものの、ウェーレイン

に続いてエリクソンもセッションが始まって20分が

経過する頃にはシステムチェックに向かった。こ

の時点でコースに出ていなかったマグヌッセンと

パーマーを除き、全員がソフトタイヤを試してい

る。序盤はハミルトン、リカルド、レッドブルのフェ

ルスタッペンがトップ3に名を連ねた。



開始から30分の経過を前に、マグヌッセンはまだ

待機中だったが、ルノークルーはパーマーをコー

スに送り出すことに成功。時同じくして、フェラーリ

はライコネンにスーパーソフトを履かせて次のプ

ログラムに移り、やや遅れて僚友のベッテルとメ

ルセデス勢も柔らかいコンパウンドに履き替えて

ガレージを後にした。



ウィリアムズのマッサはグリップ不足に苦しんで

いるのかターン5やターン6でスピンを喫する姿が

目立つ。同じ頃、ライコネンが「パワーがない。ス

ロットルを失った」と無線連絡するも、ランオフエリ

アに逃げ込んだ後、システムが復旧して走行を

再開している。



フェルスタッペンはソフトタイヤの走行を終えてか

らしばらくコースに出ておらず、セッション後半に

入ってからスーパーソフトに切り替えて出陣。1分

18秒台に入れたが、トップに立っていたチームメ

イトのリカルドには約0.5秒遅れた。リカルドに次ぐ

2番手タイムを残していたのはベッテル、ボッタ

ス、ライコネン、ハミルトンがトップ5だ。



ロングランも始まったタイミングでザウバーの

ウェーレインが高速のターン11でコントロールを

失い、バリアに激突してしまう。手前のバリアにフ

ロントから突っ込んだ後、回転しながら少し奥に

設置されていたバリアにぶつかって停車。マシン

は大きなダメージを負ったものの、ウェーレイン自

身にケガはないようだ。





ウェーレインのインシデントでセッションは12分間

に渡って赤旗中断して再開の時を迎えたが、

パーマーがまたもクラッシュを喫して2度目の赤旗

が振られた。パーマーは最終コーナーでリアを失

い、ウェーレインのケースと同じように手前のバリ

アにぶつかった後、再度バリアに衝突している。

最初のフリー走行でもマシンダメージを抱えたル

ノーマシンは右リアを中心に相当の損傷が見受

けられた。2度目の中断は6分ほどで解除されている。



残り12分はほとんどの陣営がレースを想定したプ

ログラムに取り組み、タイムシートには目立った

変化がないままチェッカーが振られた。結局、1分

18秒455を刻んだリカルドがトップの座をキープし

0.183秒差でベッテルが2番手、3番手にボッタス

が入っている。トップ5にはライコネンとハミルトン

が名を連ねた。



マクラーレンはアロンソが8番手、バンド―ルンが

10番手のタイムを残している。

明日の予選のQ3進出が期待されますね!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の珠海三灶-89

2017-07-23 07:36:21 | 珠海
ここのところ、時折の強烈なスコールが続いてい

た珠海三灶(Sanzao)ですが、昨日は、久々の快晴で気持ちの良い暑さでした。

本日、午後7時現在は曇りですが、午後からまた

雨模様で、これが一週間続きそうです。





気温は28℃、最高気温は31℃、湿度91%と現在の日本の気温より低いですが、湿度が高いので

蒸し暑いです。



PM2.5 指数は、14~61のグリーンからイエロー

ゾーン。三灶近辺では34とグリーンゾーンです。

この状態を維持して欲しいですね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イギリスGP-決勝

2017-07-20 22:25:01 | F1レース
16日(日)、数多くの名勝負が生まれ、幾多の激

戦が繰り広げられてきた歴史あるクラッシック

サーキット、シルバーストーンを舞台に2017年FIA

F1世界選手権第10戦イギリスGP決勝レースが開

催され、メルセデスのハミルトンがポール・トゥ・

ウィンを達成した。





土曜日に実施された予選はウェット路面からダン

プ、ドライへとコースコンディションが変化する中、

最も状態が良くなったQ3終盤の最終局面で完璧

なラップをまとめたハミルトンが1分26秒600をた

たき出し、コースレコードを更新すると共にポール

ポジションを獲得。2番手には0.547秒差でライコ

ネン(フェラーリ)が入り、相棒のベッテルが3番手

に食い込んだ。4番手タイムだったメルセデスの

ボッタスはギアボックス交換に伴うペナルティでス

タート位置は9番グリッドに下がる。



ボッタス同様に、ギアボックスを新しくして予選に

挑んだレッドブルのリカルドはQ1の走行中にトラ

ブルに見舞われ、MGU-Hを新品と交換してレー

スに挑むことになった。これが今季5基目を数え

ることからギアボックス交換と合わせて15グリッド

