20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

ドイツGP-決勝

2019-07-29 21:34:37 | F1レース
28日(日)、天候が重大な鍵を握る展開となった2019年FIA F1世界選手権第11戦ドイツGP決勝レースはレッドブルのフェルスタッペンが優勝を果たした。



大混戦が予想されていた予選はQ1でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトラブルに見舞われてノータイムに終わり、さらにQ3を前に僚友シャルル・ルクレールもまた別の問題を抱えて走行断念を余儀なくされる展開となった結果、メルセデスのハミルトンがポールポジションを獲得。2番手にフェルスタッペンが入り、2列目にはそれぞれの相棒が並ぶことになった。

全長4.574kmを誇るホッケンハイムのレースは気温21.2℃、路面温度25.9℃、湿度88.3%のウエットコンディションでスタート時刻を迎える。C2からC4のドライタイヤを用意していたピレリだが、インターミディエイトタイヤでも厳しいコンディションとあって、全車がウエットタイヤを履いて第1スティントに備えた。加えてセーフティカー先導で進められたフォーメーションラップは1周だけで終わらず、2周、3周と走る中でドライバーたちからは「レースできるからやろうよ」といった無線が飛び交っている。最終的に、3周のフォーメーションラップでスタンディングスタートが宣言され、予定されていた67周から64周に変更されて各車がグリッドに並んだ。

ハミルトンやボッタスが順調に発進していく一方、フェルスタッペンが大きく遅れて後退し、その間に5番手スタートだったライコネン(アルファロメオ・レーシング)が3番手に浮上している。フェルスタッペンの真後ろのグリッドだったガスリーも出だしにつまずいてポジションを落としており、ルクレールが10番手から6番手に上がった。

フェルスタッペンがライコネンをかわして3番手に巻き返した頃、レーシング・ポイントのペレスがスピンを喫してウオールに接触。マシンにダメージを受けて身動きが取れなくなり、セーフティカーが出動した。これを受けて後方にいたベッテルがピットに向かってタイヤをインターミディエイトに交換。その次のラップには先頭集団もタイヤを履き替えている。

5周目に入る手前でセーフティカーが解除され、先頭はハミルトン、2番手にはウエットタイヤを継続したハースF1のマグヌッセンがつけ、ボッタス、フェルスタッペン、ルクレールが5番手でレースを再開させている。ただ、リスタートでグリップを得られずに苦戦していたマグヌッセンは次々とオーバーテイクされ、6周目には6番手まで後退していた。

さらにライコネンもマグヌッセンを料理しようとしたが、追い抜いた直後のコーナーでコースを飛び出してしまい、後方に迫っていたベッテルを抑えながら再度マグヌッセンにオーバーテイクを仕掛けている。マグヌッセンは結局、ライコネンとベッテルに加えてマクラーレンのサインツにもポジションを奪われ、9周目になってようやくインターミディエイトタイヤに交換するためピットに向かう。

この時点ですでにマグヌッセン以外はウエットからインターミディエイトに履き替えており、トップ5にはハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、ルクレール、ヒュルケンベルグが名を連ねた。

周回数がふた桁に乗る頃には一部の路面がドライになりつつあったが、雨雲がサーキット上空に近づいていたため、各チームはドライバーたちにインターミディエイトタイヤでの走行継続を伝えている。路面が乾いているにもかかわらず、ラップタイムはあまり上がっていかず、どのマシンもタイヤをケアしながら次の降雨に備えなければならなかった。

その中でルノーのリカルドがエンジンブローを喫して戦線離脱し、ランオフエリアに停車するまでの前後にバーチャルセーフティカーが発令された。これを受けて、タイヤが苦しかったルクレールが新しいインターミディエイトのセットを装着するべくピットに入り、ヒュルケンベルグも同様に別のセットに交換した。

ピットレーン付近に雨粒が落ち始める中、ニュータイヤを履いたルクレールは古いタイヤを履くライバルたちよりも5秒近く速いラップタイムを刻み、前にいたフェルスタッペンとのギャップを縮めていく。同じタイヤセットを履き続けるドライバーたちはグリップ不足に苦悩しており、マクラーレンのサインツはマシンのコントロールを失ってコースオフを喫した。ギリギリのところでウオールとの接触を免れ、大きくポジションを落としながらもコース復帰を果たしたサインツはポイント圏外に脱落したが、相棒ノリスの後方14番手でレースを続けている。

降っては止むを繰り返す雨の影響で、タイヤ戦略に難しい判断を強いられた各陣営だが、23周目にハースF1がギャンブルに打って出る。マグヌッセンをピットに呼び入れ、ドライのソフトタイヤに交換してコースに送り出したのだ。ホッケンハイムの天候は「雨」と表示されており、マグヌッセンのペースが大きく改善されることはなかったが、ベッテルのタイヤが寿命に近づいていたことから、フェラーリもソフトタイヤ投入を決断。7番手を走っていたベッテルは11番手で隊列に復帰している。

上位勢ではフェルスタッペンがボッタスに接近し、幾度となくオーバーテイクを試みるもポジションを奪いきれず、後方からはルクレールが迫っていたこともあり、レッドブルはフェルスタッペンのタイヤをミディアムに交換する判断を下した。その直後に他の陣営も動き始め、入賞圏外にいたドライバーを中心にドライタイヤを投入していくと、メルセデスがボッタスのタイヤ交換を決めてフェルスタッペンと同様のミディアムタイヤを履かせた。

ソフトタイヤに交換したばかりのノリスがパワーロスによりリタイアを余儀なくされた結果、バーチャルセーフティカーが発令される。ハミルトンはこのタイミングでピットインし、ソフトタイヤを選択してコース復帰したが、その頃、コース上ではルクレールがコントロールを失ってグラベルにはまり、左フロントタイヤをウオールにぶつけてしまった。なんとか離脱しようとしたものの、タイヤがスタックしてしまい、無念のリタイアを喫している。

ルクレールのインシデントを受けてセーフティカーが出動する中、今度はハミルトンがバランスを崩してコース外に飛び出し、停車しているフェラーリマシンのすぐ近くでノーズをウオールにぶつけてしまう。ハミルトンの場合はなんとか走行を続けられたが、ボラード位置を無視する格好でピットレーンに飛び込んだ。予定外のピットストップとあって、クルーは準備できておらず、いつもは冷静なメルセデス陣営が大混乱に陥った。

ドライタイヤには不向きなコンディションだったため、各車が順次インターミディエイトタイヤに交換していたにもかかわらず、メルセデスはソフトタイヤを用意してしまっており、ノーズ交換を進めながら大急ぎで雨天用タイヤを取りに戻り、相当の時間を要しながらもなんとかすべての作業をやり遂げている。

セーフティカーが先導する中、まだドライタイヤを履いていたボッタスは先頭につけていたものの、チームからピットインを指示され、ラップリーダーにはフェルスタッペンが浮上。2番手にヒュルケンベルグ、ボッタスが3番手で隊列に戻り、トロ・ロッソのアルボンが4番手につけており、5番手以下、ハミルトン、サインツ、ライコネン、ベッテル、ガスリー、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)がトップ10に連なっていた。

セーフティカーは33周目の終わりに解除され、ボラードの逆サイドからピットレーンに進入する規約違反を犯したとしてハミルトンに5秒のタイムペナルティが科せられている。

メルセデス勢はボッタスがヒュルケンベルグを、ハミルトンがアルボンをかわしてそれぞれにポジションを上げ、ハミルトンはペースに苦しむヒュルケンベルグも追い抜いて3番手につけた。この時点でフェルスタッペンはリードを9秒近くに広げており、メルセデスコンビもペースアップしながら追いかけていくが、ラップタイムはフェルスタッペンの方が1秒近く速かったため、差は開く一方だ。

しかしながら、ルクレールやハミルトンがコースオフしたのと同じ最終コーナー付近で今度はヒュルケンベルグがコースオフを喫し、必死にステアリングを操作したもののウオールにぶつかり、グラベルにはまったマシンを動かせずにレースを終えることになった。

またもセーフティカーが出動したのを受けて、フェルスタッペンがピットレーンに向かい、新しいインターミディエイトタイヤに交換するも、メルセデス勢は動かず。ハミルトンはタイムペナルティがあるため、チームはピットストップを見送ったようだが、ボッタスもステイアウトを選択している。

セーフティカーの後ろには新しいタイヤセットを手に入れたフェルスタッペンがつけ、ボッタス、ハミルトン、アルボン、サインツ、ガスリー、ライコネン、ジョビナッツィ、クビアト、ベッテルが10番手を走っていた。トップ10のうち、フェルスタッペン以外ではベッテルも4回目のタイヤ交換を終えて新しいインターミディエイトタイヤを履いている。

45周目をもってセーフティカーが解除され、これ以上の降雨はないとの予報がもたらされる中でレース再開を迎えた。タイヤに苦しんでいる様子のハミルトンに複数のドライバーが襲いかかるなど、各所で慌ただしい動きが繰り広げられる一方、ピットレーンもにぎやかで、ラップリーダーのフェルスタッペンをはじめ、多くのドライバーがドライタイヤに交換すべくピットストップを敢行している。

ボッタスを先に呼び入れたメルセデスは次の周回でハミルトンのタイヤ交換も済ませる。ハミルトンはここで5秒ペナルティを消化し、12番手の位置でコースに戻った。

誰よりも早くドライタイヤに履き替えていたレーシング・ポイントのストロールが先頭に躍り出ていたところ、ほどなくしてフェルスタッペンがオーバーテイクし、リードを奪い返している。2番手にストロールがつけた状態で3番手にはクビアトが陣取り、ボッタスは4番手、サインツ、マグヌッセン、アルボン、ガスリー、ベッテル、グロージャンが10番手だ。

ストロールよりも好ペースだったクビアトはトウを得た後、サイド・バイ・サイドに持ち込み、ついに2番手にポジションを上げる。ただ、ストロールの背後にはメルセデスを駆るボッタスが迫っており、クビアトにはボッタスがストロールに引っかかっている時間を生かしてできるだけ多くリードを築く必要があった。

ボッタスがストロールへの攻撃に集中する一方で、ハミルトンがまたもバランスを乱してコースオフを喫し、接触は免れたもののタイヤを痛めてしまっており、5度目のピットストップで別のソフトタイヤに履き替えている。

残り10周を切ってなおメルセデスマシンを抑え続けていたストロールは、一時落ちていたペースを取り戻したようで、ボッタスの攻撃を必死にかわし続けていた。緊迫するバトルに終止符が打たれたのは57周目、ストロールの背中を追いかけながらターン1を通過中にボッタスがスピンを喫してクラッシュしたのだ。すでにハミルトンがポイント圏外に脱落していたメルセデスにとっては悪夢のホームレースと言えるだろう。ボッタスにケガはないが、大破したマシンを撤去するため、再びセーフティカーが隊列を先導することになった。

レースが再開されたのは60周目、フェルスタッペンを先頭にクビアト、ストロール、サインツ、ベッテル、アルボン、ガスリー、ライコネン、グロージャン、ジョビナッツィが入賞圏内につけて残り5周に挑んだが、サインツの一瞬のスキを突いてベッテルがポジションを奪い、4番手に浮上している。

そのベッテルは表彰台を目指して猛チャージをかけ、ストロールを料理して表彰台圏内に入ると、勢いそのままにクビアトもとらえて2番手にポジションを上げた。フェルスタッペンはすでに4秒以上のリードを築いていたものの、今回のレースそのものが物語るように、チェッカーフラッグが振られるまで何が起きるか分からないとあって、最後の最後までペースを緩めることなくプッシュし続けた。

それでも、最後はフェルスタッペンが慎重にマシンを操ってトップチェッカーを受け、7.3秒遅れてベッテルが2位、クビアトが3位フィニッシュを果たしてHondaにダブル表彰台をもたらした。

4位以下、入賞はストロール、サインツ、アルボン、ライコネン、ジョビナッツィ、グロージャン、マグヌッセンが最後の1ポイントを手に入れている。アルボンは終盤にポジションを争っていたガスリーと交錯したインシデントが審議対象になっていたが、おとがめなしの裁定が下っている。アルボンを追いかけていたガスリーは左フロントタイヤをカットしてしまい、最後まで走り切ることなくマシンを降りた結果、14位完走扱いだった。

その他、ハミルトンが11位、クビサとラッセルのウィリアムズ勢も大波乱のレースで完走を果たしている。

メルセデスがノーポイントに終わり、スタートからフィニッシュまでジェットコースターのような展開を見せたドイツGP。
ホンダPU勢はダブル表彰台、トロ・ロッソ・ホンダは、ダブル入賞、ガスリーは10位以内につけていたものの、アルボンとのバトルで左フロントタイヤをカットしてしまったため、最後まで走れきれず、ホンダPU勢4台目の入賞を逃してしまいました。
残念でした!



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ドイツGP-予選

2019-07-28 07:46:52 | F1レース
ホッケンハイムリンクで27日(土)、2019年FIA F1世界選手権第11戦ドイツGP予選が実施され、トラブルに見舞われたフェラーリが両翼を失う中、メルセデスのハミルトンがポールポジションを獲得した。



初日は猛暑に見舞われたものの、土曜日は気温も路面温度も下がっており、コンディション変化への対応を求められる中で行われた土曜フリー走行はフェラーリのルクレールが最速タイムを刻み、レッドブルのフェルスタッペンが2番手に食い込んでいる。

ピレリがC2からC4のドライタイヤを用意したドイツの一戦では予選Q3用としてソフトタイヤにあたるC4を1セット確保するよう義務付けられた。気温28℃、路面温度45℃、湿度52%のドライコンディションで始まった予選Q1はウィリアムズのクビサが先頭でコースに向かい、チームメイトのラッセルが続いた後、他のチームのドライバーも順次、始動していった。

ソフトタイヤを履いてガレージを出発したフェラーリのベッテルはアウトラップの途中で「トラブル発生。パワーを失っている」と報告。タイムを残すことなくピットに引き上げ、すぐさまフェラーリクルーが問題の確認と修復作業に取り掛かったが、すでにQ1の残り時間は10分を切っていた。

ベッテル不在の中、相棒のルクレールは1分12秒229を刻んでトップに立ち、フリー走行からの好調をキープしているようだ。ルクレールには及ばないものの、フェルスタッペンもこれまでのペースを維持して2番手に飛び込んでおり、3番手にはアルファロメオ・レーシングのライコネンがつけていたが、メルセデスのハミルトンが2度目のアタックラップで1分12秒台に入れて3番手に浮上。

トップ5にルクレール、フェルスタッペン、ハミルトン、ライコネン、ボッタス(メルセデス)と並んだところで、フェラーリのガレージではコックピットに座ったまま作業の様子を見守っていたベッテルが走行を断念してマシンを降りた。ベッテルはノータイムで予選を終えることになり、レースへの出走可否はスチュワードの判断に委ねられるが、フリー走行のタイムを踏まえて決断されるため、決勝は最後尾、もしくはピットレーンからのスタートとなる可能性が高い。

トラブルに見舞われたベッテルのほか、ルクレールとフェルスタッペンの上位2台は終盤のアタックに参加せず。18分で争われたQ1で予選順位を確定させたのは16番手から順にノリス(マクラーレン)、アルボン(トロ・ロッソ)、ラッセル、クビサが19番手だ。

15番手でQ2に進んだクビアト(トロ・ロッソ)とノックアウトされたノリスはわずか0.055秒のギャップしかなく、9番手タイムを刻んだグロージャン(ハースF1)と比べても0.187秒差と大混戦のQ1となった。

Q1でルクレールのタイムを上回るドライバーは現れず、フェルスタッペンも2番手をキープ、ハミルトン、ガスリー(レッドブル)、ライコネンがトップ5に名を連ねている。

Q2はミディアムタイヤを履いたメルセデスコンビが先陣を切り、同様にミディアムを選んだルクレールがすぐ後を追いかけた。先にアタックラップに入ったハミルトンが1分12秒149をたたき出し、ボッタスも1分12秒487をマークしてメルセデスが1-2態勢を築く。ソフトタイヤではルクレールに引き離されていたメルセデスだが、ミディアムタイヤでは好ペースを発揮している。それでも、ルクレールがハミルトンに0.195秒差で2番手に飛び込み、ソフトタイヤを履いたガスリーが3番手、ボッタスは4番手に下がった。

フェラーリやメルセデスより遅れて動き出したフェルスタッペンもミディアムタイヤでガレージを後にしたものの、アウトラップを終えた直後にパワーロスを訴えて緊急ピットイン。この時点で残り時間は7分強だったが、数分後にはフェルスタッペンが再びコースに姿を見せ、アウトラップでマシンの状態を確認してからソフトタイヤでアタックラップを開始している。理想的なタイヤ戦略を断念せざるを得ない中でも4番手タイムを記録したが、ステアリングを握るフェルスタッペンは思うように走れなかったようだ。

混戦の中団グループのバトルはQ2で一層の激しさを見せ、0.01秒のギャップで11番手に終わったジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)ほか、マグヌッセン(ハースF1)、リカルド(ルノー)、クビアト、ラストロール(レーシング・ポイント)がQ2敗退となった。

8番手でQ3進出を決めたルノーのヒュルケンベルグと、13番手だった相棒のリカルドのタイムはわずか0.33秒しか違っておらず、この差に6台がひしめき合っている。

トップ10入りを決めたドライバーたちが次の走行準備を進める一方、ルクレールのフェラーリガレージではメカニックたちが慌ただしく作業しており、不穏な空気がただよっていた。ルクレールの問題はこの時点で判明していなかったが、フェラーリはベッテルを襲ったトラブルがターボへのエアフローに関するものだったと明かした。

その間に始まったQ3はソフトタイヤを装着したメルセデスコンビをはじめ、フェルスタッペンやガスリーらも早々に動き出し、順にアタックラップに入っていく。ハミルトンが1分11秒767をたたき出した頃、予選中の修復がかなわないと判明したフェラーリマシンからルクレールが離脱、セッションを終えることになった。

Q3序盤は6台がタイムを残し、ハミルトン、フェルスタッペン、ボッタス、ガスリー、グロージャン、サインツの順でタイムシートに名前を刻んだ。

フェラーリ不在の状況で迎えたラストアタックではボッタスとガスリーが自己ベストを更新するもポジションを上げられず、タイムを伸ばせなかったもののハミルトンがポールポジションを手に入れ、フェルスタッペンがフロントローを確保している。ボッタスは0.016秒足りずに3番手となり、ガスリーに次いでライコネンが5番手、グロージャン、サインツ、ペレス(レーシング・ポイント)、ヒュルケンベルグが9番手、Q3では一度もコースに出られなかったルクレールが予選10番手となった。

レッドブル・ホンダは、フェルスタッペンが2番手のフロントロー、ガスリーが4番手で2列目。メルセデス勢のミディアムタイヤに対して、レッドブル・ホンダはソフトタイヤで決勝スタートしますが、どちらが有利か楽しみですね!



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ドイツGP-金曜フリー走行

2019-07-27 08:44:26 | F1レース
2019年FIA F1世界選手権第11戦ドイツGPが幕を開けた26日(金)、F1サーカスはホッケンハイムリンクで金曜フリー走行2回目のセッションに臨み、フェラーリのルクレールがトップに立った。



ピレリのC2からC4のドライタイヤが用意されたホッケンハイムの週末、最初のフリー走行ではフェラーリのベッテルがトップタイムを刻み、相棒のルクレールが2番手に続いてフェラーリが好スタートを決めている。

快晴のホッケンハイムにて気温37℃、路面温度50.8℃、湿度25%のドライコンディションで始まった2回目のセッションはマクラーレンのノリスが先頭でコースに向かい、ハースF1のマグヌッセンとグロージャンが続いた。システムチェックを終えてもコースにとどまった3人は順にタイム計測をスタートさせ、ミディアムタイヤを履いていたマグヌッセンが1分16秒214を刻んでトップに立っている。他の2人はハードタイヤで周回しており、ノリスが0.193秒遅れ、グロージャンは0.5秒差のタイムを残した。

他の陣営も加わってにぎやかになったコース上ではミディアムもしくはハードのコンパウンドを試すドライバーたちが周回を重ね、序盤15分の時点ではハードタイヤで1分14秒569をマークしたルクレールがトップだった。

遅れて始動したメルセデスのハミルトンがミディアムタイヤでルクレールのタイムを上回るも、ハードの評価を担当したボッタスはチームメイトに0.3秒遅れて3番手だったが、次のアタックでハミルトンのタイムに近づき、2番手に上がっている。最後にガレージを出発したレッドブルのフェルスタッペンもミディアムを履いてコースに向かい、1分14秒740を記録して4番手に飛び込んだ。

ホッケンハイムには全チームがソフトタイヤを多めに選択してきたものの、路面温度が高く、レースを想定した作業が中心だったセッション序盤は柔らかいコンパウンドが登場することはなかった。

それでも、開始から30分が経過するとグロージャンがソフトタイヤに切り替え、1分14秒179をマークして2番手に浮上。他にもソフトを投入する陣営が増えて次第にタイムシートのオーダーも入れ替わっていった。

上位勢がソフトタイヤでクイックラップを走った後は1分13秒449をたたき出したルクレールを先頭に、ベッテル、ハミルトン、ボッタス、5番手にフェルスタッペンがつけるも、相棒のガスリーは大きく遅れて15番手にとどまっている。レッドブル勢はガスリーがしばらくガレージから出てこられず、フェルスタッペンも予選シミュレーションに入ろうかというところで何か違和感があったのか、いったんピットに引き上げる場面があった。それでも、フェルスタッペンの方はすぐにまたコースに戻り、ガスリーも合流できている。

ただ、そのガスリーは残り時間が少なくなる中、最終コーナーでクラッシュを喫してしまい、セッションは赤旗が振られて中断した。ガスリー自身にケガはなかったようだが、マシンは激しくダメージを受けており、回収トラックに載せられてコース外に出されている。

残り時間9分となってセッションが再開され、少ない時間ながらほとんどのドライバーがコースに入って初日最後の調整作業に励んだ。

最終的にトップでセッションを締めくくったのはルクレールで、0.124秒差でベッテルが2番手に続き、オーダーは入れ替わったものの、フェラーリが両セッションを通して1-2を達成している。3番手にハミルトン、ボッタスが4番手、トップ5にフェルスタッペンが並んだ。

トロ・ロッソのクビアトは12番手、アルボンが14番手となり、クラッシュしたガスリーは19周を走って15番手に終わった。

ヨーロッパを襲っている猛暑のため、タイヤマネジメントに全車かなり苦労しているようですが、予選、決勝では涼しくなるようなので、どうなるかホンダPU勢に期待したいですね!


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夏は冷やし中華!

2019-07-21 19:45:50 | 料理
1年ぶりに冷やし中華を作ってみました。



やはり、夏は冷やし中華ですね!





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イギリスGP-決勝

2019-07-15 09:01:31 | F1レース
1950年に初めてのF1グランプリが開催された場所であり、これまでに数多くの名勝負を生み出してきたシルバーストーン・サーキットで14日(日)、2019年FIA F1世界選手権第10戦イギリスGP決勝レースが開催され、メルセデスのハミルトンが母国グランプリ優勝を飾った。



メルセデス勢に加えてフェラーリやレッドブルも接近したタイムをたたき出した予選では、ボッタスが僚友ハミルトンを0.006秒上回ってポールポジションを獲得。ハミルトンに次ぐ3番手となったルクレール(フェラーリ)もボッタスとは0.079秒しか離れておらず、それにレッドブルの2台が続いた。

ピレリがC1からC3のコンパウンドを用意したシルバーストーンの一戦はレース用タイヤとしてハードにあたるC1もしくはミディアムのC2を使うことが義務付けられている。

フリー走行では新たに舗装された路面への順応も課題となった全長5.891kmを誇るシルバーストーン・サーキットの決勝レースは52周で争われ、雲が多いものの太陽も顔を出す中、気温18.4℃、路面温度30.3℃、湿度65.6%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まった。シグナル消灯と同時に各車が一斉にグリッドを離れ、リードを守ったボッタスの後ろにぴたりとつけるハミルトンとルクレール、フェルスタッペン(レッドブル)の順でオープニングラップを終えたが、相棒のガスリーはグリッドを離れる際に出遅れてしまったようで、ベッテル(フェラーリ)に抜かれて6番手に下がっている。

スタートでともにパンクチャーに見舞われたハースF1の2台が2周目に入るタイミングでダブルストップを敢行。グロージャンが先にハードタイヤに履き替え、マグヌッセンも同じタイヤコンパウンドに交換して最後尾で隊列に戻った。

先頭集団ではなかなかペースが上がらない様子のボッタスは必死にハミルトンを封じ込めようとするが、相棒のトウを得ながらサイド・バイ・サイドに持ち込んだハミルトンがいったんはリードを奪う。しかしながら、相棒を先行させつつも同様にトウを生かしたボッタスが抜き返し、再びボッタス、ハミルトンの順でメルセデスが1-2態勢を整えた。4周目のメルセデス同士の好バトルに詰めかけたファンも大歓声を上げて声援を送っている。

数周を走ってようやく波に乗ってきた様子のボッタスがハミルトンのプレッシャーを受けながらもペースを上げていき、オープニングラップのハプニングで大きく出遅れたハースF1勢の背中をとらえる。ただ、ボッタスが接近していた最後尾のマグヌッセンは7周目の終わりにピットインし、そのままマシンを止めてレースを終えた。さらにグロージャンもほどなくしてガレージにマシンを入れることとなった。

ボッタスとハミルトンが変わらず1秒差以内の接近戦を繰り広げる一方で、3番手を走っていたルクレールはトップ2から徐々に遅れていき、11周目にはギャップが5秒以上に広がった。そこにルクレールよりも好ペースだったフェルスタッペンが接近、さらにはベッテルとガスリーも加わってフェラーリ対レッドブルの激しいバトルが展開される。

ルクレールはフェルスタッペンの攻撃を防いでポジションを死守するも、ベッテルはガスリーにインを突かれて先行を許したが、ペースに大きな差がない中でトラフィックを抜け出そうとレッドブルが動き、まずはガスリーをピットに呼び入れてハードタイヤに交換。次のラップにはルクレールとフェルスタッペンが同時ピットインし、ともにミディアムタイヤに履き替えてピットボックスを離れたが、ピットレーンでサイド・バイ・サイドとなり、わずかにノーズが前に出ていたフェルスタッペンが4番手の位置でコースに復帰している。

しかしながら、逆転を許してしまったルクレールはレッドブルマシンの背中にピタリとくっつき、グリップがなかったというフェルスタッペンがワイドにふくらんだスキに逆襲、ポジションを取り戻してフェルスタッペンの頭を抑えた。とはいえ、好タイムを刻むフェルスタッペンがあきらめるわけはなく、オーバーテイクの機会が見込めるあらゆるポイントで攻撃を仕掛け続けていく。

16周を走り終えてピットに向かったボッタスは第2スティントにもミディアムを選択。それぞれのチームメイトと異なるピット戦略を採用したハミルトンとベッテルはピットに戻ることなくステイアウトしている。

ただ、20周目にアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがスピンを喫してグラベルに乗り上げ、なんとかコースに戻ろうとするも身動きが取れず、マシンがスタックしてしまったため、黄旗からバーチャルセーフティカーに変わった後、セーフティカーが出動する事態に至った。

これを受けてラップリーダーだったハミルトンがピットに飛び込み、ハードタイヤに履き替えてコース復帰するも、2番手にいたベッテルは1周遅れてタイヤ交換に臨んでいる。コース上でバトルを繰り広げていたフェルスタッペンもセーフティカーが入ったタイミングで2回目のピットストップを完了し、ミディアムからハードに履き替えた。フェラーリはここでも後手に回り、フェルスタッペンが隊列に戻ったあとでルクレールのタイヤをミディアムからハードに交換している。

セーフティカー先導の下、トップ6のオーダーはハミルトン、ボッタス、ベッテル、ガスリー、フェルスタッペン、ルクレールに変わり、7番手にはマクラーレンのサインツがつけ、すぐ後ろに僚友ランド・ノリス、アルボン(トロ・ロッソ)が9番手、ルノーのヒュルケンベルグが10番手のポイント圏内につけていた。

23周目の終わりにセーフティカーが解除されると、リスタートでチームメイトの前に出ようと接近していたフェルスタッペンはガスリーに近づきすぎてしまい、ロックアップしてタイヤスモークを上げながらも、ルクレールに対してはポジションを守っている。ガスリーを巻き込んだフェルスタッペンとルクレールのバトルはリスタート後も継続され、今度はルクレールがサイド・バイ・サイドに持ち込んでいくが、そのたびにフェルスタッペンが踏ん張ってポジションを渡さない。

一度、並んで進入したコーナーで2台がわずかに接触し、アウト側にいたフェルスタッペンがワイドにふくらむシーンがあったが、コースに戻ったフェルスタッペンが5番手をキープして次なるバトルに備えることになった。しかし、ルクレールは無線でレッドブルマシンと接触した左側にダメージがある可能性を伝えており、フェルスタッペンから1秒以上の距離を置いてひとまず様子を見ることに。

その間、レッドブル勢のポジションが入れ替わり、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが5番手に下がる。フェルスタッペンに引き離されたくないルクレールはガスリーとのギャップを縮めてDRSゾーンを確保するも、タイヤをケアする必要もあり、あまり無理ができない状況だった。それでも、36周目にチャンスを見いだしたルクレールがオーバーテイクを成功させて5番手に上がる。ガスリーも反撃したものの、ルクレールからポジションを奪い返すことはできなかった。

先頭のハミルトンがボッタスに2秒のリードを築いて快走する一方、メルセデス勢から9秒以上遅れていたベッテルはフェルスタッペンの接近を許す。フェルスタッペンは無線でチームにマシンの違和感を訴えていたものの、38周目にはほとんど抵抗できなかったベッテルをストウコーナーで料理。ところが、フェルスタッペンがさらに前を目指そうとした矢先、アウトブレーキしようとしたのか、ベッテルがレッドブルマシンのリアに追突してしまった。

勢いで2台ともコースを飛び出したが、ランオフエリアで止まったベッテルはすぐさまコースに戻り、一方のフェルスタッペンもグラベルに乗り上げながらもエスケープロードにたどり着き、無事にコース復帰を果たしている。ベッテルは明らかにフロントウイングにダメージを受けており、フェルスタッペンも少なからず接触の影響があると思われたが、5番手の位置を守ったまま走り続けた。

ペースダウンを強いられてポジションを落としたベッテルは緊急ピットインでノーズを交換、ミディアムタイヤに履き替えて17番手――この時点での最後尾――で隊列に加わったが、その後、フェルスタッペンとの接触の責任を問われて10秒のタイムペナルティを科せられている。ベッテルは以降にピットストップを行っておらず、ペナルティはレースタイムに加算されることになった。

インシデントが起きるまではフェルスタッペンの猛チャージを警戒していたメルセデスだが、3番手に上がったルクレールとは22秒以上のギャップがあったため、最後にタイヤを履き替えさせてファステストラップを狙おうと動く。しかし、ハミルトンはピットウオールの指示に従わずにステイアウトし、次のラップ、46周目にボッタスがソフトタイヤに交換したにもかかわらず、ハミルトンはその後もピットに入ろうとしない。ボッタスとのギャップを踏まえてリスクを冒す必要がないと判断したのか、ハミルトンは1ストップでチェッカーを目指すことにしたようだ。

結局、ハミルトンはハードタイヤのままファイナルラップを迎えた上、1分27秒369のファステストラップまで刻んでトップチェッカーを受けた。ボッタスが2位でゴールし、ルクレールが3位表彰台に上っている。

4位にガスリー、ベッテルとの接触があったにもかかわらずフェルスタッペンは5位入賞を果たし、その他、サインツ、リカルド(ルノー)、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)、クビアト(トロ・ロッソ)、ヒュルケンベルグがポイントを獲得した。

最終ラップまでポイント圏内につけていたアルボンはタイヤが苦しかったようで、ヒュルケンベルグに加えてノリスにも追い抜かれてしまい、12位完走にとどまっている。

ベッテルは15位でゴールし、16位だったクビサ(ウィリアムズ)と10秒以上のギャップがあったため、ペナルティを適用しても15位完走で変わらない。

ルクレールと好バトルを展開したフェルスタッペンでしたが、38週目にベッテルに追突され、スピンを喫しグラベルに乗り上げながらもコースに復帰、5位で完走、ガスリーは4位入賞、トロ・ロッソ・ホンダのクビアトは17番手から9位入賞、アルボンはPUの問題で2回目のピットインが出来ずに、レースが終わる2周前にタイヤが終ってしまい、残念ながら12位と入賞できませんでした。
しかし、ホンダPUのレベルが上がってきたため、レースが面白くなってきましたね。
次回ドイツGPも楽しみですね!



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