バーレーン・インターナショナル・サーキットにて30日(土)、2019年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGP予選が行われ、フェラーリのルクレールがキャリア初となるポールポジションを獲得した。
事前に行われた3回のフリー走行はすべてのセッションでフェラーリドライバーがトップタイムを記録しており、初回と土曜日のフリー走行ではルクレールが、金曜後半のセッションはベッテルが最速タイムを刻んでいる。
今週末、ピレリは最も硬い組み合わせとなるC1からC3のコンパウンドを用意し、C1がハード、C2がミディアム、C3がソフトタイヤだ。予選Q3用タイヤにはC3が指定され、予選トップ10に入ったドライバーはQ2で自己ベストタイムを記録したタイヤセットでレースをスタートしなければならない(雨天時を除く)。
気温25.1℃、路面温度29.6℃、湿度54.5%のドライコンディションで迎えたQ1は開始と同時にトロ・ロッソのアルボンが出陣し、ウィリアムズのラッセルとクビサがあとに続いた。クビサは2周を走ってタイムを残すことなくピットに引き上げたが、ほかの2人はアタックラップに入っている。
上位勢も含めて全車がコースに出そろうと、一部ではトラフィックが発生し、スペースの見いだしに苦戦するドライバーの姿もあった。
全員のアタックが完了した時点でタイムシート最上位につけていたのはルクレール。1分28秒495を刻み、2番手に控えるベッテルに対して0.238秒のリードを築いた。3番手にはボッタスが入ったものの、ルクレールには1秒以上遅れている。4番手に並んだサインツ(マクラーレン)と5番手のマグヌッセン(ハースF1)、6番手フェルスタッペン(レッドブル)はボッタスと0.1秒差もなく、超接近戦の展開を予感させた。
マシンが少なくなったコース上で再びクイックラップに臨んだハミルトンがペースアップに成功するもポジションは3番手止まり。ルクレールには0.767秒届かなかった。
トップ3ドライバーに加えてボッタスやサインツ、マグヌッセン、フェルスタッペン、さらにハースF1のグロージャンがガレージで戦況を見守る中、Q1最後のアタックに臨んだドライバーたちは次々にタイムを更新していき、ノックアウトゾーンの顔ぶれが入れ代わり立ち代わり変化していった。
最終的にQ1で予選を終えることになったのは16番手だったジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、ストロール(レーシング・ポイント)、・ラッセルとクビサのウィリアムズ勢だ。
Q1のトップタイムはルクレールが残した1分28秒495だった。
15分間で争われたQ2はボッタスが先頭でコースに向かい、それをきっかけに他の陣営も動き出す。ハミルトンも加わり、メルセデスの2台が1分29秒台に入れて速さを見せるも、あとからコントロールラインを通過したルクレールがさらにスピードを引き出しており、1分28秒フラットをたたき出してトップに躍り出た。ただ、ベッテルは思うようにラップをまとめられず、チームメイトに1.1秒以上遅れて6番手にとどまっている。
トップ5にはルクレール、ハミルトン、ボッタス、マグヌッセン、フェルスタッペンが並び、12番手につけていたガスリーは相棒のフェルスタッペンに0.383秒差しか話されていないが、タイムが全体的に接近していることから、コンマ数秒がポジションに大きく影響する。
Q2終盤はルクレールとハミルトンのトップ2がガレージでの待機を選択し、ノックアウトゾーンの13番手にいたクビアトはトラブルに見舞われたようでコースに出られなかった。
ベッテルは最後のランで1分28秒356を刻み、ルクレールにはそれでも0.3秒遅れていたが2番手に浮上。
11番手以下でQ2敗退となったのはリカルド(ルノー)、アルボン、ガスリー(レッドブル)、ペレス(レーシング・ポイント)、終盤のアタックがかなわなかったクビアトだった。
10番手でQ3進出を果たしたアルファロメオ・レーシングのライコネンから13番手ガスリーまではわずか0.055秒のギャップしかない。6番手でQ2を突破したサインツと比べても、ガスリーまで0.5秒差以内のタイムを残しており、中団グループの接戦ぶりがうかがえる。
ポールシッターを決するQ3はマクラーレンを駆るノリスがガレージを離れ、チームメイトのサインツとハースF1勢が合流した。フェルスタッペンとベッテルの2人がタイミングをずらし、序盤は8人がタイムアタックに臨んでいる。
暫定ポールタイムを刻んだのはルクレールで、1分27秒958をたたき出しており、0.232秒差でハミルトンが2番手、ボッタス、マグヌッセン、サインツ、グロージャン、ノリス、ライコネンが8番手だった。
ベッテルとフェルスタッペンも加わったラストランではほぼすべてのドライバーが自己ベストを更新する中、ハミルトンはペースが上がらず、ボッタスもわずかな改善にとどまった。
ベッテルが1分28秒台に終わった後、ルクレールがラストアタックでも好パフォーマンスを披露してタイムを縮め、1分27秒866でポールポジションを獲得。ベッテルがフロントローを確保し、フェラーリが1列目を独占している。
3番手と4番手にハミルトンとボッタスが並び、フェルスタッペンが5番手、マグヌッセン、サインツ、グロージャン、ライコネン、ノリスが10番手だった。
フェラーリドライバーに就任してわずか2戦目、F1キャリア初のポールシッターに輝いたルクレールは、ベッテルが持つ史上最年少ポールポジション獲得の記録には届かなかったものの、史上2番目の若さでの達成となる。
レッドブル・ホンダ、トロ・ロッソ・ホンダ勢はフェルスタッペンがQ3進出し5番手を得ていますが、あとはQ2敗退、しかし、中断勢はラップタイムの差がわずかなため、面白いレースが期待されますね!
事前に行われた3回のフリー走行はすべてのセッションでフェラーリドライバーがトップタイムを記録しており、初回と土曜日のフリー走行ではルクレールが、金曜後半のセッションはベッテルが最速タイムを刻んでいる。
今週末、ピレリは最も硬い組み合わせとなるC1からC3のコンパウンドを用意し、C1がハード、C2がミディアム、C3がソフトタイヤだ。予選Q3用タイヤにはC3が指定され、予選トップ10に入ったドライバーはQ2で自己ベストタイムを記録したタイヤセットでレースをスタートしなければならない(雨天時を除く)。
気温25.1℃、路面温度29.6℃、湿度54.5%のドライコンディションで迎えたQ1は開始と同時にトロ・ロッソのアルボンが出陣し、ウィリアムズのラッセルとクビサがあとに続いた。クビサは2周を走ってタイムを残すことなくピットに引き上げたが、ほかの2人はアタックラップに入っている。
上位勢も含めて全車がコースに出そろうと、一部ではトラフィックが発生し、スペースの見いだしに苦戦するドライバーの姿もあった。
全員のアタックが完了した時点でタイムシート最上位につけていたのはルクレール。1分28秒495を刻み、2番手に控えるベッテルに対して0.238秒のリードを築いた。3番手にはボッタスが入ったものの、ルクレールには1秒以上遅れている。4番手に並んだサインツ(マクラーレン)と5番手のマグヌッセン(ハースF1)、6番手フェルスタッペン(レッドブル)はボッタスと0.1秒差もなく、超接近戦の展開を予感させた。
マシンが少なくなったコース上で再びクイックラップに臨んだハミルトンがペースアップに成功するもポジションは3番手止まり。ルクレールには0.767秒届かなかった。
トップ3ドライバーに加えてボッタスやサインツ、マグヌッセン、フェルスタッペン、さらにハースF1のグロージャンがガレージで戦況を見守る中、Q1最後のアタックに臨んだドライバーたちは次々にタイムを更新していき、ノックアウトゾーンの顔ぶれが入れ代わり立ち代わり変化していった。
最終的にQ1で予選を終えることになったのは16番手だったジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、ストロール(レーシング・ポイント)、・ラッセルとクビサのウィリアムズ勢だ。
Q1のトップタイムはルクレールが残した1分28秒495だった。
15分間で争われたQ2はボッタスが先頭でコースに向かい、それをきっかけに他の陣営も動き出す。ハミルトンも加わり、メルセデスの2台が1分29秒台に入れて速さを見せるも、あとからコントロールラインを通過したルクレールがさらにスピードを引き出しており、1分28秒フラットをたたき出してトップに躍り出た。ただ、ベッテルは思うようにラップをまとめられず、チームメイトに1.1秒以上遅れて6番手にとどまっている。
トップ5にはルクレール、ハミルトン、ボッタス、マグヌッセン、フェルスタッペンが並び、12番手につけていたガスリーは相棒のフェルスタッペンに0.383秒差しか話されていないが、タイムが全体的に接近していることから、コンマ数秒がポジションに大きく影響する。
Q2終盤はルクレールとハミルトンのトップ2がガレージでの待機を選択し、ノックアウトゾーンの13番手にいたクビアトはトラブルに見舞われたようでコースに出られなかった。
ベッテルは最後のランで1分28秒356を刻み、ルクレールにはそれでも0.3秒遅れていたが2番手に浮上。
11番手以下でQ2敗退となったのはリカルド(ルノー)、アルボン、ガスリー(レッドブル)、ペレス(レーシング・ポイント)、終盤のアタックがかなわなかったクビアトだった。
10番手でQ3進出を果たしたアルファロメオ・レーシングのライコネンから13番手ガスリーまではわずか0.055秒のギャップしかない。6番手でQ2を突破したサインツと比べても、ガスリーまで0.5秒差以内のタイムを残しており、中団グループの接戦ぶりがうかがえる。
ポールシッターを決するQ3はマクラーレンを駆るノリスがガレージを離れ、チームメイトのサインツとハースF1勢が合流した。フェルスタッペンとベッテルの2人がタイミングをずらし、序盤は8人がタイムアタックに臨んでいる。
暫定ポールタイムを刻んだのはルクレールで、1分27秒958をたたき出しており、0.232秒差でハミルトンが2番手、ボッタス、マグヌッセン、サインツ、グロージャン、ノリス、ライコネンが8番手だった。
ベッテルとフェルスタッペンも加わったラストランではほぼすべてのドライバーが自己ベストを更新する中、ハミルトンはペースが上がらず、ボッタスもわずかな改善にとどまった。
ベッテルが1分28秒台に終わった後、ルクレールがラストアタックでも好パフォーマンスを披露してタイムを縮め、1分27秒866でポールポジションを獲得。ベッテルがフロントローを確保し、フェラーリが1列目を独占している。
3番手と4番手にハミルトンとボッタスが並び、フェルスタッペンが5番手、マグヌッセン、サインツ、グロージャン、ライコネン、ノリスが10番手だった。
フェラーリドライバーに就任してわずか2戦目、F1キャリア初のポールシッターに輝いたルクレールは、ベッテルが持つ史上最年少ポールポジション獲得の記録には届かなかったものの、史上2番目の若さでの達成となる。
レッドブル・ホンダ、トロ・ロッソ・ホンダ勢はフェルスタッペンがQ3進出し5番手を得ていますが、あとはQ2敗退、しかし、中断勢はラップタイムの差がわずかなため、面白いレースが期待されますね!