降格処分を受けたが、予選20番手だったためグ

リッドは最後列に変わりない。



最後尾スタートは”フルスケール”のエンジン交換

を経てチームの母国グランプリに挑むことになっ

たマクラーレンのアロンソだ。複数のエンジンコン

ポーネントを投入しており、ペナルティの合計は

30グリッド降格となった。



全長5.891㎞のシルバーストン・サーキットで行わ

れたレースは52周で争われる予定だったが、フォーメ―ションラップでルノーのパーマーがトラ

ブルを抱えて停車し、エキストラフォーメーション

ラップの措置が取られたため、51周のバトルと

なった。気温21℃、路面温度28℃、湿度71%のド

ライコンディションでスタート時刻を迎え、シグナ

ル消灯と同時に各車が一気にターン1へと駆け抜

けた。



出だしが遅れたベッテルをレッドブルのフェルス

タッペンが追い抜い、3番手と4番手のポジション

が入れ替わったオープニングラップではトロ・ロッ

ソのクビアトとサインツが同士討ちを喫し、サイン

ツはダメージを負ってその場でマシンを降りてい

る。クビアトはピットにたどり着き、タイヤを交換し

て隊列に戻ったが、サインツのマシン撤去のた

め、セーフティカーが入った。



4周目の最後にセーフティカーが解除されて迎え

たリスタートでは12番手までポジションを上げて

いたリカルドが混み合うコース上の争い中に飛び

出してしまい、最後尾の18番手まで後退する。そ

れでもペース差を生かして次々にオーバーテイク

を披露し、13周目に入る頃にはウィリアムズのス

トロールとバトルを繰り広げていたアロンソをかわ

して13番手に上がり、すぐにストロールも料理して

12番手に浮上した。



スタートでフェルスタッペンに先行されたベッテルはボッタスの接近を受けてオーバーテイクを仕掛

けていくが、フェルスタッペンの防御にあって前に

出られず、ついにボッタスが背中をとらえ、レッド

ブル、フェラーリ、メルセデスの三つ巴のバトルへ

と発展している。



中々フェルスタッペンを追い抜けないベッテルは

19周目にピットストップを敢行。スーパーソフトか

らソフトのタイヤセットに交換して6番手の位置で

コースに戻っている。その次のラップにはレッドブ

ルも動き、フェルスタッペンのタイヤをソフトに替

えてコースへと送り出すが、タイヤ交換に若干手

間取ってしまい、ベッテルに逆転を許した。



2番手を走っていたライコネンが25周目に入るタイ

ミングでソフトタイヤに交換すると、次の周回でハ

ミルトンも第2スティントに移る。ソフトタイヤに履き替えたハミルトンは戦略の異なるボッタスの前で

コースに復帰し、リーダーの座をキープしている。



その後、ハミルトンが33周目に入ったところでボッ

タスがタイヤ交換に向かい、第1スティントを続け

ていたリカルドも最初で最後のピットストップを完

了した。ボッタスはスーパーソフトからソフトに履

き替えている。



フレッシュタイヤを手に入れたボッタスは快調に

飛ばしてベッテルを追いかけ、5秒近くあった

ギャップは44周目には1秒以下となり、ストウへの

飛び込みでアウトサイドから追い抜きを仕掛けた

ボッタスだったが、ここはベッテルが踏ん張ってポ

ジションを守った。しかしながら、ペースの良い

ボッタスはハンガーストレートでベッテルのサイド

に並ぶと、一気に加速してオーバーテイクを成功

させている。



前が開けたボッタスはさらにペースを上げてファ

ステストラップを連発。1周あたり0.5秒ほど速いタ

イムで2番手を行くライコネンを追った。残り3周を

切ってライコネンのタイヤが悲鳴を上げ、緊急

ピットインを強いられてボッタスが2番手に浮上す

る。フェルスタッペンも同様に急遽タイヤ交換を

行ってコースに戻り、終盤に上位勢のポジション

が入れ替わった。



ライコネンとフェルスタッペンのピットインで3番手

に上がったベッテルをパンクチャーが襲ったのは

ラスト2周に入ってから。なんとかピットにたどり着

いた頃にはハミルトンがファイナルラップに突入

していたものの、タイヤ交換を済ませたベッテル

はハミルトンの前でコースに戻って最後の1周を

走り切った。



結果、ポール・トゥ・ウィンを決めたハミルトンに続

く2位でチェッカーを受けたのはチームメイトの

ボッタス。3位でライコネンがゴールし、タイヤトラ

ブルがありながらも何とか表彰台を確保してい

る。



4位以下、入賞はフェルスタッペン、リカルド、ヒュ

ルケンベルグ、ベッテル、オコン、ペレス、マッサ

だった。



マクラーレンはバンド―ルンがマッサから4秒遅れ

の11位完走。アロンソはレース中盤にパワーロス

を訴えてガレージに収め、リタイヤを喫している。



中々、結果が出ないマクラーレン・ホンダですが、

次戦ハンガリーGPに期待しましょう!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする